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2015月9月7日更新

「気合」だけじゃどうにもならない、居眠りしちゃう病気”ナルコレプシー”とは

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ナルコレプシーという眠くなってしまう病気があると聞きましたが、具体的にはどんな症状が出るのですか?(大学3年 女性)




我慢できないほどの強い眠気



ナルコレプシーは、睡眠障害のひとつ。


主な症状としては、日中に我慢できないほどの眠気に襲われることで、一日に数度おこり、3ヵ月以上続けばナルコレプシーの疑いがあります。


また、強い眠気だけではナルコレプシーとは言えず、


・興奮した時に体の力が抜けてしまう
・眠りに入るときに恐ろしい夢を見る事が多い
・幻覚と共に金縛り状態に陥いる


など、副症状と一緒におこって初めてナルコレプシーと診断されます。





画像出典;Yahoo!知恵袋




ナルコレプシーの原因とは



発症するのは主に10代が多く、40歳以上から発症することはまれです。


実はナルコレプシーが起こる原因については、まだ完全に特定されてはいません。


遺伝子の問題、脳脊髄液中のたんぱく質「オレキシンA」の濃度が低いことなど、主に原因と考えられている事が複数あり、それが絡み合って発症している様です。


しかし、その原因があるから必ず発症するという訳では有りません。


何らかの原因の上に、ストレスなど後天的要素が加わった時には発症しやすくなります。






日常生活に支障をきたすことも



ナルコレプシー患者はその症状から、周りの方に理解を得られず苦しむことが多々あります。


突然眠り込んでしまう「睡眠発作」が起こることもあり、例えばそれは大切な商談中、試験中、運転中などにも本人の意志とは関係なく起こります。


また、日中なんとか起きてられていても、集中力に欠けたりミスを連発してしまいます。


その結果、不真面目・規則正しい生活を送っていない人だと判断されたり、またタイミングによっては本当に命の危険に晒される事もあるのです。


症状のせいで退職を余儀なくされたり、精神的に追い詰められてしまうケースも多いでしょう。


ナルコレプシーは周囲の協力、理解が必要な病気と言えます。






治療の方法



ナルコレプシーの疑いがある方は、精神科を受信してください。


これは、睡眠をコントロールする脳の機能に異常が発生している可能性が高いから。


しかし、現在の日本ではナルコレプシー専門の医師はきわめて少ない状況です。


また原因不明の病気である為、根治治療がなかなか難しいという問題も有ります。


ただし、薬を飲めば段々症状が軽くなっていく方がほとんど。


根気よく治療を続けましょう。


昼間は睡眠麻痺を抑える薬を、夜は睡眠導入剤を用います。






病気とうまく付き合っていこう



少なくとも数年~数十年スパンで治療を続ける 必要があります。


ただし、症状は徐々に軽くなっていきます。


前述した薬物療法と合わせ、規則正しい生活を送ることが必要です。


昼間や夕方に、短時間、1~2回昼寝をとることもおすすめ。


そして、夜はなるべく早めに就寝しましょう。


職業もある程度症状にあわせ、選択していく必要があります。


突然眠り込んだ場合に身の危険がある仕事(高所・工場・運転業務など)は避けましょう。


時間が自由に使える在宅ワーク、日中に昼寝時間が取れるデスクワークなどが良く、また周囲の方の協力が得られるような職場ならばベストです。




以上、ナルコレプシーという病気についてまとめてみました。


ナルコレプシーは患者本人も気づきにくい病気と言われています。


特に若い患者であれば日中の眠気が続いてもなんとなく過ごしてしまい、また夜間は元気を取り戻す為、家族にも気付かれにくいのです。


日中の強い眠気が3ヵ月以上続くようなら医師の診察を受けましょう。






2015年9月7日

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