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2014月10月29日更新

マドリード人気観光スポット”ラス・ベンタス闘牛場”の楽しみ方とは?

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スペインの3大エンターテインメントといえば、サッカー、フラメンコ、そして“闘牛”。


スペインが生んだ偉大な芸術家パブロ・ピカソも闘牛を深く愛したと言われています。


マドリッド市街に位置する“ラス・ベンタス闘牛場”。



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ここでは、今も当時と変わらず芸術的な色彩を放つ闘牛を鑑賞することができます。


地下鉄2号線または5号線ベンタス駅で下車。駅を出るとレンガ色の大きな建物が見えてきます。


世界でも最大規模を誇るラス・ベンタス闘牛場です。スペイン屈指のマタドールが多く出演する事でも有名です。


 



シーズン



3月中旬~10月中旬。ラス・ベンタス闘牛場ではシーズン中の毎週日曜日に闘牛を開催しています。


また、5月中旬から6月中旬までのサン・イシドロ祭の期間中はほぼ毎日開かれています。


開始時間は日没の2時間前を目安として、春や秋は17時頃から、夏は19時頃から開始されます。


 


チケットは会場の窓口のほか、市街地にある闘牛観戦チケット売り場でも販売しています。


公式サイト(日本語あり)からオンラインで購入することも可能です。


 




いよいよ闘牛観戦へ



観客席には、日向席(ソル)、日陰席(ソンブラ)、日向と日陰の中間席(ソル・イ・ソンブラ)があり、


それぞれ1階席から3階席までわかれています。チケットの値段は日当たりと階数で異なります。


 


日向席は日陰席に比べて安く設定されていますが、日没直前であっても日差しが強いので、


日陰席か中間席をおすすめします。


その場合も、帽子とサングラスをお忘れなく。加えて、白いハンカチを持参すると良いかもしれません。


 


素晴らしい闘牛を観戦したあと、観客が白いハンカチを振って健闘を称えるという風習があります。


さて、指定の席に落ち着いたら、熱く乾いたアリーナを眼下に開始を待ちます。


 


闘牛は、太陽が傾き闘技場の端に影を落としてきたときに始まり、円形のアリーナが影に染まっていくときに終わります。光が影に支配されていく2時間のうちに行われることから「死の舞踊」とも称されているのです。


 


高らかに響くトランペットのファンファーレとともに、牛が猛然と姿を現わします。


マタドールとその助手たちも登場し、ピンク色のカポーテ(ケープ)を使って牛を挑発します。牛は挑発に乗ってカポーテに突進します。マタドールが牛の状態(スピード、癖、体)を見定めるのに重要な場面です。



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つづいてピカドール(槍方)が馬に乗って現れます。ピカドールは馬上から、牛の首元を槍で突き刺します。


ただし、牛に致命傷を負わせてはいけません。ピカドールには非常に繊細な技術が必要とされます。


 


ピカドールと入れ替わりに、3人のバンデリーリョ(銛旗士)がやってきます。


彼らは銛(もり)を振り上げ、牛の背中に打ちこんでいきます。


牛は背中から赤い血を流しながらも、野生さながらに激しく躍動し続けます。


 


いよいよマタドールの出番です。片手に剣をもう片方に鮮やかな赤いムレタ(マント)を携え牛と厳かに対峙します。


すべては仕留める一瞬の為にマタドールは牛との距離感を保ちながら華麗な身のこなしでムレタをさばきます。


 


牛を苦しませずに一瞬でとどめを刺すこと。これがマタドールの美学。


わずかな隙をつき、牛の急所を刺すと牛が崩れ落ちるように倒れます。


 


闘牛の終了。と同時に、それまで固唾を飲んで見つめていた観客が喝采を送ります。


さらに、素晴らしい闘牛を見せてくれたマタドールに白いハンカチを振って称賛を表すのです。


このとき、観客は日常では目にすることのない、牛と人間の生死を巡る美しき攻防に、


すっかり魅了されていることにあらためて気付かされることでしょう。


 


マドリッドの誇るスペイン最大の闘牛場、ラス・ベンタス闘牛場。


この闘牛場では世界中から集まる多くの観客とともに芸術としての闘牛を堪能することができます。


是非、ラス・ベンタス闘牛場を訪問し、自分にしか感じることのできない、特別な感慨を味わってください。


 

2014年10月29日

written

by tabisapo


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