現在17271個の困ったを解決できます!

2014月10月5日更新

財政も心配!ギリシャの治安って実際どうなの?

1131 views

近年、国の経済破綻や緊縮財政に対するデモやテロに関する報道が印象に残るギリシャですが、現地の人はいたって平穏に生活しています。報道だけを鵜呑みにして渡航を諦めてしまうのはもったいないです!


どこの国の大都市にも治安の悪いエリアというものは存在しますが、事前、特にホテルを手配する前に避けるべきエリアを知り、注意さえ払えば安全にご旅行いただけます。そこで気になる実際のギリシャの治安と防犯対策のポイントについてご案内します。



テロ組織とその犯行手口、ターゲットを知る



ニュースで目にするテロ組織による放火事件や爆弾爆発事件は、反体制を主張する極左思想の組織やアナキスト集団などによって行われています。その手口は、深夜や早朝といった人気のない時間帯に、簡易爆弾を設置したり、時限発火装置、火炎瓶を使って放火して物的損害をもたらすというのが特徴です。


また、攻撃の対象は主に、政府や警察などの「権力」を持つ機関、銀行や大企業などの「人民を搾取する」機関、及び「国家権力に付随する」とみなされる外国権益です。


よって、旅行者として気をつけることは、終日、特に深夜から早朝にかけてはATMを含む銀行や政府機関になるべく近づかないということが挙げられます。


ただし、2013年1月20日には、午前10時45分頃に大型商業施設で爆弾が爆発するという事件も起きていますので、人が大勢集まる場所では警戒の気持ちを怠らないことが重要になります。



gichristof



一般犯罪の発生状況と防犯対策



テロよりも身近で注意が必要なのは、スリ置き引きひったくりといった一般犯罪です。これらの犯罪者は旅行者を主にターゲットにしています。


地理上、ギリシャは中東、アジア、アフリカからヨーロッパへの玄関口となっており、難民や不法滞在者による犯罪が増加・発生しています。アテネで特に注意が必要なのが観光客の集まるアクロポリス周辺や路上生活者や薬物中毒者が目立つオモニア広場周辺(写真)です。ここには必ず狙っている人がいるという心積もりで警戒心を持って行動してください。


そうすることで、「狙いにくいターゲット」として認識され犯罪予防になります。具体的には、「バッグなどの所持品は正面で抱えて目と手が届くようにする」「携帯電話を操作しながら(スマートフォンの画面で地図を確認しながら)移動しない」「写真を撮るのに気を取られず、常に周囲に目を配る」といったことが挙げられます。


他のエリアは、周囲に溶け込んだ服装を心がける、貴重品は最小限にとどめて小分けにするなどの海外旅行をする際の一般的な注意を怠らないようにすれば安心です。


他の地方都市やエーゲ海の島々ではほとんど心配ありませんが、テッサロニキの白い塔周辺ではスリや置き引きが発生していますので、アテネではないからと気を抜かないようにしてください。



Spiros K




デモ(抗議集会)とストライキ



緊縮財政政策に反発する労働組合などによるデモは度々行われており、時には過激なデモ参加者(主にデモ隊に紛れ込んだアナキスト)と治安部隊との衝突も突発的に起こっています。


デモが行われるのは国会議事堂に面したシンタグマ広場、国立考古学博物館の裏手側にあたるエクサルヒア周辺オモニア広場などですので、これらの地区で人が集まっている時は野次馬になって見物しようとせず、速やかにその場を離れるようにしましょう。


また、警備に立つ機動隊にカメラを向けるのも辞めておいたほうが無難です。デモが行われる事は事前に告知されることがほとんどなので、滞在期間中の情報は確認するようにしましょう。情報収集には在ギリシャ日本大使館のウェブサイトが便利です。


また、ストライキもヨーロッパでは珍しいことではありません。交通機関がストライキを起こすこともよくありますので、こちらも併せて事前に情報入手するようにしましょう。



endiaferon


いかがでしたでしょうか?「治安の悪い地域には近寄らない」という一般的な海外旅行時の注意事項を守ってさえいれば、問題なくご旅行いただけることがお分かりいただけましたでしょうか?


実際に行ってみたら、思っていたほど危険ではないし、人々ものんびりしているという印象をもたれると思います。警戒心は持ちつつも、観光資に富み、食べ物も美味しいギリシャをぜひ存分にお楽しみください。

2014年10月5日

written

by tabisapo


同じカテゴリの記事をもっとみる

ライター

WRITERライター情報

pagetop