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2015月10月15日更新

意外と知らない!台湾の言語とは?

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日本に近くてお互い親しみを持っている台湾。



しかし、日本人は意外と台湾でどんな言葉が話されているかを知りません。


台湾でどんな言葉が使われているか知れば、きっともっと深く台湾を理解する一助となるでしょう。



台湾は多言語国家






台湾は他民族国家なので言語も多言語が流通しています。



共通語は一応戦後に台湾に移った国民党により北京官話(マンダリン)となっていますが、最も多く使われているのは「台湾語」と呼ばれる言葉です。



台湾語は中国から台湾に移民してきた福建南部の人々が使う福建語がベースとなっていて、そこに日本時代に取り入れられた日本語の語彙や、戦後に取り入れられた北京語の語彙が加わってできた台湾独自の言語です。




台湾語は台湾の人口の約8割といわれる「本省人」のうち「ホーロー人」と呼ばれている福建系漢民族と平地原住民の混血の子孫たちが用います。






蒋家独裁時代には台湾語の使用が禁じられていましたが、民主化後台湾アイデンティティーの高まりとともに見直され、現在では小学校の授業で教えているところもあります。




次に、客家系の人々が使う「客家語」があります。



客家系の人は全人口の1割程度ですが、台北MRTの車内アナウンスには客家語アナウンスも入り、また客家語番組専門の「客家チャンネル」というテレビ局もあります。



山岳地帯や一部離島では主に原住民の言語が使われています。



原住民は全人口の2割程度。


その2割の中でさらに13の部族に分かれており、居住地域によって3系統23の言語があります。





ちなみに「台湾原住民」は本人たちの希望もふまえ台湾政府が定めた正式名称で「台湾にもともと住んでいた人たち」という意味であって、差別的なニュアンスは一切ありません。




日本時代に教育を受けた世代の方は台湾人同士でも日本語、もしくは日本語と台湾語のチャンポンで会話する場合があります。



そういう方々は「日本語族」と呼ばれています。



このように様々な言語が存在する台湾ですが、一応共通語は北京語なので北京語ができれば大抵通じます。



しかし、本省人の特に高齢者には北京語を嫌っている人も存在します。


そして、台湾語ネイティブに対しては北京語よりも台湾語を使ったほうが喜ばれます。


台湾語にも北京語と同様単語ごとに定められたイントネーションである「声調」があります。






しかし、北京語の声調が四つで、三声が重なったときだけ前に付く語が2声に変化するだけなのに対し、台湾語は七つ(実際には八つだが六声が二声と混同されたために使われるのは七つ)あり、音節ごとに全て声調変化するので大変難しい言葉です。







Photo byDave Wilson







台湾で使えるちょっとした言葉






北京語にも台湾語にも声調がありますので文字だけで伝えるのは難しく、また単音節を表すカタカナで表記するのも非常に困難ですが、一応台湾でも使えるような言葉をカタカナ表記します。






相手が日本だと分かれば通じなくても笑って許してくれるでしょう。



なお、北京語に関しては台湾人に多い反り舌音を使わない発音を踏まえています。



「こんにちは」






台湾語:リーホー






北京語:ニーハオ




「ありがとう」






台湾語:トーシャー






北京語:シェシェ(よく「シェイシェイという表記を見ますがそのような発音はしません」)




「いくらですか?」






台湾語:ロアゾエチー?






北京語:トーサオチェン?




電車やバスでお年寄りに席を譲るとき






台湾語:チャーツェー






北京語:チンズオ




「おいしい」






台湾語:ホーチャ






北京語:ハオツー




「私は日本人です」






台湾語:ゴア シ リップンラン(南部だとジップンラン)






北京語:ウォー スー リーベンレン




「ごめんなさい」






台湾語:パイセー(どちらかというと「失礼しました」に近い)






北京語:ドイブチー




「~まで行きたい」






台湾語:ゴア ベ キー~






北京語:ウォー ヤオ チュィ~




相槌をうつとき(日本語の「はい」「うん」に近い)






台湾語:ティォ






北京語:ドゥィまたはスー







「さようなら」






台湾語:ツァイホェ






北京語:ツァイチェン




まめちしき:台湾語に取り入れられた日本語の語彙






「ショクパン」「トマト」「ビール」「オジサン・オバサン」「オニイサン」「ウンチャン(タクシーの運転手)」「カモメ」等







Photo byCHEZ ANDRE 1








まとめ






台湾は多言語国家なので発音や文法にそれほどうるさくありません。




また、日本よりも英語教育に力を入れているので、今の30歳以下18歳以上ぐらいの年代であれば英語が通じます。



日本人が多いお店では日本語メニューがおいてあったりしますが、どこでも日本語が通じるわけではないので気をつけましょう。

2015年10月15日

written

by tabisapo


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