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2015月3月5日更新

企業がインターンシップを行う目的とは

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 インターンに参加しようと考えているのですが。企業が学生に対してインターンを行う目的ってなんでしょうか?(大学3年生・女性)


インターンシップに向けて準備をする就活星


就職活動を始めると、インターンシップを募集している企業に巡り合うことがあります。


学生側としては、選考では無いので気軽な部分もあるかもしれません。


ですが、企業にはかなりの負担があります。


そこで、今回は企業がどのくらい負担しているのか、そこまで負担をしてインターンシップを行う理由は何かを見てみましょう。





企業の負担額



具体的な費用に関しては、企業のプログラム内容によって変化します。


なので、確実な金額ではありませんが、仮に五日間のプログラムに参加したとして計算してみましょう。


昼食費用→1000円×5日分


プログラムで使用した資料などの費用→1000円


人件費(企業側の人間)→15000円(5日分)


(インターンシップで企業が皆さんに報酬を払うことはあまりありません)


人件費は、企業によって変化します。


少なめに考えて計算していますが、恐らくもっとかかっている事もあるでしょう。


また、会場などを借りた場合は会場費用も別途必要になります。


交通費を支給してくれる企業もありますが、こうなるとさらに企業側には負担がかかることになりますね。


純粋な計算で、学生一人あたりに掛る費用は2~3万円程度。


20人のインターンシップ生を受け入れると40万~50万円程度の負担がかかります。


これだけの負担をしてまで、企業がインターンシップを行う理由はどこにあるのでしょうか。





企業と学生の間のミスマッチを防ぎ離職率を下げる



学生にとっても、企業にとっても採用活動はかなりの負担になります。


求人を出して、説明会を行い、ESや履歴書に目を通し、面接…と大きな負担。


また、採用したらその人を育てていかなければなりません。


それには長い時間とお金が必要になるのですから、入社した後で「想像と違ったから…」等という理由で退職されてしまえばかなりの痛手になります。


また、2013年には厚生労働省からブラック企業と呼ばれる企業対策として離職率の公表が求められる様になってきました。


離職率が高い企業に応募するのは大学生の皆さんもちょっと躊躇ってしまいますよね。


そういった意味でも、採用活動に入る前にミスマッチを防ぎ離職率をできるだけ少なくしようという目的があります。





優秀な人材の確保



経団連から倫理憲章の見直しがされ、2016年3月卒業予定の学生の方に対する就職活動のあり方は随分変わってきました。


大手就職活動情報サイトや就活系統のイベントに企業が出典できるようになるのが3月以降になったのです。


これによって、企業はこれまでより選考活動に使用できる時間が4カ月程度減ってしまいます。


こうなると、優秀な人材の確保がどんどん難しくなってくるのが現状です。


そこで、選考に関係のないインターンシップを行う事で優秀な人材を囲い込む動きが出てきています。


早い時期からインターンシップなどで、できる学生を発掘して選考がスタートすると同時に採用してしまおうという意図もあるようです。


学生の皆さんにとっては、チャンスと見て良いでしょう。早いうちにインターンシップに参加しておいて、自分を売り込んで就職活動を早く終わらせることも可能かもしれません。





広報活動の為



前述したように、経団連から倫理憲章の見直しによって企業側が自社をアピールできる期間も3カ月少なくなってしまいました。


知名度の低い企業は、この期間が短くなってしまうと選考に人が集まりにくくなってしまう事もあります。


合同企業説明会などに出席しても、ブースに人が集まらない…などという事態は企業にとっては手痛いこと。


そこで、自社をPRするために短期間のインターンシップを何度も行うことで自社の広報活動を行っているのです。


初めてインターンシップに参加する人は、こういった短期間のインターンシップに参加してみて空気に慣れておくのも良いかもしれません。





マーケティングの一環



小売業界やレジャー関連の業界・サービス業の業界に属する企業・またメディア関連の企業には当て嵌まるでしょう。


企業側としても、消費者の皆さんがどんな事を考えているのか・どんなサービスを求めているのか・どんな商品を提供していけば良いのかといった情報を求めています。


インターンシップのプログラムの中で皆さんが提案する意見や、発言等から市場調査を行っています。


社会人としての経験やスキルも確かにマーケティングには必要ですが、やはり生きた情報は得難いもの。


自社の商品やサービスをどのように売り込んでいくかを、皆さんを通して考えています。






最後に



企業側にとっては金銭面の負担が大きく見えますが、優秀な人材を確保できれば取り戻すことができる金額です。今後、より企業もインターンシップを重視していくでしょう。機会が有れば参加をしてみて下さい。

2015年3月5日

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