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2015月3月1日更新

就活では浪人、留年、休学経験は不利になるのか?

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 就活がうまくいかず、就活浪人を考えているのですが、浪人をすると、来年の就活は不利になってしまうのでしょうか…(大学4年生・男性)


就活で不利なこと

©Victor1558

まず自分の経験からお話します



古い話ですが、実は私はマスコミ業界にどうしても入りたいと思い、 新聞とテレビだけに絞り込んで就活をしました。 結果は、数社受験したうち3社で最終面接まで進み「ここまで来たら3分の1の確率でいいのだから、どっかに内定もらえるだろう」と、 油断したのが悪かったのか、あえなく3社とも落とされました。結局、就職浪人することを決め、単位をわざと落とし、大学を5年通うことになりました。卒業式のシーズン、同期の連中 がゼミの教授の謝恩会やサークルの追い出しコンパに出かけるのを横目に留年中の学費の足しにするためアルバイトも始めました。




1年後に内定が出る保証はゼロ



当然ですが、就職留年したからといって次の年に内定がもらえる訳ではありません。むしろ「就職浪人は不利」という否定的な意見を言われることも度々でした。両親は、そんな息子を黙って見守ってくれました。正直いって不安で押しつぶされそうになり、「もうどこでもいいから、すぐに雇ってくれる会社を見つけよう」と考えたこともあります。



 

でも、その頃働いていたアルバイト先の社長さんに、「この1年間の経験はきっと将来生きるから、あきらめずに目標を目指しなさい」と励ましていただき、バイトのかたわら夜は毎日、筆記試験の勉強(当時マスコミは筆記試験重視といわれた)をしに大学の図書館に通いました。もちろん大学受験と違い筆記試験で合格点をとれれば『内定』 というものではありません。でも、「それなら筆記でダントツのトップをとってやる」とポジティブに考え猛然と勉強しました。




晴れて大願成就!



1年後、前年は最終面接で落とされた第一志望の放送局から内定が出ました。前年、最終まで進み2年続けて受けた会社は他にもありましたが、そこは「1年目不合格なら、2年目は受験資格がありません」 と無碍なく言われ、1次面接を受けることもできませんでした。

就活浪人すると決める前に、自分が受ける会社ごとの採用基準を調べてなかったのですから、うかつな話ですよね・・・



 

なぜ受かったのか?



1年目だめだった学生がなぜ2年目に内定をもらえたのか? 入社してから人事部にそれとなく聞いたのですが、「なにより熱意を重視した」ということでした。石にしがみついても、みたいな熱意が評価される時代だったのかも知れません。でも、入社して実際に仕事 をするようになって、仕事の上で『熱意』が通じたと感じる局面は多 々ありました。



 

もうひとつ、留年してから内定をとるまでの1年間は、いま振り返るととても充実した時間を過ごしてました。筆記試験の勉強、アルバイト、毎日やるべきことがいっぱいありました。抽象的になりますが、 なにより自分自身を否応なく見つめる時間がもてました。「なぜ、この仕事を選んだのか?」「なぜ他ではダメなのか?」 「いま自分は何をしなければならないのか?」 「就職浪人で親に心配と迷惑とかけるのは、ただの我がままでは ・・・」「来年だめなら、自分はどうなってしまうのか?」



 

おそらくこれまでの人生で、もっともよく勉強し、自分を深く見つめた時期だったと思います。そして、それらすべてが1年後の結果に結びついたのだと思っています。





1年間を目一杯生きる!!



私のケースは時代も違い、幸運もあって第一志望の会社に就職でき、いちばんやりたかった仕事をすることができました。「そんなの昔の話、今は通用しないよ」と一笑に付されるかも知れませんね。

でも、浪人であれ留年であれ休学であれ、そしてその理由はどうあれ、それが就活に不利になるとは思いません。さまざまな雑念や不安と戦 いながらやる気とモチベーションを維持してひとつの事に打ち込んだ経験は、きっとあなたを一回りも二回りも大きく成長させるでしょう。


それこそが就職試験を突破するために最も大切なことだと思いますよ。

2015年3月1日

written

by さりさり


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