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2014月6月16日更新

“海外へ行けば英語力が向上するのか”について

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多くの方は 「海外留学に行けば、英語が話せるようになる」と考えられますが、これは本当でしょうか?イギリスへの長期滞在経験のある筆者がその真相を語って下さいました。〈編集部より〉


イギリスが好き過ぎて、日本の英語教育に反してイギリス英語を勉強しているかっちゃん @iKatchan です。


Cambridge from Above / Cimexus



 

今日は"海外へ行けば英語力が向上するのか"について書いてみようと思います。
チキンなのではじめに予防線を張っておきますが、あくまでも僕個人の考え方であり、考え方は人それぞれで様々です。

 

海外へ行けば英語力が向上するのか



あくまでも"僕は"ですが、英国短期留学&ホームステイ(2008)と英国一周(2012)してきましたが、英語喋れません。
努力が足りなかったと言われればそれまでですが、それでも普通に海外に行ってきた結果です。
もちろん「生活」はできますが、英語を使って楽しむほどのレベルにはまだまだ遠いです。

僕の考え方というか、今回の記事の結論はこうです。

"海外を旅したり、短期留学したりというのは英語に対するモチベーションにはなりうるが、決してそのまま英語力には繋がらない。"

もちろん例外はあるが、基本的にそれは間違ってないと思います。

英語力に関して今回の旅で得たものといえば「ペラペラ話せない悔しさ」です。
ケンブリッジにステイしていた時のことですが、現地の学生と話していても自分の考えを伝えきれない。
相手は優しいので意味を汲み取って相手の言葉に直してくれるが、それは自分の声ではない。
人生で初めて、英語に関して「悔しい」という感情を持ちました。
というのも、(過去の栄光なので)自慢ではないですが中学時代の模試等では偏差値も80を超えていたり、理数がさっぱりなのに対して英語には自信があったのです。
今回の一件でホントにホントに悔しい思いをしました。
ただ、ここで大事なのはその思いをいかに活かせるか、バネにできるかだと思うのです。

大学生にもなれば、学校のプログラムなどで春休み夏休みの短期留学に行くチャンスもあると思います。
ただ、そのプログラムに英語力の向上なんて期待すべきではないと、僕はそう思います。
そんなことを書くと「じゃあ、お前、経験あんのかよ!?」って言われそうなので、一応書きます。

あります。
高校3年生の夏、3週間ちょっとくらいですがイギリスへ行きました。
他の高校では修学旅行にあたるのですが母校(立命館宇治高等学校)では「語学研修旅行」という名目のものでした。

まあ、実質短期留学ホームステイです。

 


Happy Birthday Raphael! / ecodallaluna


 

全員バラバラの家庭でホームステイをさせてもらい、現地の学校の夏のプログラムに参加します。
ちゃんと毎日学校へ行ってイギリス人の先生に教えてもらいます。
僕は極力自分の英語力を伸ばそうと、極力1人で行動したり、現地の人と話したり他の国からの留学生と話したりしましたが、日本で言う「英語力」は伸びたとは感じませんでした。
「英語って楽しいなあ」っていう思いと、外国人と話すことが億劫じゃなくなったくらいです。
そのプログラム以来、外国人と話すときにも変に身構えることもなく、同年代の中では比較的堂々と話せるようになったと思います。

 

大してTOEFLの成績もよくはありません。TOEICなんて、受けたことすらありません。
それでも、その辺の大学生よりは英語はできると自負しています。傲慢ながら。

なので旅や短期留学などで英語力が伸びると信じ切ってる方は、行かない方がいいかもしれません。
これは「行くな」というわけではなく、「落胆しちゃうよ」というわけなのです。

「モチベーション上がるといいなあ」とか「良い刺激になればいいなあ」くらいの気持ちで行った方が身になるはずです。

「(少なくとも)英語を目的とした」旅や留学で大切なのは、現地での努力よりも帰国後の努力です。
海外にいる時間と日本にいる時間、どちらが長いかは明白ですよね?
いくら海外で外国人と話して英語力が上がったとしても、日本に帰ってきてまともに勉強しないでいると着実に忘れていきます。
いかに帰国後、英語に触れる時間を長くするか、これが英語力向上にとても大事だと思うのです。

 

それでも海外へ行く事をススメる



ここまで海外での英語の勉強を否定しておいてアレですが、それでも海外へ行く事をオススメします。

8月にあったルーマニアでAIESECの女の子がレイプされ殺害されてしまう事件や、シリアで女性が殺害される事件などいろいろ怖いこともあるので、無責任に「海外いいよー☆楽しいよー☆」だなんて口が裂けても言えませんが、何事も無ければきっといい経験になるはずです。

