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2014月10月12日更新

スロベニア観光スポット”ポストイナ”世界最大の鍾乳洞を体感しよう

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● ようこそポストイナ鍾乳洞へ!



 


スロベニアは四国ほどの小さな国ですが、国土の43%がカルスト台地で形成されており、合計1万個以上の洞窟があると言われています。


 


その中でも、世界最大級の観光鍾乳洞ポストイナは、13世紀から観光客が訪れ、1828年には初めてのガイドブックが発行される等、スロベニアのみならず、ヨーロッパ中の人々や研究者を虜にする洞窟です。


それではこれから、魅惑のポストイナ鍾乳洞へ皆様をご案内致しましょう。


 



Steve


 


 



● 入場前にしておきたい事



 


入場券購入時に、イヤホンガイドに関する質問をされます。日本語の物が用意されています(有料)ので、鍾乳洞の事をより深く知りたい方は窓口の方に日本語のイヤホンガイドを頼んで下さい。


 


イヤホンガイドと書きましたが、イヤホンは無く番号を押すと、本体前面にあるスピーカーから音が出る物ですので、聞く時には電話の受話器の様に耳に付けながら聞いて下さいね。


 



 


洞窟内は8〜10℃前後、年中ほぼ一定の温度です。歩く分にはそんなに寒く感じませんが、入口で乗車するトロッコ列車は想像以上に高速ですので、羽織るものを持参する事をお勧め致します。


もしも羽織る物を忘れた方もご安心下さい!有料ですが、探偵の様なマントを貸りることができます。


 



Stefan Radu


 


洞窟内は大変湿度が高く、いつも地面が濡れていて足元が滑りやすいので、サンダル等ではなく底がしっかりしたスニーカーをお勧めします。


 


洞窟内に入るとお手洗いはありませんので、早目に済ませておいて下さい。


そして、ポストイナ鍾乳洞の内部を写している方を多数見かけますが、洞窟内は写真撮影禁止です。カメラは早目に鞄の中にしまっておいて下さい。思い出はしっかりと心の中に焼き付けましょう!


 



 


 



● トロッコ列車に乗りましょう!



 


トロッコ列車のはじまりは大変古く、1872年に全長約1.5kmの線路が初めて敷かれ、2席のみの車両を係員が手押しで移動していたそうです。


ガソリン式機関車の導入等を経て、現在の電気式機関車が30分おきに洞窟内へお客様をご案内しています。


 


チケットを自動改札に通し入場し、トロッコ列車乗車口へ向かいます。自動改札に入場券を通しますが、そこではカメラマンが待ち構え入場者全員を写しています。


 


ちなみにその写真は鍾乳洞ツアーの出口でずらーっと展示され、販売もされています。購入するかしないかは本人次第ですが、せっかくなのでカメラに気付いたら笑顔でカメラに納まって下さい。


 


トロッコ列車は、至ってシンプル。木製の椅子に黄色い枠があるだけ。シートベルトも屋根もありません。小さなお子様連れの方は是非しっかりと押さえる、もしくは膝の上に乗せてあげて下さい。


 


急に立ち上がっても危険ですし、落ちる事が無いとは決して言えない乗り物です。もちろん大人の方も、鞄や手荷物はしっかりと抱えておいて下さい。


 


ポストイナの洞窟内はいつも直線ではありませんので、大きく曲がった瞬間に鞄が落ちた!なんて事のない様にお気をつけ下さい。


 



 


日本でトロッコ列車は、のんびりゆったり見て回る印象ですが、ポストイナは違います!3.2kmの距離を5分ほどかけて進みますが、周りを見る余裕はほとんどない位高速に感じます。時速11kmと言われていますが、早く感じます。


 


そして上下左右すれすれの狭いトンネルの様な中を走り抜ける事が多いので、ぶつかりそうなハラハラ感。おまけに寒いです。よって、ほとんどのお客様は遊園地のアトラクションに乗っているかの様な不思議な感覚になってしまいます。


 



● 洞窟内を歩きましょう!



