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2014月10月29日更新

一度読むと忘れられない…トラウマになった漫画まとめ

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普通の漫画に飽きたのでトラウマになりそうなくらいディープな漫画が読みたいです。おすすめを教えてください。(大学4年生・男性)


秋も深まってまいりました。秋の夜長のお供に、漫画を選ぶ人も多いのではないでしょうか。

手に汗握る冒険活劇やほっこりするラブコメも良いのですが、
たまにはトラウマになるほどの「エグい作品」はいかがでしょうか。
ここではさまざまなジャンルから「トラウマになりそう」な漫画をピックアップしてみました。

 

地獄先生ぬ~べ~(真倉翔・ 岡野剛)



地獄先生ぬ~べ~

画像出典:Amazon
先日、関ジャニ∞丸山隆平主演のTVドラマがスタートし、何かと話題のこの作品。
「鬼の手」を持つ小学校教師(TVドラマ版では高校教師)鵺野鳴介(ぬ~べ~)が、
妖怪や怨霊から子供達を守るために闘う学園コメディです。

都市伝説としても有名な「赤いちゃんちゃんこ」「トイレの花子さん」「テケテケ」などのエピソードは、
おどろおどろしい描写も相まって幼少時のトラウマになっている人も多いのでは?
綿密な描き込みに加え、大ゴマやページの見開きを効果的に使った恐怖演出がまた見事です。
(全31巻)

 

闇金ウシジマくん(真鍋昌平)



闇金ウシジマくん

画像出典:Amazon
「ぬ~べ~」が怪奇系だとしたら、こちらは現実の人間関係・社会の闇を突きつけられる作品。
闇金融「カウカウファイナンス」を経営する丑嶋馨が主人公となっていますが、
各話は「カウカウファイナンス」に客として訪れるそれぞれの人物の視点で構成されています。
ギャンブル中毒、売春と性病、ワーキングプア、生活保護など、
社会の闇の中でもがき苦しむ人物の姿がリアルに描かれています。

平凡な生活のすぐそばに存在する、いつか自分が陥るかもしれない深い闇に背筋がぞっとすることでしょう。
(既刊31巻・連載中)

 

ちいさいひと 青葉児童相談所物語(夾竹桃ジン)



ちいさいひと

画像出典:Amazon
闇金にたかる大人の世界を描いた「ウシジマくん」に対し、子供をとりまく様々な「虐待」を描いた作品です。
児童相談所に勤める主人公相川健太は、幼少時母親から酷い虐待を受けていました。
彼は昔の自分のように、苦しむ子供を救うため奮闘します。

暴力、ネグレクトなどの虐待に傷つく子供達の様子は見るに耐えませんが、
現実に存在する大きな問題を真摯に描いた作品として、多くの人に読んでもらいたい作品でもあります。
(全6巻)

 

おやすみプンプン(浅野いにお)



おやすみプンプン

出典:Amazon
緻密な絵柄と独特のシュールな描写で、平凡な少年「小野寺プンプン」の波乱の半生を描いた作品。
ごくごく普通の小学生だった主人公は、成長とともにどろどろとした劣等感・虚無感を内に抱えるようになります。
主人公が高校を卒業してからの暗いエピソードは、同じ年頃の若者なら誰しも身に覚えのあるもの。

結末は、作者自身が連載終了後のインタビューで「一番みじめでイヤな終わり方」と述べたほどの後味の悪さ。
そのモヤモヤとした後味の悪さこそがこの作品最大の魅力と言えるでしょう。
(全13巻)

 

ブラッドハーレーの馬車(沙村広明)



ブラッドハーレーの馬車

画像出典:Amazon
前の4作品はいずれも現代社会が舞台でしたが、ここからはいわゆるファンタジー要素の強い作品をいくつか。
貴族院議員ブラッドハーレー公爵は、自らが所有する歌劇団の団員として各地から孤児となった少女を集めます。
しかしその実態は、囚人の暴動を抑えるため、少女達を囚人達の性的・破壊的欲求のはけ口にするという
おぞましいものでした。

ほぼ全話にわたって少女が酷い暴虐の餌食となり、またそれを救おうとする数少ない人物にも悲劇が訪れます。
巧妙な伏線や息を呑むオチなど、漫画としての面白さは勿論ですが、
描写の痛々しさ、読後の憂鬱感も折り紙つきです。
(全1巻)

 

ミノタウロスの皿 藤子・F・不二雄異色短編集(藤子・F・不二雄)



ミノタウロスの皿

画像出典:Amazon
「ドラえもん」を筆頭に子供に夢を与える作品を数多く世に送り出している藤子・F・不二雄先生ですが、
実はSFや怪奇短編の中には相当エグい作品が多いことでも知られています。
(コンビを組んでいた藤子不二雄Ⓐ先生も「笑ゥせぇるすまん」などなかなかエグい作品を描かれていますね)

表題の「ミノタウロスの皿」は、主人公が漂着した惑星での話。そこで人類そっくりの家畜の少女と出会います。
美味しい肉になることこそが名誉だと教育された少女は、自ら進んで活け作りになることを選びます…。
(全3巻)

 

火の鳥(手塚治虫)



火の鳥

画像出典:Amazon
最後を飾るのは、日本の漫画界にその名を残す手塚治虫先生の作品。
古代から未来まで、「生命」を見守る火の鳥とさまざまな人物のエピソードが描かれています。
哲学的ですらある名作ですが、その中でも「未来編」「宇宙編」にトラウマを植えつけられた人が多いようです。

筆者は個人的に「太陽編」で主人公のハリマが生きたまま顔の皮を剥がれ、
狼の生皮を被せられたために狼の顔を持つようになったシーンがトラウマです…。
手塚治虫先生の作品には他にも、「きりひと賛歌」「妖子」などトラウマ必至の作品が多いので要チェックです。
(全13巻)

 

以上7作品を挙げてみましたが、読んでみたくなった作品はありましたか?

トラウマになるとわかっていても読んでみたくなる、読み返したくなる、
いずれも漫画として秀逸な作品ばかりです。
是非ご一読ください。

2014年10月29日

written

by 前田涼


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