現在17271個の困ったを解決できます!

2014月10月11日更新

マチュピチュ遺跡に行きたい!見どころとは?

0 views

空中都市マチュピチュ遺跡(15世紀)は、南米アンデス山脈に広がった、文字を残さなかったインカ文明(13〜16世紀)が残していった山岳都市のひとつです。


 


Rocco Lucia


 


 



Access(行き方):インカ道(Inca Trail)と高山列車(Peru Rail)



マチュピチュ遺跡(標高2400m)は、インカ帝国の首都だったペルーの街クスコ(標高3400m)から、北西100kmあまりの場所にあります。


徒歩(トレッキング)あるいは、列車で向かいますが、近年の観光客の急増や土砂崩れの補修工事などに伴って通行規制が少しずつ変化しています。


 


徒歩(トレッキング)の場合は、カパックニャンと呼ばれるインカ道を行きます。インカ道(Inca Trail)とはインカ帝国全域に張り巡らされた当時の幹線道路で、チャスキと呼ばれる飛脚達が情報を運んでいたそうです。


クスコから現地解散ツアー(1日コースや3泊4日コースなど)がたくさん出ているので、乗ってみるといいでしょう。途中石段などで滑りやすい場所もあるので靴などはちゃんとしたウォーキングシューズを履いて行く必要があり、基本的には寝袋も必要です。


到着した頃にお腹が減るのでバナナと水筒を持って行きましょう。


 


Ian Armstrong


 


列車の場合は、高山列車Peru Railで、クスコからマチュピチュの麓アグアスカリエンテス駅まで、約3時間ぐらいで着きます。列車の種類はどれでもいいのですが、一番安い列車に乗った方が雰囲気があると思います。


スイッチバックを繰り返しながらゆっくり進んでいた、クスコから中間地点のオリャンタイタンボ駅までの区間が、土砂崩れや騒音などの為バス移動のみになったりしています。


この場合は折角ですから、インカ道の宿場町だったオリャンタイタンボ(標高2800m)遺跡が、クスコ近辺にある聖なる谷といわれる地帯で最大のインカ遺跡なので、ついでに観光して行きましょう。


 


Ian Armstrong


 



Shape(形):ワイナピチュ(若い峰)とマチュピチュ(老いた峰)



ウルバンバ川に三方を囲まれた、ワイナピチュ山(標高2700m)とマチュピチュ山(標高3000m)が繋がっている尾根の部分に、マチュピチュ遺跡はあります。


 


遺跡の敷地図形は微妙ですがコンドルの形をしていて、次のようになっています。


・ 中央に、大広場、


・ 西側に、インティワタナという日時計のある高台、


・ 東側に、3段に分かれた居住区域、


・ 北側に、聖なる岩、


・ 南側に、冬至と夏至の太陽の位置を見れる窓がある太陽の神殿、水汲み場、そして段々畑。


インカ文明の特徴とされる丁寧な石組みは、太陽の神殿や水汲み場などにあります。  そして、これもインカ文明の特徴である段々畑(アンデネス)では、アンデス原産の野菜、ジャガイモ、トマト、トウモロコシなどが作られていたそうです。


 


Penn State University Libraries


 


このマチュピチュ遺跡から、北と南に聳えるワイナピチュ山とマチュピチュ山にはそれぞれ片道1時間半程で登ることが出来ます。 登山と思えばイージーと言えるかもしれませんが、ウォーキングと思えばかなりハードなので、体調をよく考慮してから登りましょう。


また、ワイナピチュの裏側には月の神殿という遺跡があり、マチュピチュ方向には太陽の門(インティプンク)というインカ道へ続く道の入り口があります。


 


Mckay Savage


 


 




Scene(風景):クスコ(へそ)からアグアスカリエンテス(温泉)へ



遺跡そのものというよりも、その周辺一帯の風景が、マチュピチュ遺跡をとても魅力的なものにしてくれています。


 


まず、マチュピチュへの拠点となっているのが、インカの首都クスコです。今なお街の所々に残るインカの石組み壁や街行くケチュア族の民族衣装などが、インカ文明の残像を感じさせてくれます。


このクスコの街で、ウォーキングシューズやアルパカのセーターなどを買い揃えたり、自分の体が高地順応できているかどうかを確認しましょう。


 


Pedro Szekely


 


そして、高山列車では、高山病対策でもあるらしい聖なる葉をかじりながら、大きな荷物を抱えて座っている民族衣装のおばさん達と共に、アマゾン支流のウルバンバ川沿いをアンデス山脈を眺めながら、遺跡の麓にあるアグアスカリエンテス(熱い水)駅へと向かいます。


なんていう素敵な情景でしょう。標高3400mから2400mをゆっくり下りながらアンデス山脈奥深くアマゾンへと続いて行くインカの秘境にある”熱い水”という名前の温泉村に向かっているのです。


 


Chris Palmer


 


到着するアグエスカリエンテス村はとても落ち着いた宿場町の雰囲気で、宿はたくさんあり、情緒のあるカフェもたくさんできています。そして温泉は、それほどには期待しない方がいいかもしれませんが立派な露天温泉です。


おへそでお茶は沸かないかもしれませんがクスコからは日帰りではなく、2泊3日は滞在した方がいいでしょう。


 


Irina Callegher


 


一泊目は入場券や登山バスチケットを確認しながら村をのんびり歩いて、明くる日朝一番でマチュピチュ遺跡に登りましょう。


アンデスの峰々に囲まれた尾根から見渡す光景はとてもいいものです。


もしiPodを持っていればフォルクローレの代表曲”コンドルは飛んでゆく”を聞くタイミングですが、持っていなくても問題はありません。


山頂の静寂というすばらしい音楽は何者にも勝っているでしょう。


 


Will Russell


 


 

2014年10月11日

written

by tabisapo


同じカテゴリの記事をもっとみる

ライター

WRITERライター情報

pagetop