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2015月1月14日更新

これは気になる!ナポリの地下に広がる”ソッテッラーニア(地下都市)”の魅力

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イタリアのソッテラーニアってどんなところなんですか?(大学2年生・男性)


ナポリの地下には、「ナポリ地下都市」と言われる「ソッテッラーニア(ソッテラネア)」と呼ばれているところがあります。

公式HPより

もともとは古代ギリシャ時代に、地下から岩盤を切り出した後にできた大きな穴ですが、地下には埋葬室、倉庫、地下水道などがあり、

今ではミステリーツアーとして人気の観光地となっています。

時代の移り変わりとともに、その用途も違ったのです。

これらの遺跡は、歴史を知る上で重要なのはもちろんですが、神秘的な空間を実際にめぐり、ナポリを2倍楽しむことができるのです。

そんな「ソッテッラーニア(ソッテラネア)」がどんなところなのか、ご紹介します。

 

場所



サン・ガエタノ広場、サン・パオロ・マッジョーレ教会の左側路地を入った突き当たりに受付があります。

 

探検ツアー



受付で、ガイド付きのツアーの予約をします。

ツアー所要時間はだいだい120分くらいです。

営業時間は、10:00~18:00までで、1時間ごとにガイド付きのツアーが出ています。

ガイドはイタリア語と英語がありますが、場合によってはイタリア語のみになります。

入場料は大人が9.30ユーロ、子供が6ユーロ、5歳以下は無料です。

 

いざ地下へ



入口からは階段で降りて行きます。

30~40メートルほどの深さがあります。

階段はかなり急勾配となっているので、歩きやすい靴で行くことをオススメします。

 

採掘場



5000年ほど前、古代ギリシャ時代に、地下から凝灰岩を切り出し地上に都市を形成しました。

この切り出した凝灰岩で、神殿、城壁、劇場などが造られました。

 

貯水槽



その後、古代ローマ時代には、穴と穴をつなぎ合わせて大きな貯水槽として活用されました。

地上から貯水槽まで大きな穴をあけて、井戸としてくみ上げて使っていました。

また、大きな穴と穴を、狭い道路でつなぎ水道を確保しました。

貯水槽同士を結んでいた水路は、人間の肩幅もないほどの狭さなので、ガイドさんについて歩くときは肩をずらしながら壁にぶつからないように進みます。

 

食糧倉庫



中世には、貯蓄倉庫として使われ、ワインやサラミなどの食料を貯蔵していました。

1年を通じて温度が一定しています。

 

防空壕



戦時中は防空壕として市民が利用しました。

子供のおもちゃや、ベッド、昔の人々の落書きなどが発見されました。

 

一般の家



ツアーでは1度地上に戻り、なんと普通に人が生活しているお家へ向かいます。

普通の民家にも、「地下への入口」があるのです。

ツアーならではの、サプライズですね。

 

このように、ナポリの地下には「もうひとつのナポリ」が存在しているのです。

見学する地下は、気温が通年18度程度と少し肌寒く感じると思います。

夏場に訪れる場合は上着を持っていくことをオススメします。

実際に水を流してある部分もあるので、「当時はこんな感じだったんだな」とより想像できると思います。

公式HPより

一般の民家にも「地下への入口」があると紹介しましたが、すべての家の地下を発掘することはなかなかできないので、見学できるのはその一部ということになります。

この場所以外にもナポリの旧市街の地下深くは穴があいているということです。

大雨が降ったりすると、地面にぽっかり大きな穴があいてしまうこともあるそうです。

神秘に満ちた「ソッテッラーニア(ソッテラネア)」、ナポリに行く機会があったらぜひ訪れて、冒険気分を味わってみてください。

2015年1月14日

written

by dick


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