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2014月10月12日更新

美しすぎるスイスの世界遺産BEST5

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ユネスコが認定する世界遺産は文化遺産、自然遺産、複合遺産と大きく3つに分かれていますが、


スイスには現在8ヵ所の文化遺産と3ヵ所の自然遺産、合計11ヵ所の世界遺産があります。


観光国スイスが誇る世界遺産の中から、選りすぐりの5ヵ所と楽しみ方をご案内します。


 



1 スイスアルプス:ユングフラウ-アレッチ




Andy Harbach


 


スイスといえばやっぱりアルプス。スイス観光でアルプスはやはり外せませんよね。


その中でも、通称「乙女」と言われているユングフラウの優美さは格別です。


ユングフラウ-アレッチは2001年にユネスコ世界自然遺産にアルプスで初めて登録されました。


ベルン州とヴァレー州にまたがり、アイガー・メンヒ・ユングフラウという名峰と、


アルプス最大のアレッチ氷河という名所があります。


珍しい高山植物や貴重な動物たち、歴史、観光など多くの分野で重要な役割を果たしていることが評価され、登録に至ったそうです。


2007年にはエリア拡張が承認され、現在はベルナーアルプスの山々も含み総面積824k㎡に拡大されました。


標高3454mにあるユングフラウヨッホ駅までユングフラウ鉄道が走っていますので、


観光客でも気軽にいける世界遺産のアルプスです。


 



ユングフラウへの行き方



ユングフラウに行くためにはグリンデルワルトに宿をおさえるのがベストです。


まずはグリンデルワルト駅からヴェンゲンアルプ鉄道に乗り、ユングフラウの玄関口クライネ・シャイデック駅へ。


この鉄道の車窓の景色は、まさに日本人が思い描くスイスの景色そのものです。


40分ほど車窓からの景色を楽しみますと、クライネ・シャイデック駅に到着。


この駅からユングフラウ鉄道に乗り換えます。


 


列車は駅を出発するとすぐにトンネルに入るので、アルプスの景色は見ることはできません。


これはユングフラウに着くまでのお楽しみ。


この暗いトンネルはオーバーラント三山の二つ、アイガーとメンヒを貫いています。


その距離はとても長く全長7km、最大勾配250%という世界でも有数の登山列車です。


長いトンネルのうち2回景色が楽しめる場所が有ります。


 


一つ目はアイガーの絶壁、アイガーヴァント。展望用の窓になっていて列車を降りてアイガーからの景色が見ることができます。


二つ目はユングフラウに着く少し手前、氷の海と言われるアイスメアを窓から見ることが出来ます。


 


出発駅から50分ほどかけてユングフラウヨッホ駅に到着。


(帰りは35分、そして帰りは途中降車できません。景色をみるなら行きに見てくださいね。)


 暗いトンネルを抜けて辿り着くユングフラウヨッホ駅も、まだ地下というか岩の中にあります。


まだまだ絶景はおあずけ。むき出しの岩がお出迎えしてくれます。


 


そう大事なことを一つ。ここは一年中氷河の世界です。真夏でもとても涼しいので防寒具をお忘れなく。


フリースくらいは必要な寒さですので列車の中で着込んでおくことをおすすめします。


 


 ここからエレベーターで地上にあるスフィンクス展望台に上りますと、お待ちかねの絶景に出会えます。


アレッチ氷河、ベルナーアルプス、ジュラ山脈などの大パノラマ。


このスフィンクス展望台のあるところは「The Top of Europe」と言われ、


5つのレストラン、ホテル、アイスパレスなどがあります。


また地下トンネルからアレッチ氷河まで徒歩で行くことも出来ますので、氷河の上を歩くことも出来ますよ。


 



 世界遺産を見ながらのハイキング・バッハアルプゼー



グリンデルワルトに泊まる方にもうひとつおすすめの小旅行が、


フィルストからバッハアルプゼーのハイキングです。


グリンデルワルトからゴンドラにのり、フィルストへ向かいます。


このハイキングルートは、とても人気で歩きやすいルートです。


フィルストまで上がると、アルプスの絶景が一望。アルプスを眺めながらのハイキングなんて、とても贅沢です。


もちろんユングフラウヨッホも遠くに見えます。


コースは比較的なだらかなので、ハイキング初心者でも大丈夫。


できれば砂利道なのでトレッキングシューズのほうがいいのですが、スニーカーでも歩けるくらいの道です。


危険な箇所はありません。


このハイキングルートの終点がバッハアルプゼーという湖です。


非常に美しい湖でヴェッターホルン、シュレックホルン、フィンスターアールホルンが見渡せます。


天気のいい日には逆さ富士ならぬ「逆さシュレックホルン」を見ることが出来ます。


世界自然遺産を堪能できるハイキングコースとしておすすめです。


 



Dedi Sharabi


 


 



2 レーティッシュ鉄道アルブラ線/ベルニナ線と周辺の景観




Richard Rebmann


 


この写真のような赤色の列車がとても高い石橋を走る光景を、写真や映像で見たことありませんか?


