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2015月10月11日更新

ベルギーの世界遺産「聖母大聖堂」ってどんなところ?

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世界名作劇場『フランダースの犬』の最終回、あの涙なしでは見ることができない、主人公のネロとパトラッシュが寄り添って亡くなっていくシーンの舞台となった場所ってどこにあるかご存知ですか?




それが、世界遺産にも登録されている「聖母大聖堂」です。


ベルギーに行くならブリュッセル・ブルージュだけでなく、ぜひここにも足を延ばしていただきたく、ご紹介いたします。




そもそも、どこにあるの?


聖母大聖堂は、アントワープという街の旧市街にあります。


ブリュッセル中央駅からアントワープ中央駅へは、電車で片道約40分です。


このアントワープ中央駅は、1895年から10年の歳月をかけて建てられた、ネオバロック様式の建物です。




「鉄道の大聖堂」とも称され、重要文化財に指定されるほど、ただ通り過ぎるにはもったいないくらい美しいので、写真に収めるのをお忘れなく。


駅から大聖堂までは徒歩で20分程。地下鉄グルーンプラッツ(Groenplaats)駅からは徒歩2分です。



Kamil Lipiński




みどころ


聖母大聖堂は、ベルギー最大のブラバントゴシック様式の歴史建造物です。
123メートルの塔は世界遺産にも登録され、街のランドマークになっています。



Joao Araujo




では早速6ユーロの入場料を払って中に入ってみましょう。


聖堂内は高く吹き抜けた天井から優しい光が降り注ぎ、ステンドグラスも美しい輝きをはなっています。


そして、おそらく一番最初に目に付くのが、正面奥の主祭壇に飾られたルーベンスの「聖母被昇天」です。明るく鮮やかな色合いが印象的な作品です。



ルーベンスの作品は聖堂内に全部で4つあり、特に見逃せないのが2つの三連祭壇画です。


祭壇に向かって右に「キリスト降架」、対をなすように左に「キリスト昇架」が飾られています。


この「キリスト降架」こそが、フランダースの犬のネロが見たくてやまなかった大作であり、まるでこの絵に抱かれるようにネロとパトラッシュは息を引きとります。



これらの祭壇画には第二次世界大戦後までカーテンがかけられ、お金を払った者にしか見せていたなかったのです。



Henk Bekker




もう一つのルーベンスの作品「キリストの復活」の他にもたくさんの絵画や彫刻作品が飾られています。


大聖堂入り口の右手にあるショップで販売しているガイドで解説をぜひ読みながらご堪能ください。





ルーベンスの作品にもっと興味が出てきたら・・・




実は、アントワープはルーベンスが幼少期と晩年を過ごした縁が深い街です。


アントワープにはアトリエ兼住居としてルーベンスが約30年間住んだ「ルーベンスの家」があります。


ここでは、彼の作品が展示されているほか、彼の美術品コレクションや復元された居住空間、絵のモチーフにもなっているという中庭などを楽しむことができます。





VISITFLANDERS




アントワープはブリュッセルからも日帰りで十分行ける距離にあり、ファッションの流行の発信地にもなっている魅力的な街です。


ぜひ足を延ばし、日本人なら一度は見たことがあるあのシーンの舞台・聖母大聖堂を、ぜひご自身の目でご覧になってください!



2015年10月11日

written

by tabisapo


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