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2014月6月17日更新

大阪人が東京に行っても方言が残ってしまう5つの理由

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今年、関西から東京の大学に進学しました。やっぱりみんな標準語を話すようにするものなのでしょうか。(大学一年生・男性)



大阪人が東京に行っても方言が残ってしまう5つの理由



 

都内で電車に乗っていて耳に入ってくる方言は、たいてい大阪弁であることが多い気がします。独特の抑揚やしゃべり方が耳に残りやすいせいかもしれません。キャンパス内でもかたくなに大阪弁を使い続けている友達があなたのまわりにもいるのではないでしょうか?


だけど、ほかの地方出身者だって地元に帰れば地元の方言を使っているハズ!ではなぜ大阪人は東京へ行っても方言を使い続けてしまうのでしょうか。5つの理由をピックアップしてみました。



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1.恥ずかしい!



 

大阪人にとって東京で話されている標準語はドラマや映画の中の言葉。画面の向こう側の言葉と言っても過言ではありません。そしてそんな標準語を使うことを『まるで芝居をしている』と感じてしまう人も多いのです。


関西圏の中でも特に大阪人は『かっこつけ』を嫌がります。自分を落として笑わせてナンボなのに、ドラマに出てくる俳優のように『かっこつけ』た言葉を話す自分が恥ずかしい!そんな自意識のせいで大阪人はいつまでも方言を使い続けてしまうのです。




2.そもそも方言をしゃべっている意識がない?



大阪人は子どもの頃から、両親、祖父母、近所のおばちゃんおっちゃんの話す言葉を耳にして育ちます。


また大阪の放送局が作っている番組では、ふつうのバラエティはもとより、ニュースバラエティでさえ方言が使われていることが多く、必然的に標準語より方言を優先して覚えてしまいます。それがスタンダードだと思っている大阪人は自分が方言を話しているのだという意識がとても薄いのです。



たとえ「訛ってる」と言われても、「えっ、別に訛ってへんやろ?」と素で返されてしまうでしょう。

3.サービス精神



もちろん、ちゃんと自分が方言を話しているとわかっている人もいます。そういう人の中には自分が大阪人として求められる役割を果たすため、あえて大阪弁を話している人もいます。


筆者も経験がありますが東京へ行くと「大阪弁でなにかしゃべってよ」と言われることがままあるのです。残念なことに筆者は『おもんない』大阪人であったので、気の利いたことは言えなかったのですが、もともとサービス精神旺盛な気質を持った大阪人は「よっしゃほんならしゃべったるわ」とばかりに方言で話してくれるのです。




4.アクセントの違い



関西で話されている方言は京阪式アクセントという分類がなされています。京阪式アクセントは関西と四国の一部で話されているのですが、実は多くの地域の方言は東京式アクセントという、標準語を含んだアクセント方式でであることが多いのです。東京式アクセントを話している地域の人が方言を標準語になおすことは比較的容易です。


演劇関係やアナウンサー方面に進もうと思っている方はご存知だと思いますが身についたアクセントを矯正するのは実はとても難しいもの
これがほかの地方の方言を話す人と比べて、大阪人の方言が残ってしまう理由のひとつではないかと思っています。




5.やっぱり大阪弁が好きやねん!



「自分の話す方言が好きか」というアンケートを取ると、大阪府は必ず上位に食い込んできます。大阪人の多くが大阪弁に誇りを持っているようです。生まれ育った街の慣れ親しんだ言葉がやっぱり好きだ!という思いから、大阪人は東京へ行っても大阪弁を捨てることができないのかもしれません。

 

大阪人である筆者も、なぜ自分が方言をやめられないかもう一度考えてみるいいきっかけになりました。大阪人もそれ以外の人もこの記事を読んで、「だからこの人は(自分は)方言が残っているんだな」と思ってくださるきっかけになればうれしいです。

2014年6月17日

written

by rico


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