この有名な景色を有するのが、レーティッシュ鉄道の世界遺産です。


トゥージスからサンモリッツを結ぶアルブラ線(サメーダン-ポントレジーナの接続路線も含む)と、


サンモリッツからイタリアのティラーノを結ぶベルニナ線、


スイス最大の鉄道会社レーティッシュ鉄道の100年の歴史と伝統、鉄道路線と周辺に広がる景色まとめて、


2008年世界文化遺産に登録されました。


大自然を壊すこと無く切り開いた鉄道技術、(アルプス少しも壊されていないんです、100年前の技術で。驚きです。)鉄道と美しい景観の調和、世界中に多くのファンがいる人気の鉄道です。


スイス旅行者に人気の絶景ルートであるベルニナ・エクスプレスのグレッシャー・エクスプレスは、この一部の区間です。


 



アルブラ線(トゥージス−サンモリッツ)



1898年に着工されたアルブラ線。


アルプスの難所を通り抜けるために作られた石橋、トンネル、カーブ、アルプスを壊すこと無く鉄道を渡す技術が、


この鉄道路線の絶景を作り上げています。


みどころは冒頭の有名な石橋の景色でもある高さ65mのランドヴァッサー橋、


ベルギューンからプレダまでの約400mの高度差を行く5つのループトンネル


ライン川とドナウ川の分水嶺でもあるアルブラ峠を行く長さ5866mのアルブラトンネル


いずれも鉄道技術の傑作と言われています。


 



ベルニナ線(サンモリッツ−ティラーノへ)



1910年に開通したベルニナ鉄道。アルプス最高地点を走る鉄道に加えて、


歯車式のラック式鉄道ではなく一般のレールを使った鉄道として、その技術が話題になったそうです。


このルートは、とにかく車窓からの絶景がみどころ。


4000m級のベルニナ山群、アルプスの氷河、葡萄畑など高低差約2000mの様々な景色を存分に楽しめます。


 


この世界遺産を走るので有名なのがベルニナ・エクスプレスと一部区間を走るグレッシャー・エクスプレスです。


 ベルニナ・エクスプレスは、メインルート・ベルニナ線を通るパノラマ車です。またクール発着便もあり、


この場合はアルブラ線を走ります。


グレッシャー・エクスプレスは、ツェルマット-サンモリッツを結ぶ氷河特急として有名な列車です。


7つの谷、291の橋、91のトンネルを走り抜けます。


日本語の説明が聞けるイヤホンが用意されているなど、日本人観光客にも人気の路線です。



Kabelleger 



3 ラヴォー地区の葡萄畑



 



Patrick Nouhailler


 


ラヴォー地区は、ローザンヌからモントルー郊外までのレマン湖の上にのびる丘陵地区で、


この一帯は葡萄畑が美しいことで有名です。


景観の美しさと、ワイン造りの伝統が評価され、2007年ユネスコ世界文化遺産に登録されました。


その歴史はローマ時代までさかのぼり、この葡萄畑の元は11世紀頃形成されたものなのです。


このあたりのワインは美味しいことで有名で、ワイン愛好者達に人気のエリアです。


このエリアを楽しむには葡萄畑につくられたハイキングコースがおすすめです。


美しい葡萄畑とかわいい小さな村々をめぐるハイキングコースです。


 



ラヴォー地区への行き方



 


このラヴォー地区に行くにはローザンヌに宿をおさえるのがベストです。


ローザンヌから鉄道でキュリー駅へ。


ハイキングのスタートはキュリー駅からです。ここからエペス、リエという村をめぐり、


またキュリー駅に戻ってきます。


またローザンヌからキュリーまでは、船でも行くことが出来ます。


レマン湖と葡萄畑の景色が一緒に見えて、ここがまたとても美しい景色です。


列車で行く場合も、レマン湖畔は一度見ておく価値がありますので、ぜひ足を運んでみてください。


ハイキングコースは葡萄畑の段々畑を歩き、エペス、リエという村に寄ります。


この2つの村は、小さい村なのですがワインセラーもあります。


その他ラヴォー地区を走る小さなトレイン、ラヴォーエクスプレスもおすすめです。


これはエクスプレスという名前ながら、とてもゆっくりと葡萄畑の中を走って行くのどかな電気自動車です。


(4月から10月まで運行)


ハイキングもトレインもどちらもゆったりと過ごすことができ、美しい風景を存分に堪能できます。


 


