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2015月6月22日更新

知っておきたい!交換神経と副交感神経の仕組みとはたらき

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 交感神経と副交感神経のバランスがどうこう…とテレビでよく聞きますが、一体どういうことなんでしょうか?(大学1年生・男性)


ベッドの上で休む女性

よくテレビ番組で耳にする、「交感神経」と「副交感神経」。

でも、実際は耳にするだけで、いまいちよくわからない…。

そんな人のために、ここでわかりやすくご説明致します。

 

交感神経と副交感神経の仕組み



体の各部に存在している末梢神経は、「体性神経」と、「自律神経」に分かれます。

体性神経は、筋肉や皮膚を支配し、熱い・痛いなどを感じる感覚神経と、物を掴む・運動をするなど、体を動かす運動神経の2つに分かれています。

簡単に言えば、脳から意識的に指令が出される、自分の意思や意識で働かせることができる神経のことを、「体性神経」と言います。

自律神経は、内臓や血管を支配し、内臓の働き・血圧など、脳から無意識に指令が出され、自分の意思や意識で働かせることのできない神経のことを言います。

そしてこの自律神経が、これからお話しする、交感神経・副交感神経(リラックスしている時や興奮している時の呼吸数や心拍数、血圧などの変化を起こす神経)の2つに分かれているんです。

では、交感神経と副交感神経の働きについて、わかりやすく簡単にご説明致しましょう。

 

交感神経のはたらき



興奮している女の子

交感神経は、「闘争と逃走の神経」とも言われています。

運動した後や、緊張している時、興奮している状態、ストレスを感じている状態などに働く神経です。

緊張してドキドキする。興奮して血圧があがる。
運動をして息があがる。ストレスを感じている。

いわゆる、心拍数・血圧があがる、呼吸数が増えるなど、体を活発に活動させる時に働きます。

 

アドレナリン・ノルアドレナリン



よく、アドレナリンという言葉を耳にすると思いますが、アドレナリンは、この交感神経と関係している神経伝達物質です。

アドレナリン・ノルアドレナリンは、ストレスを感じたり、危険を感じた時などに血中に放出される物質で、交感神経の働きを高める物質なんです。

アドレナリンは、危機を感じた時に交感神経を高め、その時の状態によって闘争するか逃走するかの判断をする役割をもっており、ノルアドレナリンは、ストレスを感じた時に集中力を高め、そのストレスを解決する方法を見つけ出す役割をもっています。

アドレナリン・ノルアドレナリンは、交感神経が高まると分泌され、体に起こる危機的な状態に対して準備をする物質。と、考えてよいでしょう。

因みに、副交感神経を高める神経伝達物質はアセチルコリンといい、脈拍数の低下や、消化機能亢進、発汗などの働きがあります。

 

副交感神経のはたらき



副交感神経は、「休養と栄養の神経」とも言われています。

眠っている時や、体の回復状態にある時、リラックスしている(癒されている)状態などに働く神経です。

体の回復状態にある時とは、体を休めたり、マッサージで体の凝りをほぐしたり、食事をとって栄養を摂取する時のことを言います。

要するに、副交感神経は、交感神経と逆の働きをしている。と、考えてよいでしょう。

 

脳波との関係



よく、α派という言葉を目にすると思いますが、α派は、この副交感神経が優位の時に現れる脳波の一種です。

ここで間違われやすいのは、α派が出るとリラックスできる。という考えです。
リラックスしている時に現れるのがα派。という考えが正解です。

他にも、睡眠時にはθ(シータ)派とδ(デルタ)派が現れます。

θ派は、浅い睡眠時(レム睡眠)に大きく現れ、δ派は、深い睡眠(ノンレム睡眠)に大きく現れます。

因みに、交感神経が優位の時に現れるのは、β(ベータ)派とγ(ガンマ)派になりす。

図ではβ派として統一にされていますが、β派は、緊張や不安、ストレスが溜まった時などに現れ、γ派は、それ以上の、やや興奮しすぎの状態(何かに熱中している時、怒っている時、恐怖を感じている時など)に大きく現れます。

 

自律神経失調症



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もし、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまったら…

自律神経失調症についても、少しお話しておきます。

「自律神経失調症」という言葉も、よく耳にしたことがあると思いますが、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまうと、この「自律神経失調症」と言われる状態になってしまいます。

自律神経失調症にならないためには、交感神経と副交感神経のコントロールが必要です。

睡眠時間が少ないと、緊張や不安、我慢することが増えてきて、ストレスが溜まることになります。

そうなると、交感神経ばかりが働いてバランスが崩れやすくなるので、自律神経失調症になりやすくなってしまいます。

毎日規則正しい生活をし、睡眠時間をしっかりとること。
我慢する物事を増やすような生活をなるべくしないこと。
バランスよく食事を摂取し、暴飲暴食は避けること。
適度な休息と運動をし、気分をリフレッシュすること。

以上、少なくともこの4つに気を付けていれば、自律神経失調症になることは少なくとも避けられるでしょう。

 

最後に…



交感神経と副交感神経は、全く逆の働きをしており、私達にとって凄く重要なものだということが、お分かり頂けたでしょうか。

主に、交感神経は、興奮・緊張・ストレスを感じる昼間に働き、副交感神経は、休養・回復・睡眠など、夜間に働きます。

交感神経と副交感神経について、難しい言葉ばかりを並べていても分からなくなってしまうので、分かりやすく簡単に説明させて頂きました。

自律神経失調症は、人によって症状も様々なので、症状が似ている他の病気も考えられるため、診断・治療は容易ではありません。

そのためにも、自律神経失調症にならないように、気を付けて下さいね。

2015年6月22日

written

by ひまわり


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