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2016月10月19日更新

お菓子だけどダイエット効果あり⁈今注目の和菓子の秘密

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私は甘いものが大好きで、ダイエット中もどうしても食べるのが我慢できません。
でも、あんこならダイエットにいいって聞きました。本当ですか?(大学1回生・女性)


画像出典:御菓子処双松庵唯七




ダイエットと言えば、甘いものは厳禁!と思っていませんか?


そりゃ甘いものは食べないに越したことはありませんが、甘いものは全てダメ!なんて言われてしまうと、それがストレスになって逆に食べ過ぎちゃった…なんてこと、誰もが経験しているのではないでしょうか。


甘いもの代表と言えば「お菓子」ですが、実は洋菓子と和菓子ではずいぶん違うんです。


和菓子は上手に食べれば、ダイエットの味方になってくれるんですよ。


今回は洋菓子との違いを見ながら、和菓子の魅力についてご説明します。




洋菓子と和菓子について


洋菓子と和菓子の違いは、単に「欧米のもの」と「日本のもの」というだけではないんです。


脂肪分や糖分にかなり大きな違いがあります。




洋菓子


まず洋菓子ですが、そのほとんどは糖分と脂肪分の両方をたっぷり含んでいます。


糖分と脂肪分を同時に摂取すると、人間の体ではまず糖分が先に分解・吸収されます。


この時、血糖値がぐんと上昇しますが、その状態では次に分解するべき脂肪分に対して、代謝がうまくいかなくなることがあります。


このため、糖分と脂肪分の両方を多く含むものを食べると、皮下脂肪がつきやすくなってしまうのです。




和菓子


続いて和菓子はと言うと、バターや卵、油などを使わないものがほとんどなため、
洋菓子に比べて脂肪分がずっと少ないものが大半です。


「甘いからカロリーが高そう」というイメージはあると思いますし、実際に糖分は多く含みます。


それでも脂肪分といっしょに食べるのに比べれば、「太りにくさ」はずいぶん違います。


加えて、和菓子に多く使われるあんこやきな粉、寒天などに豊富に含まれる食物繊維は、血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。


