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2015月9月30日更新

お盆の後は危険?クラゲが海に出る時期まとめ

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夏休みに海に入ろうと思っています!クラゲに刺されない時期を教えてください(大学2年生・女性)



「お盆の後はクラゲが出るから海に入るな」



小さな頃から聞き慣れた言葉ではないでしょうか?


お盆の後、とは言っても八月・九月はまだ夏休み。


「お盆は過ぎたけど、まだ夏だから大丈夫だろう」


と、お盆後でも海水浴に足を運ぶ人も多くいます。


実際の所、お盆後の海はどれくらい危険なのでしょうか?


今回は「クラゲが海に出る時期」をまとめていきます。







4月~6月 アカクラゲ




画像出典:串本海域公園


まず春先に海に現れるのが「アカクラゲ」です。


海水浴シーズンとは発生時期がずれているため、あまり被害は聞きません。


ですが、アカクラゲは強い毒を持ったクラゲです。


刺されるとヒリヒリとした痛みに襲われます。


よく「火傷をした時のような痛み」と評されていますね。


ビーチに打ち上げられ、死んでしまってからも毒は健在。


触らないよう、踏まないよう、十分に注意しましょう。


また「水中ではクラゲの姿が確認し辛い」という点にも注意が必要です。


アカクラゲは完全に透明ではありません。


ですので目視はしやすいのですが、触手が非常にやっかいです。


色や形状から、よく苔や水草と勘違いされてしまうのです。


「何気なく水草を手で追い払ったつもりが、激痛に襲われた」


といったケースも有るので気を付けてくださいね。


6月を過ぎると数は激減しますが、ゼロになるわけではありあません。


アカクラゲらしきクラゲを発見したら、すぐに遠ざかるようにしましょう。







5月~10月 ミズクラゲ




画像出典:KAMIHATA AQUA NETWORK


最も一般的な無色透明のクラゲが「ミズクラゲ」。


ほぼ一年中姿を確認できますが、夏に多く見られます。


無害だと思われがちなミズクラゲですが、このクラゲも毒を持っています。


ただ、どちらかと言えば穏やかな気質のようで滅多なことでは刺されません。


こちらから刺激を与えなければ何の問題もありません。


無暗に触ったり、蹴ったりしないことが大切です。


また、「クラゲの傘の内側に手を入れる」といった行為も絶対にしないでください。


刺された場合でも、実害がないことも多いようです。


ただし「皮膚が弱い人」「体調不良の人」はミズクラゲにも十分注意してください。


皮膚が酷い炎症を起こす場合もあります。







6月~8月 カツオノエボシ




画像出典:Wikipedia


お盆前から確認される危険な電気クラゲの一種に「カツオノエボシ」がいます。


増え始めるのはお盆後辺りと言われています。


大量発生することは稀ですが、外見に騙される人が多いので注意が必要ですよ。


カツオノエボシは青いビニール風船のような見た目をしています。


とても綺麗で幻想的……ですが見た目に反して猛毒を持っています。


刺されると激痛が走り、刺された箇所が麻痺することも。


沖合で刺されると泳ぐのが困難になり溺れてしまう可能性まであります。


また、刺された箇所は酷いミミズ腫れを起こし、跡が消えない場合もあります。


さらに、二回目に刺されるとアナフィラキシーショックを起こす危険も。


スズメバチだけではなく、海の生物にも恐ろしい種がいるのです。


遭遇した場合は絶対に触らず、すぐに避難してください。


浜に打ちあがっているものも触ってはいけません。







6月~9月 ハブクラゲ




画像出典:沖縄県衛生環境研究所


お盆前後に数が増える「ハブクラゲ」。


名前からも想像できる通り、非常に危険な毒を持っています。


ハブクラゲは沖縄の海でのみ確認されています。


現状その他の海ではハブクラゲによる脅威はありません。


名前の通り、猛毒を持つハブと同種の毒を保有しています。


さらに、その毒はハブのものよりも強力だとさえ言われています。


体が透明で目視は困難。


泳ぐスピードも速いため、遭遇してしまうと逃げるのは難しいとされています。


沖縄の海ではネットを張るなどの対策を取っています。


ただ、それでも完全に侵入を防げるわけではありません。


沖縄に海水浴を楽しみに行く場合は注意しておきましょう。








8月~10月 アンドンクラゲ




画像出典:海遊館


お盆後に一気に数が増えるのが「アンドンクラゲ」というクラゲ。


毒クラゲの一種で「電気クラゲ」とも呼ばれています。


刺されるとビリビリした痛みを感じます。


人によっては患部が炎症する場合も。


致死性の高い毒を持っているわけではありませんが、体調不良時などは注意が必要です。


また刺されたことでパニックに陥り、溺れてしまうというケースもあります。


このアンドンクラゲ、実は春から海にいます。


ただ、その時点ではまだ実害のない小さな子どもの状態。


それが大人になるのが丁度お盆後なのです。


「お盆後はクラゲが出る」というのはこのアンドンクラゲのことを指していたのですね。


また、地域によってはアンドンクラゲよりもカツオノエボシが大量発生することも。


どちらも毒を持った危険なクラゲです。


これらのクラゲを見かけたらすぐに海から上がりましょう。



以上、「クラゲが海に出る時期」をクラゲの種類毎にまとめてみました。


いかがでしたでしょうか?


楽しくて夏に欠かせないイベントである海水浴。


ですが、楽しいばかりではなく危険もあるのだということは忘れないでください。


「お盆の後はクラゲが出るから海に入るな」


という先人達の言葉はれっきとした事実です。


クラゲ被害に十分気を付けて、今年の海は安全に楽しみましょうね。

2015年9月30日

written

by gustelieraya


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