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2015月10月15日更新

トルコの治安ってどうなんだろう?地域別まとめ

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今度旅行でトルコに行く予定があるのですが、治安が心配です。トルコの治安について教えてください。(大学2年生・男性)

トルコの治安と一口に言っても国土が日本の2倍以上あるのでここでは何点かにわけて詳しく紹介します。




イスタンブール旧市街地・ヨーロッパ側の治安


いわずと知れた世界遺産地区がある、旧市街地。



観光客用に各種インフラが旧スピードで整備され、最近ではいたるところに警察の監視カメラが配備されており、治安面は一時期よりは急スピードで良くなっています。



また、「地区」として世界遺産に登録されたので、違法な改築・増築はできません。



いわゆる殺人や窃盗のような刑法に触れるような犯罪行為、および、詐欺・詐称のような商法に触れるような犯罪行為をするとすぐに所在地がわかるため、今では滅多にトルコ人が外国人観光客に犯罪行為をするようなことは無くなりました。



ただ、外国人観光客目当ての難民が非常に多く流入しているのでその点は気をつけましょう。



同じくヨーロッパ側も欧州への玄関として非常に便利なアタテュルク空港があり、空港関係者や、ヨーロッパと中東を結ぶビジネス等で生計を立てている富裕層が多いため
特に治安の悪さを気にしないといけないことは何もありません。














Photo byMoyan Brenn








イスタンブール新市街・アジア側の治安


「旧市街側は観光客用に整備されすぎてもう面白くないからトルコらしさを見に新市街側・アジア側へ行こう」という人も最近では多くなりました。




しかし、こちらはデモの拡散起点にもなったタクシム広場に代表されるようにトルコで何かを発信するときの起点の場所として使われることもしばしばあります。



最近でもタクシム広場近辺で政治集会をしてて逮捕される人がでたりしているぐらいです。


戦車型放水車は特に人を判別して放水しているわけではありません。


そういう現場に出くわしたら巻き込まれないうちにその場から退散しましょう。



また、その他の場所も、旧市街で働くやや郊外から通う人たちが多く住んでいます。



そういった地域では職にあぶれた若者が夜遅くまで通りでたむろしていることがあります。


特に何かしてくるというわけではありませんが、何かが起こってからでは遅いので気をつけましょう。








Photo byEser Karadağ








エーゲ海側(イズミル・アンタルヤ等)の治安


この地方はまだ日本からの観光客にはややなじみのうすい都市ですが、近年では美しいビーチを利用しに大量の欧州からの観光客が来ています。




しかし、警察組織の充実はまだまだ遅れており、特に外国人女性が巻き込まれる犯罪が頻発しています。



開放的になりやすい気候の都市だからといって過度に肌を露出したり、目立つような行動は控えましょう。



そして、この地域では近年ロシア系の住民が非常に増えており、元々ギリシャ系トルコ人が多かったことから、日本人から見ると一瞥しただけではトルコ人なのか外国人なのか分からないような人が多いです。



だからといってうかつに「トルコ人ですか?」などど聞くと相手の気分を害する場合もあるので気をつけましょう。






Photo byMehmet Aktugan








内陸地(アンカラ・コンヤ・カッパドキア等)の治安


首都アンカラは「事件でもあったんですか?」というぐらい景観による取締りが色んなところであります。



また、初代大統領アタテュルクの霊廟を守るための専用の部隊も国防省から派遣されているほど。

しかし、コンヤはトルコでも少数派の宗派が最も多く住んでいたり、カッパドキアは内陸部唯一の観光資源と言ってもいいほどの場所だったりと、その特殊性からイスタンブールとは違って各内陸部の都市から出稼ぎに来ている人が多いところでもあります。




彼らの中には初めて外国人と接するなんて人も多く見受けられ、自分の生まれ故郷では考えられないような何かを目撃したときに理性の箍が外れるのか、外国人観光客が巻き込まれる犯罪は意外と多いようです。




特にコンヤは螺旋舞踏教団として有名になったメブラーナの聖地として有名な都市。



彼らは決して見せるために儀式をやっているわけではないので興味本位からの失礼な行動は厳に慎みましょう。


最悪の場合殺されても被害者とは扱ってもらえません。






Photo byMichael Chow




南東部(ガジアンテープ・ハタイ・国境近辺)の治安


この地域は注意が必要!


近年急速にこの地方の治安は悪化しています。



シリア難民の流入、エジプト難民の流入、クルド人武装勢力のテロ活動など、もはやトルコ語よりもアラビア文字のほうが多くなった商店街まで出現するほど。



取り締まろうにも国内の政治勢力とこれらのグループが複雑に関わっているので、治安改善には程遠いでしょう。



現地の言葉に堪能でもない限りは観光はお勧めできません。




Photo byAndra Moclinda-Bucuţa








黒海沿岸(トラブゾン・サムスン等)の治安


一時期はソ連崩壊の影響もあり、ロシア系移民の流入が多く見られた地方ですが近年では一転して、やや雨は多いものの田園風景の広がるのどかな都市として知られています。



ほとんどが地元の人なので犯罪行為をするような人は余計に目立ちますし、地元の人で犯罪行為に及ぶような人は特に見受けられません。



なので遺跡や文化に特に興味が無いのであれば、ゆっくりトルコの広大な土地を実感するためには意外と一番お勧めできる穴場の都市かもしれません。









Photo byCharles Roffey
















まとめ


全般的に日本に比べるとやはり治安の悪さは否めないトルコですが、基本的に日中には特に大きな事件等は起こりにくいです。






また、仮に起こったとしてもすぐに該当地域を離れ、外国人である旨を誰かに告げれば周囲のトルコ人も助けてくれます。



警察も基本的には親切です。


ただ、どうしてもイスラム教の国のため性犯罪については女性の方も悪いという感覚がまだまだ残っているのも事実です。





いくら、道行く人が親切だからと言って不用意なことはしないようにしましょう。



2015年10月15日

written

by tabisapo


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