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2015月3月18日更新

名作揃い!凄腕な映画監督5人【世界編】

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 これだけは知っておきたいという有名映画監督を教えてください(大学1年生・女性)


映画を借りたり、劇場で見たりするときに、何を基準に選びますか?
タイトル借り、ジャケット借り、役者借り……話題作やクチコミなど、
色々な選び方ができますが、好きな作品に出会えたら、次はぜひ“監督借り”で。
同じ監督の作品を続けてみると、
その人の美学や映画的文法、哲学にも触れることができます。
ここでは、誰もが知っている凄腕な映画監督5人と、その代表作をご紹介します。



 

“稀代のエンターテイナー” スティーブン・スピルバーグ



SF、パニック、ヒューマン、アクション、歴史大作……
ありとあらゆるジャンルの映画を、すべてエンターテイメントに昇華する天才です。

Photo by 映画.com



有名かつ素晴らしい作品ばかりで、代表作を挙げるのが難しいので、
アメリカのVULTURE誌が2012年に発表したランキングから、TOP5をご紹介します。
1.「レイダース/失われたアーク(聖櫃)
2.「E.T.
3.「シンドラーのリスト
4.「ジョーズ
5.「プライベート・ライアン
ご覧の通り、ジャンルはさまざまなのにどれもこれも最高のエンターテイメントです。
他にも、製作総指揮をした「バック・トゥ・ザ・フゥーチャー」シリーズや
2015年に新作が公開予定の「ジュラシック・パーク」シリーズなどなど、
面白い作品がたくさんあって紹介しきれません。

さて、ランキングTOPにもなっている「レイダース」。私も大好きです。

Photo by Amazon.co.jp


この映画の美しいところは、“シルエット”です。
初めて登場するシーンや、発掘場での夕陽に照らされた姿など……
シリーズ全部を通して、インディのシルエットが効果的に物語を盛り上げているので、
ぜひ注目してみてください。



 

“映像界のフロンティア” ジェームズ・キャメロン



常に映像技術の最先端を取り入れながら、壮大な作品を作り上げる監督です。
CGや3Dといった技術的な面が特に話題になりがちですが、
それらを踏まえた上での丁寧なストーリーテリングが魅力です。


Photo by 映画.com



キャメロンといえば「タイタニック」と「AVATAR」。
どっちについて語ろうか迷いますが、
ここは第3次立体映画ブームを自ら牽引した「AVATAR」にしましょう。

Photo by Amazon.co.jp



構想から14年、「ようやく自分の描きたいものに技術が追いついた」と語り、
自分で3Dのカメラシステムを開発してしまったというのだから驚きです。
飛び出す3Dだけではなく、奥行きの3Dが織り成す美しい臨場感。
ストーリー自体はわりと古典的で、移民と先住民の戦いを背景に、
ロミオ&ジュリエット的な恋愛と、主人公の英雄譚という王道を描いています。
この古典的な物語を指して批判する人も多かったのですが、
私は、王道を分かりやすく丁寧に描くことってすごく難しいことだと思います。
普遍的なテーマだからこそ、真実味があり、安心して楽しめるのだとも思います。

“世界のクロサワ” 黒沢明



タイトルは【世界編】ですが、だからこそ触れないわけにはいきません。
国内だけでなく海外の映画関係者にも強い影響を与えた巨匠です。
数々の作品で黒澤作品へのオマージュが込められているので、
黒澤作品を観たことがない人も、実はその波紋に触れているのかもしれません。

Photo by 映画.com



初期の名作「七人の侍」は、1954年公開の白黒映画です。

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雨の激しさを強調するために水に墨汁を混ぜて降らせたそうです。
フィルムを通したときの、リアルを超えたリアリズムを追求しました。
全編通して陰影が美しく、まさに芸術としての映画といえます。
西部開拓時代のガンマン達に置き換えた、
リメイク版「荒野の七人」と見比べてみるのも面白いかもしれません。

 

“ハリウッドで最も成功したアジア人監督” アン・リー



アジア人特有の人生観や世界観を持ちながら、
普遍かつ独特の視点で物語を描き、世界から評価されました。
ブローク・バック・マウンテン」で、アジア人初のアカデミー賞監督賞に輝いた後、
ライフ・オブ・パイ」で再び監督賞ほか、作曲賞・撮影賞・視覚効果賞を受賞しています。


Photo by 映画.com



「ブロークバック・マウンテン」、私も大好きです。
カウボーイの同性愛が描かれているこの作品は、
公開当時も色々と物議を醸しましたが、
これは紛れもなく、純粋な“ラブ・ストーリー”です。


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ヒース・レジャーとジェイク・ギレンホールの、繊細かつ切ない演技が光ります。
この作品の後、「ダークナイト」のジョーカー役などで有名になったヒース・レジャーですが、
若くして亡くなってしまいました……好きだったのに……好きだったのに!

“喜劇王” チャールズ・チャップリン



映画の黎明期に数々の名作を作り出した、英国が誇る喜劇王。
その作風はコメディタッチでありながらも、人生と深い情愛を描き続けました。


Photo by wikipedia (映画『チャップリンの失恋』より)


チョビ髭のチャップリンといえば、「チャップリンの独裁者」。


Photo by Amazon.co.jp



1940年当時に、ヒトラーとナチズムに対する大胆な風刺を織り交ぜたコメディ作品です。
1940年というと、ナチス・ドイツとフランスとの間で休戦協定が結ばれた年。
チャップリンのいるアメリカとしても、ナチス・ドイツとは戦争関係にはありませんでした。
そんな中で、ユダヤ人迫害やヒトラーの独裁といった強烈なテーマをコメディにした、
このような風刺作品を作り上げた彼の監督としての手腕に驚きます。
……が、そんな小難しいことを一切抜きにして観ても、本当に面白い!
至高のコメディで、純粋なるエンターテイメントなのです。

いかがでしたでしょうか。
ここで挙げたのは、映画好きにとっては基本中の基本だったかもしれませんね。
個人的には、「LEON」「NIKITA」のリュック・ベッソン監督も大好きです。
なんとなく好きだなーと思っていた数々の作品が、
ふと気づけばあれもこれもリュック・ベッソンが監督や製作に携わっていた……
ということがありました。波長が合うというのでしょうか。

 


気になる監督がいたら、ぜひその人が携わった作品を手にとってみてくださいね。


2015年3月18日

written

by 海月


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