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2015月3月18日更新

歴史に残る有名すぎるSF映画まとめ

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 これは絶対にみておくべき!というSF映画を教えてください(大学1年生・男性)


SF(サイエンス・フィクション)とは、科学的な空想に基づいて描かれるフィクション作品のこと。
宇宙、タイムトラベル、近未来、ロボット、電脳世界……描かれるテーマはさまざまです。
ここでは、歴史に残るSF映画を10作品ご紹介します。



 

1.「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ



“タイムパラドックス”という言葉を世界に広めた、タイムトラベル映画の金字塔。
第1作目では、過去にタイムトリップした主人公マーティーが、
ひょんなことから若かりし頃の母に惚れられてしまいます。
このままでは両親が結婚せず、自分の存在が消えてしまう(生まれなかったことになる)ため、
両親がちゃんと恋に落ちるように試行錯誤していきます。



Photo by Amazon.co.jp


原題:Back to the Future
監督:ロバート・ゼメキス
製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ、フランク・マーシャル
出演:マイケル・J・フォックス、クリストファー・ロイド ほか



第1作の好評を受け、PARTⅡが相次いで製作されました。
PARTⅡでは、30年後の未来である2015年にタイムトラベルをしますが……
2015年って、来年ですよね?
ホバーボードはまだ実用化されないのでしょうか。
洋服のポケットを裏返しにするファッションは流行るのでしょうか?
近未来SFとしても楽しめる作品です。

ちなみに、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの人気アトラクション、
「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」のストーリーでも、
タイムトラベル先の設定は“2015年”となっています。
(最前列に座ることができたら、この表示を見ることができますよ。)
2015年になったら、どう辻褄をあわせるのか気になるところです。



 

2.「ジュラシック・パーク」シリーズ



脅威の映像とリアリティ溢れるストーリーで観客を魅了したダイナソーアドベンチャー。
ジョーズ」でパニック映画の文法を世にしらしめたスピルバーグ監督による名作です。
精巧に作られた恐竜ロボットとCGを効果的に組み合わせてリアルを追求した、
CG映画時代の先駆けともいえる作品です。


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原題:Jurassic Park
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:サム・ニール、ローラ・ダーン ほか



琥珀の中に閉じ込められた蚊が吸っていた恐竜の血からDNAを抽出し、
最先端のバイオテクノロジーによって恐竜をこの世に復活させる!
という、リアルな設定に胸が躍ります(実際は不可能らしいのですが……)。
ちなみに、2015年には新作「ジュラシック・ワールド(原題)」の公開も予定されています。

 

3.「ブレードランナー」



SFの中でも、いわゆる“サイバーパンク”に分類されるこの作品。
「レプリカント」と呼ばれる人造人間(アンドロイド)が、
やがて“感情”を持つようになったことで様々な事件が起こり、
彼らを処刑するために「ブレードランナー」という専任捜査官が活躍しています。
リドリー・スコット監督が描いたのは、当時多かったポジティブな近未来のイメージではなく、
汚染され荒廃したディストピアとしての近未来でした。


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原題:Blade Runner
監督:リドリー・スコット
原作:フィリップ・K・ディック
出演:ハリソン・フォード、ルトガー・ハウアー ほか



原作は、SF小説の巨匠フィリップ・K・ディックの、
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?(Do androids dream of electric sheep?)』です。
原作のタイトルのセンスの良さに脱帽。

 

4.「マトリックス」シリーズ



誰もが見た事のない映像に興奮し、映画館に連日長蛇の列を作った新世代SF映画。
「甲殻機動隊」や「AKIRA」などのジャパニメーションから


多大な影響を受けている点にも注目ですが、
その実写映画化を成功させ、興行的にも大ヒットに導いた事がスゴイです。


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原題:The Matrix
監督:アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー
出演:キアヌ・リーブス、ローレンス・フィッシュバーン ほか



当時、ネオが体をそらせて銃弾を避けるシーンを、真似するのが流行りました。
「バレットタイム」と呼ばれる、スローモーションの世界をカメラが移動するようなこの演出は、
その後数々の映像作品で使用されています。
最近だと、ドラマから映画にもなった「SPEC」などでも使用されていました。

 

5.「AKIRA」



邦画のSFジャンルは、名作が少ないので本当に残念です。
しかし、これだけはオススメしたい! 世界に誇る大友克洋監督の代表作です。
第三次世界大戦後、2019年のネオ東京を舞台として、
“超能力”と“近未来”を描いたサイバーパンクです。
その映像表現と世界観に、世界のSFファンやアニメファンが魅了されました。


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原題:Akira
監督・原作:大友克洋



一度は中止となった実写化企画が、レオナルド・ディカプリオが製作に参加して再始動し、
製作が進行しているとの噂も……
実写映画化で成功する例はほんの一握りなので、やるならやるで、
真剣に情熱込めて作って欲しいと切に願います。

 

6.「エイリアン」シリーズ



知性をもった地球外生命体であるエイリアン、宇宙人像はさまざまに描かれてきました。
友好的な描かれ方をしたものでいうと、「E.T.」や「コクーン」が有名でしょう。
敵対的なものとしては、リメイクもされた「宇宙戦争」や「インディペンデンス・デイ」などの
地球侵略がテーマの作品が挙げられます。
「エイリアン」シリーズでは、逃げ場のない宇宙空間で怪物に襲われる恐怖が描かれており、
パニック・ホラー作品としても秀逸です。


