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2015月3月10日更新

世界を席巻するものづくりベンチャー5社

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大学の授業で、規模としては小さくても、技術力やシェアが世界トップクラスの企業が日本にはいくつもあると知りました。そんな会社をいくつか紹介してもらえますか?(大学2年・男性)


世界を席巻するものづくりの現場

© beeboys - Fotolia.com

工場による大量生産ではなく、職人さんの卓越した技術を生かして製品を開発する『ものづくり』という言葉は、90年代後半からメディアなどで盛んに使われるようになりました。
日本にはその高い技術力を生かした世界に誇れる製品がたくさん存在しています。
例えば、現在産業界を賑わす3Dプリンターは多くの特許を海外企業が保持していますが、その原型を作り上げたのは日本人技術者だったと言われています。
今回は世界にその名を轟かす自社製品を開発した5つのベンチャー企業を取り上げてご紹介していきましょう。

 

ホプニック研究所 (福井県 鯖江市)



蟹やスイーツなどの特産品で知られる北陸地方の福井県にある鯖江市。

ここは古くから『メガネの聖地』としても有名な場所です。

株式会社ホプニック研究所は薄型偏光レンズの製造において世界N0.1のシェアを誇るプラスチックレンズ製造メーカー。
アウトドアやスポーツをする上で大変便利な偏光グラスですが、この会社の薄型化の技術によって、これまで見栄えが悪いとされてきたサングラスの概念を打ち消し、メーカーも消費者のニーズを満たすデザインの製品を販売できるようになりました。

 

山田パター工房 (山形県 山形市)





http://www.maroon.dti.ne.jp/yamada-putter/

ゴルフでカップインを狙う最後の1打に使うパター。

緊張で手元が震えるとパットのフィーリングにも影響してしまいます。

山形県にある小さな会社が作るこのパターはそんなゴルファーの悩みを解決してくれる高性能なアイテム。

2012年にオーストラリアの選手が世界最小ストローク記録でラウンドした時にこのパターを使っていたことから、ゴルフ好きのオバマ大統領が強く要望し、昨年首脳会談の為に訪米した安倍首相がこのパターを持参したというニュースが当時多くの紙面を賑わせました。

ただパター専門の会社ということで、ゴルフで使う他のクラブの製造は一切行っていないとのこと。

これだけ買ってもコースには出られませんので気をつけましょう。

 

向陽技研 (大阪府 堺市)




http://www.koyoeng.co.jp/

座椅子の角度調節を行う時に作動するギア部分が、日本のものづくり企業の技術によって開発された事はあまり知られていません。 

ラチェットギアと呼ばれる、歯車を一定方向に回しつつ固定するこの特許技術は国内はもちろん多くの海外製品にも採用されています。

背もたれを上げる時に“チキチキ・・・”と鳴る音は、この部品が作動している音だったんですね。

同社の部品全体が世界シェアに占める割合は60%以上にものぼるという、実はものすごいグローバルな企業。

 

日プラ株式会社 (香川県 木田郡)




blog.goo.ne.jp/neo_japan21
視界一面に広がる大迫力のパノラマ展望。 水族館で見られる息をのむような水の芸術作品は、1つの国内企業が製造する巨大なアクリルパネルによって表現されています。
四国の玄関口である香川県内に本社を構える日プラは、世界各地の水族館や商用施設に納入実績を持つ世界シェアNo.1のアクリルパネル製造企業。 沖縄美ら海水族館や旭山動物園など国内の多くの有名施設にも同社の製品が用いられています。
現在はマカオの隣にある珠海市内の水族館に世界最大のアクリルパネルを設置予定とのこと。

大信製作所 (千葉県 松戸市)




SCT inc.
BARなどでウィスキーを飲む時にバーテンダーさんが作る丸い氷。 

その氷の製造器を従業員わずか3人という小さな町工場が作っていました。

同社の金型加工技術を生かし開発された『アイスモールド』は、金属の熱伝導で氷を溶かすことによってわずか1分で綺麗な丸い形に作り上げることが可能です。
以前、テレビ番組でも取り上げられたので既にご存知の方もいるかもしれませんね。

海外でもそのユニークさから、ウィスキーメーカーや高級BARなどから注文が相次いでいるとのこと。

う~ん、一度これでウィスキーを飲んでみたい!

 

 

日本の製造業は全体で見ると国際間の過当競争の波にさらされ徐々に衰退の道を辿っていると言われています。

今回例にあげた企業のようにたとえニッチと言われる分野でも確固とした技術を確立し、世界シェアの確保を目指す企業も今後増えてくることでしょう。

将来製造業の就職を希望する人も、こうした業界全体のあり方については念頭に置いておく必要があるかもしれませんね。

2015年3月10日

written

by yassui


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