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2015月10月14日更新

適性検査で見られているコト・いないコト

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就活生です。適性検査をすることになりました。
適性検査っていったい何をみているのでしょうか。(大学4年生・男性)







適性検査で人の資質が見極められるなら苦労しない



就職活動をするときに、知能検査以外に適性検査が行われることがあります。


たとえば、「あなたは仕事に自分から取り組む方ですか?」「あなたは指示を待ってから慎重に判断する方ですか?」といったような質問です。

こうしたアンケート用紙を前にすると、就職活動をしている学生は「自分を良く見せよう」とかっこいい答えを選ぼうとするようです。
気持ちは良く分かります。内定は欲しいですから。




ところが、先日、懇意にしている会社の人事部の方と話をしていたところ、「いやあね、コンピテンシー評価(社内で力を発揮している従業員がどういう能力を持っているか)と適性検査の結果を10年分照合してみたんだけれども、全然関連した結果が出なかったんだよ。
最初から期待していなかったんだけどね。


当時の人事部長が、適性検査を定量的に判断するということに凝っていてね。



「アンケートで分かったら、苦労しないよね」と笑っていました。
こんなありさまなので、適性検査で、どのような特性を持っているか、ということは実際の採用でもあまり重視されていません。



つまり、適性検査からリーダーシップの能力が高く評価されたからといって、人事部はリーダー候補としてその学生をとったりしないわけです。
適性検査のリーダーシップが、その後のキャリアにおけるリーダーシップと関連していると信じられていないからです。
適性検査において抽出される人材タイプはおしなべて、ほとんど信頼されていない、と思ってよいでしょう。




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では、何のために適性検査をするのか、ということですが、二つの着眼点が比較的よく知られています。



まずは、プラスの特性ではなく、どうしようもなくネガティヴな結果の寄せ集めのような人材タイプは避けられます。
アンケート結果から、あまりに社会常識が欠けていると見られるような外れ値は敬遠される可能性があります。



もう一方の着眼点ですが、こちらは、同じようなテーマを質問した時に質問形式を変えるとコロコロと回答が変わるタイプは俎上に上がります。
悪い意味で。
明らかに質問内容や出題者に媚びる意思があるにもかかわらず、一貫した答えを出すほどの知能がない、ということになれば印象は良くありません。


あるいは、着飾っていなかったとしても、似通った質問がされたときに同じテーマについて質問がされている、ということ自体を理解することができないと判断されかねません。
この場合、意思疎通に難があると見なされても仕方がないでしょう。


私が見聞きする範囲では、適性検査は「いい人材」を見分けるために使われていません。

むしろ、「明らかな外れ人材」を除外するために行われているようです。


従って、適性検査を受ける学生は、自分をいい人材と見てもらうために変な努力をするよりも、アンケートの質問項目が何を聞いているかということを把握したうえで、素直に回答した方が得ではないかと思えます。


プラス材料として判断されることが少ないうえに、変に凝った回答をしてしまうことでボロを出してネガティヴな評価を受ける方が損になるからです。



このように考えると、適性検査は就活生にとって恐れる相手ではありません。
気に病む必要がなく、気軽に回答すればいいのではないかと思います。

適性検査に気をもむくらいなら、その精神エネルギーを知能検査の対策や面接対策の情報収集に回しましょう。

2015年10月14日

written

by manabu


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