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2014月10月15日更新

スペインに行くなら参加したい!「トマト祭り」について

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ラ·トマティーナTomatina)は、スペインバレンシア州の街、ブニョールで8月の最終水曜日に行われる収穫祭です。日本語では「トマト祭り」と呼ばれています。この奇祭についてご紹介します。



リノタホ


 



世界中から多くの人が訪れます



 祭りの間だけは、世界中から街の人口の何倍もの人が町に集まります。2007年時点でブニョールの人口は9720人でしたが、この年のトマティーナの参加者は約4万人でした。そして熟したトマトをぶつけ合います。



 



前夜祭



 前夜祭といっても特別な催し物があるわけではありませんが、街はイルミネーションで飾り付けられ、大通りには屋台が立ち並び、街中には移動遊園地などもやってきて、お酒を飲んだりダンスをしたりして盛り上がります。


 


 そして、明日への準備として、トマトをぶつけられては困るものや、一部の家屋では、トマトで汚されないよう通りに面している壁をビニールシートなどで覆うことで祭りに備えます。この覆いをかける作業には、市から補助金が出ます。


 



パロ·ハポン



 トマティーナの最初に行われるイベントで、パロ・ハボンとは「石鹸棒」という意味です。午前9時頃、街中に、石鹸が塗られて滑りやすくなった木の棒が立てられます。棒の先端には生ハムがくくりつけられており、大勢の人がその生ハムを取るために棒をよじ登ります。


 


 しかし登ろうとする人に水をかけたりして邪魔をしたり、棒自体の長さも数mはあるためなかなか取れず、生ハムが取られるまでに早くても数十分かかります。結局取れない年もありました。生ハムを取った人はその場の「英雄」となります。


 



いよいよトマト投げの開始



 パロ・ハボンでハムが取られると、群集からトマトを求める声が上がり、役場の号砲を合図に「トマティーナ」が正式に開始されます。トマトを満載したトラック数台がプエブロ広場を中心に走り、トラックの荷台からは市の職員がトマトをトラックの外に投げ、それを群集は誰彼構わず互いに投げ合います。


 


 トマトが減ってくると、トラックは荷台を傾けて残っているトマトを一気に落としますので、通りにいる人は、トラックに轢かれないよう十分注意しなければなりません。このようにして街はあっという間にトマトで満たされ、群集はトマトまみれになり、街中には潰されたトマトの海になります。


 



トマト投げの注意点



 トマトを投げる際は安全のために多少潰してから投げますまた、ガラス瓶のような危険なものを持ち込みません他人(特に女性)の衣服を破らないことそして基本中の基本がトマティーナの時間外には絶対にトマトを投げないことです。 


 


 またルールではありませんが目を保護するゴーグルの装着が勧められています。トマトまみれになってもいいよう水着を着て参加する人も多いです。


 




トマト投げの終了



 最初の号砲から1時間後に、祭りの終わりを知らせる号砲が鳴って、祭りは終わります。町は予め用意した散水車で壁や通りのトマトを洗い流し、人々は放水や街角に用意された仮設シャワーでトマトまみれになった体を洗い流します。


 


このようにして、数時間後にはトマトは完全に洗い流され、トマティーナは終わります。



リノタホ


 


トマティーナは1940年代半ばに始まりましたが、その起源はよく分かっていません。初めのころは各自トマトを持ち寄っていましたが、1959年にブニョールはトマティーナのルールを正式に定め、1975年からは投げられるトマトもブニョールが用意するようになりました。


 


真っ赤な奇祭をルールを守って是非楽しんで下さい。

2014年10月15日

written

by tabisapo


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