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2015月3月1日更新

怖い…恐怖の日本映画7選

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暇なので1人で怖い映画でも観ようと思っています。これぞ!というものがあれば推薦して下さい。(大学2年生・男性)






【注意】こちらで紹介するのは“怖い”映画です。


映画の形式は、ホラーと銘打たれたものに限らず、


人間の欲望や醜態、狂気を扱った映画も取り上げています。


この項はひとりでお読みになっても平気ですが、


紹介されている映画をひとりで観るのはあまりお勧めできません。


覚悟はよろしいですか…?




怪談(1965)



「耳なし法一」、「雪女」など、小泉八雲ことラフカディオ・ハーンが生み出したあまりにも有名な4つの怪談ばなしを映画化したオムニバスホラー映画。


CG技術がない時代だからこその、人間の身体感覚に訴えかけてくるような恐怖の演出が素晴らしく、特に1話目「黒髪」の幽霊屋敷の場面のショッキングさはもう・・・。


怪談 photo from Amazon.com




ラビット・ホラー3D (2011)



幼いころの母の死がトラウマとなり失語症になってしまったヒロイン・キリコ。その幼い弟が、小学校の飼育小屋のウサギを殺す事件が起きてしまう。その弟と共に、キリコは着ぐるみのウサギに導かれて、納戸を通って幻想の中の不思議な遊園地へ…。


「呪怨」などでいわゆるJホラーの立役者となった清水崇がおくる、ホラー版“不思議の国のアリス”。しかし、一番背筋が寒くなるのはヒロイン役・満島ひかりの演技力だったりする…。


 photo from Amazon.com




黒い家(1999)



生命保険の査定業務をする調査員の主人公・若槻。営業先のごく普通の家庭で見たのは、子供の首吊り死体だった…。子供の父親は執拗に保険金の支払いを求めるが、事件性が濃厚であったことから若槻は独自に調査を始め、子供の母親に接触をし始めるが…。


保険金がらみのサスペンスだと思ったら、甘い。これはれっきとしたサイコホラーである。


狂人夫婦を演じる西村雅彦・大竹しのぶ、彼らに精神を蝕まれていく調査員の内野聖陽らの涙ぐましい怪演技の饗宴に、恐怖を通り越して笑いがこみあげてきたら、あなたも“黒い家”の住人になってしまうかもしれないので、要注意。


黒い家 photo from Amazon.com




告白(2010)



幼い娘を亡くした女性教師が教室の生徒に向けた行った“告白”から、学校だけでなく生徒の家庭までを巻き込んだ壮絶な復讐劇の幕が上がる…。


ハイテンションな生徒たちや新任教師(岡田将生)とは対照的に、眉一つ動かさない女教師(松たか子)の静かなる狂気がじわじわと広がっていき、一気に爆発(文字通り)するクライマックスまで、息もつかせない。


今やベストセラー作家である港かなえ原作の映像化ブーム(贖罪、白ゆき姫殺人事件など)はここから始まったのも納得。


告白 photo from Amazon.com




冷たい熱帯魚(2010)



大出世作「愛のむきだし」をはじめ、人間が隠し持つ醜さや狂気、暗い情熱に関心を傾け続ける園子温(その・しおん)監督の集大成とも言うべき問題作。


穏やかな風貌で悪行の限りを尽くす熱帯魚店のオーナー(でんでん)に振り回される小心なスーパー店長(吹越満)が、自らも果てしなく堕ちていく様を、ブラックユーモアも交えつつ、鮮烈につづる。おそらく日本映画史に残るであろう悪役を演じたでんでん氏の演技が見どころであるのは言うまでもない。


冷たい熱帯魚 photo from Amazon.com


以下の2本は、本当に取扱注意の映画です。


怖いものが見たい強心臓なあなたはどうぞ…。




震える舌(1980)



埋め立て地での砂場遊びが原因で、「破傷風」にかかってしまった幼い少女とその両親が体験する、闘病の枠を大きく超えた恐怖と焦燥…。


描きようによっては感動できるかもしれない題材を、オカルトのように作り上げた制作者の心境が知りたくなる映画。文字通りの“病魔”に蝕まれた少女を演じた子役の演技が尋常じゃないくらい凄まじいので必見である。が、トラウマにもなること必至。


震える舌 photo from Amazon.com





ゆきゆきて、神軍(1987)



第二次大戦中、日本軍のある小隊で2つの殺人行為が行われた事実を証明するために、かつての上官や戦友たちを訪ね歩き、凄まじい勢いで追及する奥崎謙三氏の姿を追う。


本作はフィクションではなく、ドキュメンタリー映画である。


相手にしつこく食い下がり、時には暴力まで振るって真実を追い求める奥崎氏の一挙手一投足、すべてがホンモノである。


執念、あるいは狂気という言葉では形容しきれない道行きの一部始終を、カメラは一定の距離を保って冷静にとらえ続ける。その有無を言わせぬ迫力。


ぜひその目でご覧いただきたい。


ゆきゆきて photo from Amazon.com




いかがでしたか・・・?



友人や恋人と抱き合って励まし合いながら見るもよし、


ひとりで恐怖にうち震えながら見るもよし。


しかし一番怖いのは、観客を恐怖の渦に叩き込む映画を作って平然としていられる、


制作者の人々なのかもしれませんね…。



 

2015年3月1日

written

by holidayblue


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