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2014月11月21日更新

日本ではチキンだけど…?欧米のクリスマスで七面鳥を食べる理由

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素朴な疑問なのですが、日本ではクリスマスにチキンを食べますが、なぜ欧米では七面鳥を食べるのでしょうか?(大学4年生。男性)


七面鳥

はじめに



皆さん、もうすぐクリスマスになりますね。
ケーキの予約等はお済みでしょうか?

クリスマスに食べるものといえば、ケーキ以外にもチキンを思い浮かべると思います。
某チキンチェーン店で毎年買ってらっしゃる方もいらっしゃるのでは?

このように日本ではチキンで済ませていますけれども、
欧米、特にアメリカの方だと七面鳥……ターキーを食べますよね。しかも丸焼きにして。
こちらよりも豪勢ですよね。

なぜ七面鳥なのか、その理由をご存知ですか?
今回は、「欧米で七面鳥が食べられる理由」について、説明していきたいと思います。

 

七面鳥を食べる理由



クリスマスに食べるくらいだから、宗教的な理由があるんだろう、と思うでしょう。
私も調べる前はそう思っていました。

しかし、宗教は関係ありませんでした。
実際は、昔の家畜事情だったのです。

実は、もともと欧米ではクリスマスにガチョウを食べていました。
なぜ鶏でないかというと、メスは卵を産むので生かしておいたほうがいいし、
オスの場合、あちらの人にとっては肉が固くて食べづらいのです。

牛も雌鶏と同じ理由で生かされていました。
豚は日常的に食べているのでクリスマスという特別な日には向かない。

そこで、ガチョウを食べていたわけなのですが、
それよりも大きくて世話がしやすく、何より安いモノが見つかりました。

それが、七面鳥だった、というわけです。
ちなみに、鶏の肉よりさっぱりした味わいだそうですよ。

丸焼きにするだけではなく、ライスなどを詰めて食べたりもします。
本当に豪華なクリスマスディナーですね。

なお、昔のアメリカにおいてターキーは「施すもの」だったようで、
貧しいイメージがあったのだとか。ちょっと意外ですね。
だから裕福な家では牛肉を食べていたのです。

 

じゃあ、なんで日本ではチキンなの?



では、どうして日本では鶏肉なんでしょうか。

その理由のひとつは、入手の困難さ。
もう一つは、丸焼きにするオーブンがないこと。
最後は……某チキンチェーン店です。

七面鳥は日本に生息していませんからね。
かと言って、外国から手に入れるのも手間ですし。

オーブンについては、さすがに日本に最大全長120センチ以上の鳥を
突っ込む事が出来るオーブンがないので。
そもそもそんな巨大なオーブンを置ける家なんてそうそうないですし。

最後のについては……こんな逸話があります。

それは1970年代のこと。日本にいた外国人が、
「クリスマスのディナーで七面鳥が食べられない」と嘆き、某チキンチェーン店を訪れました。

これをヒントに、毎年チキンの広告やCMを流すようになり、
「クリスマスにはチキン」という風習が広まったのです。

 

欧米のターキーと日本のチキンについて、いかがだったでしょうか?

これを期に七面鳥を……というわけにはいきませんけれども、
こういう異文化を知ることができただけでも、面白いですよね。

いろいろな国にはそれぞれに合ったクリスマスの楽しみ方があるのです。
もちろん、日本にも。

皆さん、恋人や家族と、どうかよいクリスマスをお過ごしください。
くれぐれも、食べ過ぎてお腹を壊すなんてことのないように(笑)

 

 

2014年11月21日

written

by ina


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