もちろん、事件に巻き込まれる可能性が高いのは女性だと思います。
基本的に体の構造が違うわけだし、男性よりも力は弱いですし。レイプや強盗も十分考えられます。
だけど、これは女性に限ったことではありません。日本では滅多にありませんが、男性だってレイプされます。

ただ、ちゃんと警戒して行動すれば、基本的に危ない目には合わないはずです。
今はネットであらゆる情報を得ることができます。経験者の話もブログなどで読むことができます。ホテルやホステルの情報もたくさんあります。
最低限の自己管理を怠らないことで、最悪の事態を免れることだってできるのです。

海外にいる間、毎日が刺激的です。見るもの触れるもの、全てが新しい。
こういった経験は少なくとも英語力に良い影響を及ぼします。
帰国後もそのモチベーションを保ったまま英語の勉強を続けていけば、結果は出てくると思います。

 

じゃあ、帰国後はどうやって勉強すればいいの?




立命館大学存心館時計台と衣笠山 / itoumak


 

今ではSkypeを使って格安で英会話を行うことができるサービスがたくさんあります。
ここでは2つ紹介しますね。





レアジョブ
フィリピンの最難関、フィリピン大学の大学生や卒業生などが講師として英語を教えてくれます。

ラングリッチ
ラングリッチもフィリピン人の講師の方々が英会話の相手になってくれます。





座学だけではなく会話することも大切です。その気になればLanguage Exchange Partnerを見つけてタダで英会話をすることが可能ですね。

使わないと忘れていくのが人間だと思います。
一度留学へ行ったのに帰国後全く勉強しない人と、一度も留学したことないけど毎日英語に触れている人、どちらの方が上かも明白ですよね。

毎日2時間も3時間も英語に費やすことは不可能に近いですが、通学時間にiPhoneなどを使ってリスニングをしたり、単語本に目を通したりするだけで大きく違ってくるはずです。

 

僕はPodcast(ネットラジオのようなもの)を使ってリスニングをしています。イギリス英語のみですが。
BBC(イギリス英語)やCNN(アメリカ英語)など、ホントにたくさんの種類があります。
Podcastは全て無料ですので、自分のお気に入りのものを探して聞いてみてください。

文法を一から勉強したい方は下記の教材がオススメです。文法のみに限れば、これらの教材だけで十分です。

 





Essential Grammar in Use


English Grammar in Use






Essentialは本当に基礎の基礎から勉強したい人向け。English Grammar in Useはある程度基礎ができていてさらに向上させたい人向け。
2冊ともやれば完璧ですね。さらに言えばAdvancedというものもあります。

 

 

"留学"に期待しすぎてはいけない



留学は素敵です。短い期間であっても、かけがえのない思い出になるはずです。
楽しい思い出になります。
ただ、期待するのはそれくらいにすることが賢明です。

本当に英語力を上げたいなら、長期で行ってストイックに頑張るか、短期でパーっと行ってモチベーションを上げて帰ってきましょう。
帰ってきてから、モチベーションを上手く保ったままストイックに勉強しましょう。

帰国後、どのように過ごすのかが最も大切だと考えます。

 

偉そうなことをつらつらと書きましたが、僕自身の英語力もまだまだです。
この考えが正しいということを僕が僕自身をもってして証明できるように、勉強を続けていきたいと思います。
とりあえず11月か12月にTOEICを初受験してみよう。

そういえば最近、久しぶりに納得した面白い記事があったのでご紹介します。
就活におけるTOEICの重要性について書かれたもので、例え方が面白かったです。こういう文章をかけるようになりたいです。

 

じゃ、後程。
"いま二人の人間がジャングルでトラに遭遇しました。一人は一目散に駆け出した。それを見てもう一人は「バーカ、どんなに一生懸命駆けても、トラに勝てるわけ、ないだろう?」するとその男は言い返しました。「トラに走り勝とうとしているんじゃないよ。きみより早く走れれば、トラがきみを八つ裂きにしている間に、僕は逃げることができる」"

バーカ、TOEICで良いに決まってんだろ


 

英語についてはPodcastを使ったリスニングの勉強法を解説したエントリーもあります。
下記エントリーも読んでみてください。

高品質で全部無料のPodcastで英語を学ぼう

元記事はこちら
“海外へ行けば英語力が向上するのか”について

 

2014年6月16日

written

by katsuya-tanaka


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