 


ポストイナ鍾乳洞の一般観光ツアーは全長5kmあります。トロッコ列車で3.2km、徒歩では1.8km、そして標高差は115m。


徒歩でのポストイナ鍾乳洞見学は、コンクリートで舗装されてはいるものの起伏のある道のりです。


 



Dominik Gubi


 


ガイドの説明に合わせて約1時間ほどの集団行動ですが、場所ごとに大きな番号の書かれた看板が見られます。入場券売場横でイヤホンガイドを借りた方は番号を入れて日本語ガイドを聞いてみて下さい。


 


少し専門的な内容ではありますが、場所の説明と有名な鍾乳石のいわれなどを聞く事が出来ます。進むごとに景色や色合いが変わって行くので上下左右、くまなく見てみて下さい。


中世より人々を魅了した荘厳さを感じる事が出来るはずです!


 



Dominik Gubi


 


鍾乳石が1mm形成されるまでは、30年から40年かかると言われています。


ポストイナ鍾乳洞ではつららの様にぶら下がる物はもちろん、上から滴り落ちるしずくが落ちて地面からタケノコが生えて来た様に見えるものまで、数えきれないほどの 鍾乳石の宝庫です。


 


思わず触ってみたくなる方もいるかもしれませんが、触ると鍾乳石の成長が止まるので、遠くからじっくり眺めてお楽しみ下さい。


 



Leonardo


 


先ほど、写真撮影禁止とお伝えしましたが、ポストイナ鍾乳洞観光コースの最終地点、帰りのトロッコ列車乗車口手前の「コンサート・ホール」では撮影が可能です。


名前の通りコンサートはもちろん、バスケット大会など各種イベントが行える様に、地面はコンクリートで整備されています。


 


ホールと言われるだけあって、天井の高さは40m、音響効果は抜群で、コンサートですとフルオーケストラに1000人規模の観衆が収容可能なほどの広大な場所です。


そして、その一角にはポストイナ鍾乳洞グッズの販売、簡易郵便局が入っている近代的な建物があります。


 


その簡易郵便局から出された郵便には、ポストイナ鍾乳洞の消印が押されますので、旅の思い出に絵はがきを出してみては如何でしょうか?


 



Michael R Perry


 


売店の近くには、水槽が並んでおり、そこには「プロテウス・アンギヌス」(日本名はホライモリ)が展示されています。ヨーロッパで唯一洞窟内で生息する脊椎動物で、全長25cm〜30cmの両生類、洞窟内動物としては最大。


 


目は退化し盲目、寿命は80〜100年、1年以上餌が無くても生きられる、一見肌色のサンショウウオの様な摩訶不思議な生き物を見る事が出来ます。


常に人だかりなのと、水槽内に沢山いる訳ではないので探しにくい事を覚悟で、目を凝らしてみてください!


 


ちなみにこのプロテウス・アンギヌスはポストイナ鍾乳洞のマスコットキャラクターとなるほど、シンボル的な存在です。


 



Leonardo


 




● 体感しませんか?



 


ポストイナ鍾乳洞はヨーロッパで一番美しい鍾乳洞と言われています。


 


1819年には何も整備されていない場所であったにもかかわらず104人の観光客が入場、そして現在では総勢2500万人を超える観光客が入場しているスロベニアが誇る観光スポットです。


 


鍾乳洞=洞窟探検という印象はなく、綺麗な宮殿の装飾を見ている様な感覚という方が正しいかもしれません。


ひとつとして同じ物はない自然の織りなす神秘的な空間。


 


写真撮影は出来ませんが、カメラに集中ぜず実物を鑑賞出来る喜びをぜひ楽しんで下さい。


ファインダーから覗く景色より、目で見て体感することをポストイナ鍾乳洞ではお勧め致します。


 


皆様にとりまして素敵な時間になります様に!


 



Leonardo

2014年10月12日

written

by tabisapo


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