そのため、更に体への脂肪の蓄積が抑えられて、しかも腹持ちがいい、という嬉しい効果が期待できます。





和菓子の材料について


和菓子の材料となるあんこ、きな粉、寒天などは、食物繊維が豊富で嬉しい効果が、と書きましたが、この3つの材料について、もう少し詳しく見てみましょう。




あんこ





まず注目したいのが、あんこ。


いわゆる「あんこ」と呼ばれる小倉餡の原料は、小豆です。


小豆には、食物繊維はもちろん、他にもダイエットを助けてくれる成分がたっぷり含まれています。


糖質をエネルギーに変えるビタミンB1、脂肪の代謝を助けるビタミンB2は、疲労回復にも効果的です。


また、体内の活性酸素を除去し、生活習慣病を予防してくれるポリフェノールも豊富です。


一方で、小豆からあんこを作る時にはお砂糖を加えますが、小豆のアミノ酸と糖が結びついたものを加熱すると、メラノイジンという物質ができます。


この物質にもポリフェノールと同じく抗酸化作用があるので、更に効果が高まります。


更には牛乳に匹敵するほどの量のカルシウムや、ほうれん草を超える量の鉄分など、ミネラルもたっぷり。


東洋医学では食事療法に用いられるほどの、健康食材なんですね。


小倉餡と並ぶ代表的な餡と言えば、白餡が挙げられますが、その原料はインゲン豆です。


インゲン豆は、ポリフェノールの量は小豆には敵いませんが、ミネラルは小豆よりも多く含んでいます。




きな粉


大豆の皮を除き、炒って粉にしたものが、きな粉です。


大豆は「畑のお肉」などと呼ばれるくらい良質のタンパク質の含有量が多く、豆類の中でも特に豊富です。


ビタミンB1、ビタミンB2をはじめとしたビタミン類、カルシウム、カリウム、亜鉛、鉄などのミネラル類が多く、青大豆を原料としたきな粉ではカロテンも含まれます。


そして、女性ホルモンに近い働きをすると言われる、大豆イソフラボンも忘れちゃいけませんね。


きな粉は大豆そのままを食べるよりも、消化効率がいいのが嬉しいポイントです。


調理した残りはミルクに溶かして飲むとカルシウムも摂取でき、それ1杯で栄養ばっちりな間食になってくれます。




寒天


画像出典:cookpad




天草などの海藻を煮て、その「ろ過液」を固めて作られるのが、寒天です。


羊羹などを固めるのに使われます。


何と言っても、カロリーがほぼゼロに近く、食物繊維が豊富なのが特徴です。


食物繊維には「水溶性」と「不溶性」のものがありますが、寒天はその両方を含んでいます。


水溶性の食物繊維は、体内で水に溶けてドロドロになります。


これが食べたものを包み込んで消化管内を流れていくことで、脂肪分や糖分などの吸収が抑えられます。


不溶性の食物繊維は水には溶けず、水分を吸い込んで膨張します。


胃の中で膨張することで満腹感を増幅させ、食べ過ぎを防止してくれます。


そして、膨張したまま腸内へ流れ込むと、ぜん動運動を活発にし、便のかさを増して排泄を促します。


一方では余分な脂肪分や糖分の吸収を抑え、もう一方では食べ過ぎを抑えて便秘を解消してくれる、という、ダイエットに取り入れない手はない食材だと言えますね。


一時期は寒天ダイエットもかなり流行りましたもんね。


フルーツを入れると食べやすく、果物で糖質を摂取できるので健康的だといえます。





和菓子を選ぶポイント


せっかくダイエットの味方になってくれる和菓子ですから、より効果的なものを選んで食べたいですよね。


ちょっとしたポイントを知っておきましょう。




水分量で選ぶ


例えば、練りようかんと水ようかんを見てみましょう。


同じようかんでも、水ようかんの方が水分量がずっと多く、その分カロリーも低く抑えられます。


おしることぜんざいも同じようなものですが、おしるこの方が水分量が多くてカロリーは低いです。


主に夏に食べられる和菓子は、水分量が多くて寒天やわらび粉などで固めてあるものが多いので、特にダイエットに向いていると言えますね。




生地で選ぶ


今度は、おまんじゅうと大福を比べてみましょう。


見た目はよく似ていますが、中身を包んでいる外側が、おまんじゅうは「皮」、大福は「餅」ですよね。


この場合は、蒸気で膨らませた皮の方が、密度の高い餅よりもカロリーが低くなります。


もうひとつ、生地の厚みにも注意しましょう。


生地が厚く中身が少ないものの方が、当然カロリーは低くなります。




製法で選ぶ


それでは、焼きまんじゅうと蒸しまんじゅうではどうでしょうか。


同じおまんじゅうですが、蒸しまんじゅうの方がカロリーが低いと言えます。


焼く、という製法は、鉄板や型にくっつかないように、まず油を塗る場合がほとんどだからです。


そして、焼くための生地には、卵やバターなど洋菓子と同じような材料を使うことが多い点にも注意しましょう。


また、外国のお菓子のような名前のものは、洋菓子の製法を色濃く受け継いでいる場合があります。


極端な例ですが、あんこと生クリームを組み合わせたお菓子などは、和菓子と言うよりは和風の洋菓子と言った方がいいかも知れませんね。






いかがでしたか?


和菓子を上手に味方につけて、ダイエットを頑張ってみようかな、と思っていただけたでしょうか。


ひとつ忘れないで欲しいのは、和菓子だったらいくら食べても大丈夫、では決してない!ということです。


お菓子には違いないので、食べ過ぎてしまえば当然カロリーオーバーになります。


また、「たい焼き」などでも、中身がチョコレートやカスタードのものにしてしまうと当然油分を多く含み、最悪の場合洋菓子を超えるほどに太りやすいお菓子になってしまいます。


あくまでも、甘いものを食べるのであれば、和菓子を選んだ方がいい、ということですから、ご注意を。

2016年10月19日

written

by 松葉


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