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2015月4月24日更新

学生の知らない企業のリアル No.003

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Q. 面接対策や、ESの書き方については数多くの書籍が出版されていますよね。みんながそういった本を読んで就活にのぞんでいるとすれば、当然、面接での返答がかぶったりすると思うのですが、実際どうなのでしょうか?(大学3年生・男性)




 

第3回『今すぐ就活マニュアルを捨てなさい』



今回は、マニュアル化する就職活動対策の弊害について書きたいと思います。この種のコラムは最近よく拝見しますが、今回もあくまで採用担当者の声をベースにお伝えしていきます。

採用担当者は“知っている”



まず、採用担当者、面接官は既にエントリーシートの書き方についてのマニュアル本(サイト)やテンプレートの存在を知っています。面接についても同様です。仮にあなたがこのようなマニュアル、テンプレートを参考にしてエントリーシートを書き、それを採用担当の方が読んだならばすぐに見破ることができると思っておいてください。

なぜかって?よく考えてみてください。

一人で数千のエントリーシートを熟読(何回か読む人もいらっしゃいます)し、毎日数十名の面接を行ってきた百戦錬磨な人達ですよ。

 

マニュアルを元に小手先勝負しているエントリーシートや面接はすぐにわかっちゃいます。たまに「就活は言ったもの勝ち」のような発言をする学生を見ますが、そんなこと決してないと思います。仮に上手くそれで通過して内定が出たとしても入ってから苦労するのはその学生の方だと思いますよ。

 

企業もみなさんが早期離職しないように、ミスマッチが出ないように真剣にみなさんと向き合おうとしています。このことを軽んじている方に未だかつて出会ったことがありません。この点は、前提として知っておいてほしいと思います。

真剣勝負には真剣勝負で臨んでほしいと思います。

 

“みんな同じ”だからおもしろくない



彼らは言います―

 

「一次面接で志望動機を聞きます。1日十数名。みんな口裏あわせでもしているのではないかと思うぐらい“同じようなこと”を話します。印象に残るのは1名いるかいないか。最近はその傾向がますます強くなっていると感じます。」

 

なぜ同じになってしまうかわかりますか?画一的なマニュアルの存在や指導が背景にはあるわけですが、この場合だと“見ている情報”と“解釈の仕方”に問題があると考えられます。

みな大抵は同じ情報の、表面的なところだけを見て志望動機を考えています

 

自分なりの解釈、たとえば「なぜこの会社は100年以上も続いているのだろう?」とか「これからどのような方向に進もうとしているのだろう?」とか「その中(未来)に自分がやりたいことができるチャンスはあるのだろうか?」とあれこれ考えるということが不足しているため、みな同じような状態、キーワードをつなぎ合わせたような内容になってしまっているのです。

 

自己PRも同じです。適正検査か何かわかりませんが、「リーダーシップがあります」とか「周囲に気を配ることができます」とかありきたりな言葉で自分を表現している学生を非常に多く見受けられます。

「○○力があります」という能力PRタイプもよく見受けられますが、こういったビッグワードに頼るのは辞めた方が身のためです。あなたの20数年をたった一言、下手したら別の意味で捉えられるようなビッグワードで語っていいのですか?他の人も言ってそうな言葉で語って違いは出せると思いますか?

 

企業が知りたいのはもっと本質的な部分



企業側が知りたいのは、皆さんのもっと深い部分です。社会人基礎力で表されているような能力は必要ですが能力の有無を自己PRで知りたいわけではありません(そこは別の形でチェックしています)。

 

別の方のお話ですー

「用意してきたことを最初語ってもらうようにしています。実はその内容についてはあまり重視していません。だいたい何を話すか想像が
つくからです。全部出し切ってからが本番。整えられた表面的な話は聴きたくない。聴きたいのはもっと深い話なんですよね。」

 

先ほどの話とつながりますが、要は知りたいのはもっと深い部分“この学生はどのような人なのか”なのです。考え方や価値観、生き方が自社に合うかを考えるの判断材料を必要としています。例えば以下のような話は多くの採用担当の方がおっしゃっています。

 

「大学の就活講座などでは“大学時代に頑張ったことをしっかり書きましょう(語りましょう)”という指導が一般的です。でも大学時代の取ってつけたようなアルバイトの話や短期留学の話はそれほど聴きたくありません。むしろ、小学校から大学までの20年間で、どのような経験を積み、何を考え、どう行動してきたのかを聞きたいのです。余程、その方がその人の本質を捉えることにつながります」

 

就職活動支援が大学内でも普及しています。それにより、間違いなく学生の面接技術は高くなっていると思います。

 

ただ一方で、画一的になってしまい、個性が薄まってしまってきているのが実態です。昔は、個性豊かなスーツが流行った時期もあったそうですが、今やみんな黒色のスーツをビシッときめています。因みに私はブレザーにミズノ社製のマネージャーバックで面接に行き、内定をいただいた経験がありますが、めっきりそういった学生は少なくなったと採用担当者は言います。

よく学生にお伝えするのですが、最終面接では人柄やスキルや経験ではなく、志望度の高さを判断基準に決める企業が多いようです。既に人柄やスキル、経験値はばっちりな人が最終に残っているからです。企業としては全員採用してもいい、でも計画、予算があるから選ばないといけません。最後の最後は、本気がどれだけ伝わるかなのです。

 

来年の4月、ある企業の最終面接を迎えたあなた自身を想像してください。そのときに、誰かのマニュアルに従った志望動機で戦いますか?それとも他の誰にも語れない、あなただけの志望動機で戦いますか?

私は後者であってほしい。そういう準備を今からしてほしいと思います。
どうやって準備したらいいの?って思いましたよね。

お伝えするのは簡単です。でも大事なのは自分でまず考えることです。あなただけの志望動機を見つけるために今から何ができそうですか?まずはそこから是非とも考えてみてください。

 

(つづく)

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2015年4月24日

written

by nobuaki-tanaka


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