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2016月5月3日更新

伝え方で差をつけられる!大学院生の就職活動の基本まとめ

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大学院に進学したいと思っています。ただ、就活で不利になるんじゃないかと正直心配です。実際どうなんでしょう?(大学3年・男性)


大学院に進もうか悩んでいる学生


© paylessimages - Fotolia.com



大学院の進学をする際には色々なことを考えなくてはいけませんよね。


キャリアもそのひとつです。


最近の院生の就活事情についてまとめてみました。


是非参考にして納得のいくキャリアづくりに役立ててください。






昔と大きく違う院生の就職事情



大学院生の就職活動について考えたいと思います。



最近、博士課程を修了する大学院卒の活躍にもめざましいものがあります。



しかしその陰でポスドクなどといわれる不安定な院卒の存在も明らかになってきました。実際に大学院生の就職活動は有利なのか、不利なのかを考えてみたいと思います。



これまでは一般的に院生の就職活動は学部生の就職活動に不利だと言われてきました。



そもそも大学院に進学すると学部生よりも遅く就職活動をすることになるわけです。



修士課程においては通常2年の課程があります。



博士課程になればさらに3年やそれ以上の教育課程を経るわけなので、学部生に比べて単純な意味でのスタートラインが遅くなります。



そして大学院で培った能力が仮にあったとしても、一般的な企業の中でそういった能力を必要されるかと問われると、日本ではそういったものは自社で教育することが普通です。

そのため、あまり高すぎる学歴はポジティブに働かないと言われています。





文系院生に朗報!就職先が増加



また文系と理系という分野の違いも大きな意味を持っています。



研究機関などの理系の学部および大学院卒の人材を募集する場合は、学部卒よりも院卒の方が絶対的に不利ということはないようです。



むしろ修士課程を卒業している人のほうが選べる職種や選択肢が広がったりすることもあるようです。



文系など人文科学系の院生は一般的に理系の院生および文系の学部生よりもリスクのある選択とされていました。



しかし近年では文系の修士課程の院生の進路に関しては企業も寛容になってきているといわれています。



ただ博士課程などの修了者については企業側に彼らを雇用し、相応なポストを与えるだけの器量もないためやはり現時点では就職に関しては不利といわざるをえず、仮に有利に働いたとしても研究職などの一部の狭き門となっています。



修士課程修了者における就職状況は、ネガティブな状況であるとはいえなくなっています。



ただし学部3年生の就職活動時に比べて、修士課程に入学して間もなく就職活動をはじめなければならない、もしくは就職活動に専念できる期間が短い院生の就職活動は物理的に時間的にも制約があるということは断言しておかなければなりません。






高齢化社会の意外な効用



ただ学部生と比べても若年者のモラトリアム期間がさらに長くなっている今日では、修士課程における2年の時間的劣性というものも小さなものと捉えられはじめていると思います。



さらに定年制においても60歳から65歳にまで引き延ばされたりと生涯的な労働の期間も自然と長くなってきているので、昔ほど院生に対する拒否感というものは少なくなってきていると思います。



また国家公務員の採用に関しては修士課程の資格が有利に働いたり、修士号を取得している人が求められることがあるなど修士号が有利に働く場合もあるのです。



また教育関連についても従来の学部生の教員免許取得者では、全体的な高学歴化の影響から受け持つ児童や生徒の保護者の学歴より教員の学歴の方が低い場合なども増えてきました。



これに対抗する処置として修士課程以上の教員を採用するなどの措置が取られれば教員に対する尊敬のまなざしを復活できるのではないでしょうか。



実際にすこしずつ教育現場でもそういった流れが芽生えつつあります。



まとめると現時点で学部生よりも明確に院生の就活が有利とはいえないけれど、限定的に院生であることが有利に働く領域もあるようです。

2016年5月3日

written

by m-piero


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