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2014月10月17日更新

【雑学】ロシア人は世界一マヨネーズを愛する国民だった?!

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マヨネーズという調味料は世界各国で愛されていますが、ここまで普及し人気を誇るようになるまでにはどんな歴史があったのでしょう。


 



マヨネーズの歴史




elana's pantry


マヨネーズのルーツは諸説ありますが、地中海バレアレス諸島のメノルカ島(スペイン)にあるという説が有力です。18世紀半ばイギリス領だったメノルカ島に進攻したフランス軍の公爵が、街で食して感激し持ち帰ったソースがマヨネーズのルーツであるとされています。


 


彼はパリに戻った際「マオンのソース(Salsa de Mahonesa)」としてこのソースを紹介し、それが「マオンネーズ(Mahonnaise)」、「マヨネーズ(Mayonnaise)」と呼ばれるようになったそうです。


 


ロシアでは、1864年モスクワに開店したレストラン「エルミタージュ」に、この店のシェフを務めたフランス人リュシアン・オリヴィエの考案した大人気のサラダがありました。このサラダ「オリヴィエ・サラダ」に使われていたのがマヨネーズだったといわれていますが、オリヴィエの生前も死後もそのレシピは公開されなかったそうです。


 


※オリヴィエ・サラダは、多少の材料の違いはありますがマヨネーズを使った「ロシア風サラダ」としてスペイン、トルコ、東ヨーロッパ、中央アメリカでも人気のあるサラダの一つです。


 



Oleg


ちなみに、日本でマヨネーズ販売シェアナンバーワンを誇るのは「キユーピー株式会社」ですが、その歴史は、創立者中島董一郎氏のアメリカ留学に始まります。若かりし頃の中島氏は、農商務省の海外実習練習生として渡英し、のちにアメリカに渡ります。


 


そして、そこで初めてマヨネーズに出会います。帰国した中島氏は、1925年3月、初の国産マヨネーズを作り始めます。彼にとってマヨネーズは、忘れられないおいしさだったのでしょうね。


 


ちなみに、当時の日本ではまだ生野菜を食べる習慣がなく、マヨネーズは魚料理のための調味料として開発されたそうです。戦後、野菜を生食するサラダという食べ方が普及するとともにマヨネーズの消費量は増え始め、1980年代になると、おにぎりやパン、肉料理へとその用途はさらに広がっていきました。そして今では、マヨネーズは日本になくてはならない調味料となっていますね。


 



マヨネーズをよく食べる国は?



マヨネーズの一人あたりの年間消費量が多い国をランキングでまとめてみると、このようになります。


 


 1位 ロシア(5.1kg)
 2位 リトアニア(4.3kg)
 3位 ウクライナ(3.7kg)


 


ナンバーワンは5.1kgのロシア。日本は1.5kgで19位で、一人あたりの消費量からするとロシアの1/3以下です。ロシア人は日本人以上にマヨネーズを愛する国民なのですね。


 


ロシアでマヨネーズを使った料理といえば前出の「オリヴィエ・サラダ」をはじめ、ロシアの夏を代表するスープ「アクローシュカ」に溶かし込んだり、肉をマヨネーズに漬け込んだり、ロシア料理といえば誰もが思い浮かべる「ボルシチ」にサワークリームの代わりに使ったり等、数え上げればきりがないほどたくさんあります。


 


「マヨネーズをかければゴミでも食べられる」「ロシアでマヨネーズをかけないのは紅茶だけ」という冗談もあるほど、なんにでもマヨネーズを使うそうです。それほど消費するのであれば、一般家庭用の普通サイズが2~3kg、お徳用は5kg入りで販売されているというのもうなずけます。


 




なぜマヨネーズを使うのか?



ロシアは最低気温がマイナス20度にもなる寒い国。そして、マヨネーズは市販されている一般的なもので100gあたり約700~800キロカロリー、大匙1杯(約14g)で100キロカロリーにもなる高カロリー食品


そのおいしさがマヨネーズを使う一番の理由とはいえ、ロシアという極寒の環境の中で消費するカロリーを補うためにも、高カロリーのマヨネーズが必要だったのですね。


 



Jay


 

2014年10月17日

written

by tabisapo


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