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2014月11月17日更新

ボルネオ島・キナバル山からの景色〜登頂旅行記〜

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コタキナバル観光のハイライトとも言える、キナバル山。標高4095メートル、東南アジア最高峰の山に挑戦!



当初の計画では、山の麓のトレッキングコースを散策するつもりが、ゲストハウスにあったキナバル山ツアーのチラシを見てから、コタキナバルに来てキナバル山に登らずに帰ったら後悔するかもと思い、登頂を決意。



Eric Hunt


日本で週末山登りには出かけていたものの、日本一の富士山よりも高い山の登山で高山病や体力が大丈夫か前日は不安でいっぱいになり、街のモールでエナジーバーやら暖かい下着などを購入。


 


ツアーにはわたしの他に同じ宿に泊まっていた若いイギリス人カップルが参加。コタキナバルからキナバル山の麓まで車で小一時間。ドライバーがキナバルという名前の由来について説明。説は複数あるようだが、キナは中国、バルは未亡人という意味とその切ない話を聞く。



Max Chu


 


登山口の標高は約1900メートルで、すでに空気は街と比べてひんやり。19歳の登山ガイドがついて、計4名で1泊2日の登山開始。キナバル山のメイン登山ルートはトイレ、給水所とお手洗いが100メートル間隔にあり、登山道も比較的歩きやすく整えてあり、さすが世界遺産という印象。






登山開始した10時頃から、5時間程休憩も挟みつつ登り続け、午後3時頃、標高約3300メートルにある山小屋に到着。ほぼ富士山山頂と同じ高さだ。幸いにも高山病にはかからなかったが、一緒に登っていたイギリス人カップルは頭痛発生。


 


午後4時に山小屋で夕食。山小屋はヨーロッパ、アジアなど世界中の登山客でいっぱい。夕食はビュッフェ方式で、マレーシア料理はもちろん世界各国から登山客が来るので洋食もあり、バラエティに富み、味もよくて大満足だ。夕食後すぐに2段ベッドが二つ置いてあるだけの部屋で仮眠。



justissam


午前2時起床。軽く食事を済ませ、午前3時登山再開。真っ暗闇の中を、ヘッドライトの光だけを頼りにひたすら山頂を目指す。急な階段が続き、一歩一歩が辛い。気温は低く、霧に覆われ足場は濡れ、防水でない手袋が濡れになったが、幸い持っていた予備の厚手の手袋に変更。






周りに木々がなくなり、完全に岩場と変化。ロープや鎖をつたって、けしてよいとは言えない足場を全身。強い風と、濃い霧と、寒さに耐えながら、小さくても一歩ずつ一歩ずつ前進。ガイドを先頭にその足跡を辿りながら進み、山小屋を出発して約3時間、間もなく頂上。


 


山頂からの日の出を拝む予定が、あいにくにも強い風と濃い霧は収まらず、太陽どころか雲しか見えない景色。さらに、疲れと寒さと風にやられて一刻もその場から立ち去りたい気持ちが強まり、頂上を満喫するよりも、頂上についた達成感だけ味わいつつ早々と下山開始。






下山を開始すると、一緒に行動しているイギリス人カップルがなぜかやけにいちゃつき始めた。再び山小屋に戻った時、いちゃつきの理由が判明。二人はキナバル山の山頂で婚約したらしく、彼女の手には婚約指輪!頂上の環境が辛く、一緒にいたのにそんなドラマに気づかなかった私。あいにくの天候にはがっかりだったが、二人の婚約が成立したことで晴々とした気持ちになった。






当然のことながら、山は登ったら降りなければならない。同じ道をひたすら降り続け、13時ごろ登山口に到着。たったの二日間とは思えない密度の濃い時間。その後、3日間全身筋肉痛に悩まされたのでした。

2014年11月17日

written

by tabisapo


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