ちなみにスイスの移動にはスイスパスを購入するのが便利です。


鉄道・バス・湖船・ケーブル・市電など主な交通機関を期間中なんどでも使えるお得なパスで、スイス観光には欠かせません。


ワインをお手軽に楽しみたい方にはリヴァという村の近くにあるビジターセンター「ラヴォー・ヴィノラマ」へ。


気軽にワインも飲め、ワインの購入もワインの勉強も出来ますよ。


 



4 ラ・ショー・ド・フォン&ル・ロックルの時計産業都市計画



 



alexkerhead


 


スイスといえば時計という人も多いのではないでしょうか。


フランクミュラー、オメガ、ピアジェ、ロレックスなど数々の高級時計の生産地で有名な国です。


高級時計の時計師フランクミュラー氏の生まれた地(フランクミュラーの拠点はジュネーブなのでここではない)で、


ジラール、ペルゴ、タグ・ホイヤーなどの拠点であるラ・ショー・ド・フォン、


時計産業の起源といわれているル・ロックルは、隣接する2つの街です。


19世紀の大火の後作り上げられた時計作りの為の街で、


整然と並ぶ美しい街並みのラ・ショー・ド・フォンは住居と時計の工房が混ざり合い、


時計とともに暮らす、まさにそんな街です。


一つの産業のために作られた町として珍しい例で、伝統が受け継がれ今もなお時計の街として発展しているという点が評価され、この2つの街が2009年世界文化遺産に登録されました。


 


近代建築の父と言われるル・コルビュジェの故郷でもあり、彼の初期の建築物や、世界最高レベルの国際時計博物館、町のいたるところに残されている19世紀のアールヌーヴォ装飾などがみどころです。


また整然とした印象的な街並みは、町の中心部の14階建てタワー「トゥール・エスパシテ」から見ることが出来ます。


 ラ・ショー・ド・フォンへはバーゼルから鉄道で約2時間、ベルンから鉄道で1時間弱です。


 


Nelson Minar 



5  ベルン旧市街




Guido Gloor Modjib


 


熊の街、ベルン。


ベルンの旗の紋章にもなっているほど有名で、ベルンといえば熊。街のあちこちで何かしらの熊を見ることが出来ます。


この写真もその一つ、熊をモチーフにしてます。


アーレン川沿いのベーレングラーベンには、熊が実際にいて、市民に愛されている熊が、ベルンのシンボルです。


 


もちろん熊がいるから世界遺産になったわけではありません。


 


中世ヨーロッパの最高傑作ともいわれるヨーロッパ屈指の美しい街並み、今尚街の至るところに残る中世の面影、


かつてはスイスの首都として機能していたこともあり、現代都市としての機能も備わっているという点が評価され、


1983年に世界文化遺産に登録されています。


 



ベルンでおすすめの名所



①ローゼンガルテン(バラ公園)


初夏から秋にスイスに訪れる場合に一度見て欲しい場所です。


様々なバラが咲き乱れてとてもきれいです。公園からベルン旧市街が見渡せ、高台の見晴らしのよい場所にあります。


春には日本から贈られた桜が咲くことでも有名です。


 


② 泉


ベルンは、やはり街をゆっくり歩くのがおすすめです。


街のいたるところに泉があり、中にはかわいい彫像が立つ泉にも出くわします。


この彫像付き泉は11ヵ所あります。


泉を一つずつ見るのも楽しいです。


 


③ベルン大聖堂


この街が誇る建築物といえばやはりここ、ベルン大聖堂です。


14世紀に建てられ、美しいステンドグラスが有名です。


見どころはスイスで一番という高さの塔と正面入口上にある「最後の審判」のレリーフです。


巨大なパイプオルガンがあることでも有名です。


 


その他にも、人形仕掛けで有名な時計塔やアインシュタインの暮らした家などの見どころがあります。


ベルン市内はトロリーバスが走っていますので、上記の見どころはすべてトロリーで見に行けますし、


また熊を探しながら歩いて古都を堪能するのもいいかもしれません。


ベルンへの行き方は、チューリッヒ国際空港から鉄道で1時間15分、ジュネーブ国際空港から鉄道で1時間半、


どちらからも直行特急があります。


ちなみにベルンには空港もありますので、スイス各都市からの国内線のほか、


パリ・オルリー空港、ドイツ・ミュンヘン国際空港などからも訪れることが出来ます。


 


Martin Abegglen 




さいごに



スイスの世界遺産はもちろんこれだけではありませんが、比較的観光で行きやすい5つを紹介しました。 


様々な美しい景色、写真だけでは伝わらない雄大な世界遺産を見るために、ぜひスイスへ足を運んでみてください。

2014年10月12日

written

by tabisapo


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