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2015月9月3日更新

飲みすぎる前に知っておこう。アルコールが分解されるステップまとめ

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アルコールってどうやって体内の中で分解されるのでしょうか?(大学3年生・女性)
出典:PAKUTASO

大学や会社、バイト先で仲間とお酒を飲む機会、ありますよね?
美味しいお酒で酔って、でも次の日仕事だからしゃきっと出掛けていく。
でも人それぞれで、アルコールの残り方が違いますね。

そもそもアルコールって、体の中でどうやって分解されるのか?
意外と知らない分解ステップをご紹介!

分解、の前には吸収

アルコール吸収ってどこで行なわれているか知っていますか?
体内へ流れてきたアルコールは、胃で20%、腸で80%吸収されています。
よく肝臓でなんとか、と聞きますが肝臓は吸収機関ではありません。
ここで多量に吸収されることで、翌日の二日酔いにつながるのです。

つまり言ってしまえば、アルコールの吸収を上手く『阻害』することができれば二日酔い防止になります!
お腹が空いている時などは胃の吸収速度が速いため翌日二日酔いになりやすいんです。
すきっ腹のビールは確かにウマイ!
でも、明日のことを考えると止めたほうがいいんですね。

分解の2ステップ

出典:e-ヘルスネット

吸収されてきたアルコールの分解は、主に肝臓で行なわれます。
まず肝臓内のアルコール脱水素酵素(ADH)の働きによってアセトアルデヒドに分解。
アセドアルデヒドは、アセドアルデヒド脱水素酵素(ALDH)で酢酸という物質にまで分されます。

そこから先は肝臓以外の臓器、そしてなんと筋肉や心臓で分解になります。
酢酸がアセチルCoA合成酵素の働きで、水と二酸化炭素に分解され、体にとって有害ではなくなるのです。

この分解ステップは速やかに体内で始まり、分解時間は男性で平均2.2時間。
女性では平均およそ3時間といわれています。
ですが個人差によってはかなり差が出てくるため、あくまて平均の時間です。
分解時間の差は肝臓の大きさや筋肉量によって決まるため、一般的に体の大きな男性の方が早いとされます。

フラッシング反応ってなに?

出典:PAKUTASO

お酒を飲むと顔が赤くなったり、弱い人は頭が痛くなったりと、いろいろな反応が現れますよね。
この反応をフラッシング反応といい、脱水素酵素のALDHのタイプによって変わってきます。
お酒に強いといわれるひとや、比較的不快な症状が出ない活性型。
活性型にくらべて分解スピードが格段に遅い低活性型。

そしてこのALDHがほとんど働いてくれない非活性型の3種類です。
低・非活性型はアセドアルデヒドの分解が遅か、ほぼ分解されないためフラッシングによる不快な反応が出てしまいます。
アセドアルデヒドは血液に存在し、濃度が上がると体に悪影響が出るのです。

ちなみにこのALDHの活性は遺伝するといわれていますが、実は様々な説があって正しいとは言い切れないようです。
ちなみに年齢によってもALDH活性のスピードは変化するので、年齢の衰えも関係します。


飲み続けると強くなるって本当?

お酒をたくさん飲んでいると、だんだんお酒に強くなるといわれていますね。
あまり酔わなくなってきたり、赤くなるなどのフラッシング反応が起こらなくなったり。

しかしこれ、別に脱水素酵素のALDH活性が良くなっているわけではないのです!
これは脳のアルコールに対する感受性の違いであって、強くなったのではなく『慣れた』だけ。
脳の神経細胞が変化して、耐性を獲得した状態なのです。
長くお酒が飲めてラッキーと思うかもしれませんが、これ実はアルコール依存症のリスクを伴っています。
お酒に慣れすぎて、脳がいつまでもアルコールを欲するようになってしまう事も・・・お酒は飲んでも飲まれるなとは、まさにこのことですね。


専門用語も交えてきましたが、じつはこの知識は中学や高校の保健体育で習う内容に含まれているそうです。
特に高校生になってくると、飲酒可能な期間も近くなっているので学習内容に入るんですね。
でもよくわからんし、もう忘れた!という人も多いはず。
お酒が飲めるようになった方はこの記事でもう一度思い出してみるのもいいかもしれませんよ?

2015年9月3日

written

by っぱー


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