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2015月4月19日更新

日本人なら知っておきたい初詣の意味・由来まとめ

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初詣ってだいたいいつごろから行われているんでしょうか。
ふと気になったので、初詣の意味や由来について教えてください。(大学1年生・男性)


新年になったら神社や寺院へ参拝に行き、新年を平穏無事に過ごせるよう神様に祈る儀式・初詣。

これが共通認識のように思われますが、実は初詣にはもっと深い意味や由来があるってご存知でしょうか?

そこで今回は、日本人なら知っておきたい初詣の意味・由来をまとめてみました。


画像出典:北野天満宮

 

初詣の意味



いつからいつまでが初詣?



初詣とは、新年になったら寺院や神社へ参拝し、新年も無事に過ごせるよう神様に祈る儀式です。

一般的には、正月三が日に参拝することを初詣としていますが、1月中の参拝も初詣とする考え方もあります。

しかし、厳密には年明け最初の参拝を初詣というため、特に規定された時期というものはありません。

極端な話をすると、その年初めての参拝が12月なら、12月に初詣をした、ということになるのです。

 

初詣の対象は神社だけ?



初詣の対象は、一般的には神社だけだと思われがちですが、神社・寺院のいずれでもかまわないとされています。

明治時代初期に神仏分離が行われる前までは、神仏習合と呼ばれる、神道、仏教、祖霊信仰全てが一緒になった宗教が一般的だったからです。

つまり、初詣に限らず、寺社への参詣に神道・仏教の区別は無いとされていたことの名残というわけですね。

 

初詣の由来



初詣の原形・年籠り



元々は「年籠り」(としこもり)と言い、家族が新年を平安に過ごせるよう祈願するために、

家長が大晦日の夜から元日の朝にかけて氏神の社に籠る習慣があったのが初詣の始まりとされています。

しかし時代を経るにつれて、年籠りという習慣は大晦日の夜に行われる「除夜詣」と、元日の朝に行われる「元日詣」の二つの行事へと分割されるようになりました。

そしてこの「元日詣」が、今日の初詣の原形となるわけです。

 

恵方参りから初詣へ



江戸時代末期までは、毎年1月1日にその年の歳徳神がいると言われる恵方の方角へ、参拝し祈願する「恵方参り」という習慣が一般的でした。

しかし明治維新以降、日本の文化は大きく変わり、この「恵方参り」という参拝方法は次第に埋没していきます。

 

原因は鉄道会社?



「恵方参り」が消滅する原因となったのは、異文化交流の中で生まれた数々の鉄道会社でした。

競合する鉄道会社間では、正月の参詣客を誘引するために、激しい宣伝合戦とサービス競争が行われました。

本来なら恵方の方向ではない神社仏閣でさえも、自社沿線であれば「今年の恵方」などと世間に伝え始めたのです。

こうしててんでんばらばらの恵方が飛び交うことで、恵方の意味の重要性が無くなり、恵方詣りではなく有名な神社仏閣を参拝するようになりました。

これが明治中期に習慣化し、今日の初詣の形式となるわけですから、それほど昔ではないんですね。

 

いかがでしたか?

毎年当たり前のように行っている初詣ですが、意味や由来など、意外と知らないことが多かったのではないでしょうか。

正しい知識を身につけて、今から来年の初詣に備えておきましょう。

意味や由来を知っていると、毎年恒例の初詣をまた違った角度から楽しむことができますよ。

また、友達や家族に教えてあげるのも、会話が盛り上がっていいですね。

2015年4月19日

written

by ひろまさ


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