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2016月11月12日更新

将来はどう変わる?大学院進学のメリット・デメリット

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友人が大学院に進みたいと言い出したのですが、文系で院に進むメリットなんてあるんでしょうか…?(大学2年生・男性)



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© Angela Hawkey - Fotolia.com


大学3年生ともなると大学卒業後の自分の進路について考えます。



就職するのか、大学院へ進むのか、それは人それぞれで様々です。


専門知識をもっと深めたい!という人は大学院に進学する人が多いものです。

また、特定の仕事に就きたいともう決めていて、しかし、今の知識では厳しいので、もっと知識や経験をつけるために大学院に進む人もいます。

同じ大学で進学する人、他大学に編入する人、海外の大学に留学する人などさまざまですが、大学院への進学は将来的にどのような影響を及ぼすのでしょうか。


ここでは、大学院の進学に関する5つのメリットおよびデメリットをご紹介しますので、進学すべきかお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。




メリット



1.就職の選択肢の拡大



学卒と院卒の大きな違いは、就職時に選択できる職種の範囲が異なることです。一部の理系学生は研究職、技術職として就職はできますが、学卒はいわゆる事務職、営業職としての就職がほとんどです。一方で院卒は、研究職・技術職・事務職など全ての職種を選択できるので、自分に合った幅広い職選びができます。




2.就職後の給料



就活を経験していない学生には意外と知られていませんが、企業に就職したときの給料は学卒よりも院卒の方が高い企業が多いです。



知識や技術に対してインセンティブが支払われるという形です。

もちろん会社により差はありますが、月に数万円ほど高いのが一般的です。

3.他大学への編入のチャンス



大学に入り、様々な学問に触れることで自分の興味関心を知った人にとり、大学院への進学は再度自分の進路選びをするチャンスになります。大学受験の際、自分の専門性や興味のある分野が特になく、何となく進学先を選択した人は多いと思いますが、大学院への進学は、大学受験よりもハードルは低いので、格上の大学への試験を受けることも十分可能です。また、語学に興味があるなら海外という選択肢もありますし、自分の専門性やレベルを本格的に追求することができます。




4.自己成長の機会



研究室にもよりますが、大学院の2年間は比較的時間の余裕がありますので、自分が興味のある分野に没頭できる絶好の機会になります。日本一周旅行、海外放浪の旅、学生イベントの企画、起業などなど、時間があるからこそできることは無限にあります。経験はお金では買えないので、少々無茶してでも貴重な体験をしておくことをオススメします。また、理系であれば、国内・海外の学会にでるので新たな人脈や新たな知見を手に入れたり、自分のやっていることを対外発表して、自分のアイデアを発信することができます。

5.ブランドの獲得



卒業後、企業への就職を希望している人は、自分のブランドがあると就職に非常に有利になります。一昔前は「大学名」がそのままブランドになっていましたが、現在は「個人」にフォーカスされ始めており、その人自身がなにができるのかが問われるようになりました。


大学院へ進学すれば、研究内容も明確化され、自分のブランドを企業にアピールできますので、採用側にもプラスの印象を与えることができます。







デメリット



1.キャリアの遅れ



学卒の学生と比べ、2年間社会経験が遅れるため、その分キャリア形成が遅れてしまいます。社会人になってからの仕事内容は、実務で経験しながらスキルを磨くことがほとんどですので、大学院で学んだことが仕事に直結するとは限りません。学卒の同期の中には、2年間の間に転職したり、脱サラして起業したりと、ドンドン社会経験を積み成長する人も出てきますから、2年の差は意外と大きいものです。

また、就職後に結婚を考えると、24歳から社会人としての生活が始まりますので、自ずと婚期も遅れがちです。


女性は特に、就職後のキャリアも実りきらないうちに産休・育休に入ることを余儀なくされる例があります。


自分の人生設計をきちんと考えることをおすすめします。



2.求められるハードルの違い



大学院に進学した場合は、企業から求められる能力や専門性が高くなります。特に理系の学生はハードルが高く、技術系で就職する場合は学卒とは違って技術力も評価対象になりますし、事務系で就職する場合は技術系で就職しない理由や大学院進学の理由を事細かに問われることがあります。

自分の強みなどをしっかりと明確化してから、就活には望みましょう。





3.時代変化による影響



就活の難易度は時代背景によって大きく左右されます。直近では、2008年のリーマンショック前後の就活事情は大きく変わっていて、事件以前は売り手市場で就職しやすい環境でしたが、以降は景気悪化による企業の人員削減が進み、なかなか就職が決まりにくい環境に一変しました。この時代の学生は、学卒と院卒で大きく就職事情が異なっていたため、大学院の進学は時代変化による不利な状況を経験する可能性があります。










4.社会人経験の差



20代前半は人生における変化が大きい大事な時期ですので、早く社会に出て刺激の多い環境に身を置くことをオススメします。大学院へ進学する場合、20代前半は学生の身分で過ごすことになりますので、自己成長のためにも大学以外の幅広い人脈や趣味などを経験する意識を持ちましょう。漫然と過ごしてしまうと、学卒でバリバリ働いている同期との差がドンドン開いてしまう恐れがあります。










5.マンネリ化の危険



大学院の受験はさほどハードルは高くありませんので、人並みに勉強していれば合格は難くありません。しかし、大学院への進学は自分の専門性を決め、人生の方向性をより具体化させる行為ですから、目的や目標を持たずに何となく進学するのは非常に危険です。




いかがでしたでしょうか?



大学院進学のメリット・デメリットが理解できましたでしょうか。




大学院で過ごす数年という時間は、人生を大きく形つくるものとなります。




知識や経験は何物にも代えがたいものとなるでしょう。




反面、他の道を選んでいるならば得られたであろう経験を捨てると言うことにもなります。




決断する前に、今一度自身の大切にすることや方向性を考えてみてください。




自分の道は自分で決め、納得していくほかありませんから。

2016年11月12日

written

by t-mouri


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