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原題:Alien
監督:リドリー・スコット
原作:ロナルド・シャセット
出演:シガニー・ウィーバー ほか



実は、シリーズのほぼ全作品が、異なる映画監督により手がけられています。
しかも、その監督陣は、リドリー・スコット→ジェームス・キャメロン→デビット・フィンチャー
→ジャン・ピエール・ジュネ→リドリー・スコットと超豪華!
個人的には、第1作を手がけたリドリー・スコットが自ら描いた、
エイリアンシリーズの前日譚とされる「プロメテウス」もオススメします。
めっちゃこわい。

 

7.「AVATAR」



3D映画革命を起こした、唯一無二の映像体験ができる作品です。
資源を求めて訪れた地球人と先住民ナヴィの戦いを背景に、
ロミオ&ジュリエット的な恋愛と、主人公の英雄譚という王道が描かれています。
この作品がSF作品の中でも珍しいところは、
高度な技術を持った“地球人”が侵略する立場であること。
主人公たちが先住民側につくので、物語構造としては従来と大きく変わりませんが、
宇宙戦争」や「インディペンデンス・デイ」では侵略される立場だった地球人が、
侵略する側にもなりうるというのが後味悪くも興味深くもあります。


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原題:Avatar
監督:ジェームズ・キャメロン
出演:サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバーほか



続編の製作が決定しており、全部で3部作になるようです。
物語の展開も気になるところですが、
常に映像技術の最先端を取り入れる“映像界のフロンティア”、
ジェームズ・キャメロン監督が、次はどのような映像表現を創出するのか楽しみです。

 

8.「スターウォーズ」シリーズ



「A long time ago in a galaxy far, far away...(遠い昔、はるか彼方の銀河系で……)」
世界中を熱狂の渦に巻き込んだ、SF・サムライ・スペース・オペラ。
スペースオペラとは、「宇宙を舞台にした冒険活劇」と定義されています。
サムライ、というのは、ジョージ・ルーカスが黒澤彰監督に強い影響を受けていて、
ライトセーバーによるチャンバラシーンが盛り込まれているからです。
熱狂的なマニアも多く、今も世界中で愛されている作品です。


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原題:Star Wars
監督・脚本・製作総指揮:ジョージ・ルーカス
出演:マーク・ハミル、ハリソン・フォード ほか



第1作は、全6部におけるエピソード4と位置づけられていて、
劇中の時系列としては、4作目→5作目→6作目→1作目→2作目→3作目となっています。
しかし、初めて見る方には、第1作(エピソード4)から、製作順に見ることをオススメします。
第4作と第1作の間には、およそ20年もの差があり、
その間のCG技術や特撮技術の革新は目覚しいので違和感を感じないようにするためと、
第1作の方が用語や世界観が分かりやすく、導入としてはふさわしいからです。

 

9.「2001年宇宙の旅」



宇宙空間の表現方法は数多くあるが、CG技術のない時代に、
これほどまで見事に無重力空間を表現した作品はありません。
間違いなく、映画史に残る名作SF映画です。


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原題:2001: A Space Odyssey
監督・製作・脚本:スタンリー・キューブリック
原作:アーサー・C・クラーク
出演:ケア・デュリア ほか



“宇宙”を舞台に、“人工知能の反乱”を描いたこの作品は、
アイザック・アシモフ、ロバート・A・ハインラインと並ぶ20世紀を代表するSF作家、
アーサー・C・クラークが原作です。
SF作品が好きな方は、ぜひこの三大SF作家の作品にも手を伸ばしてみてください。

 

10.「ゼロ・グラビティ」



宇宙モノで起こりうる、すべての事故・最悪の事態がこれでもかと詰め込まれています。
身ひとつで宇宙空間に放り出されることの恐怖、酸素タンクが残り少ないという恐怖……
行ったことがないはずなのに、宇宙に居るような感覚になってしまいます。
ついにSF映画もここまできたか……!という感動。
機会があれば、ぜひ音響の良い環境で、3Dで見ていただきたいです。



Photo by 映画.com


原題:Gravity
監督:アルフォンソ・キュアロン
出演:サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー



見所は、アカデミー賞にも多数ノミネートした素晴らしい技術面だけではありません。
骨太なストーリー、込められたメッセージ、捧げられたオマージュにも注目です。
特に、「2001年宇宙の旅」へのオマージュが多く見られます。
最後のシーンは本当に感動的!
原題である「Gravity」=重力、の意味が、腹にズッシリと響きました。
どうして邦題は「ゼロ・グラビティ」にしたのか不思議です。
いや、確かに全編通してほとんどずっと、無重力なんですけどね。

 

 

気になる作品はありましたか?
最後に、個人的なオススメをひとつ。
ある惑星に不時着した地球人と、敵対する異星人の友人を描く「第5惑星」。
CGを用いない、安っぽいセット&古きよき特撮なのに……泣けるんです。
時代とともに映像技術も進化し、SF映画はますます進化していきますが、
SF映画には技術だけではない魅力があるのです。

2015年3月18日

written

by 海月


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