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2014月11月9日更新

【2014年版】気になるイラクの治安・・・これからどうなるの?

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Moyan Brenn



はじめに



今年に入ってからイラクの治安悪化と、その主軸となる「イスラーム国」の存在がメディアで取り上げられるようになりました。「イスラーム国」とはどんな組織なのか、どのような被害が発生しているのか・・・。


基本、入国しないことに越したことはありませんが、万が一近づくことになったら気をつけることは無いか、また普段から気に留めておくべきことなどを検証して見ましょう。


 



☆イスラーム国とは



2014年6月29日に独立宣言した自称「国家」。「主権、国民、領土」が確立されているので国家と自称してはいますが、欧米諸外国は無論、周辺のスンニ派イスラム教国家からすらも承認されていません。その理由は、過激なテロ行為と捕虜や敵対組織に対する厳罰などにあります。2014年9月には国連の人権理事会で激しく非難され、安全保障理事会でも壊滅への声明が採択されています。


 



☆イスラーム国の恐ろしさとは



・2014年からジャーナリストを拘束、殺害する事件が報じられるようになりました。


・これまでのテロ組織と異なり、インターネットなどでイスラーム国への加入を呼びかけているのが特徴的です。今年8月下旬までアカウント停止されるまではYou tubeやTwitterなど著名なツールを使用していました。これらが欧米からの加入者が存在している一因とされています。


・また、イスラーム国の方針に同調した各国のテロ組織が同等の拉致事件を起こしている事件も各国で見られるようになりました。


 



☆日本人は対象になっている?



今年8月にシリアを訪れた日本人男性が拘束される事件が発生しています。


しかし、基本日本人は対象になりにくいとされています。過去にも日本人拘束事件は発生していますが、イスラム圏内を訪れた、または駐在している日本人に限られています。その理由は、現在日本が外国に対して武力行使を行わない国と認識されているからと言われています。


実は、イスラーム国は現実的な側面を持っており、自ら食料品店など衣食住の店を経営しています。利益があると見込めたら敵対組織と取引することも確認されており、技術性の高い製品を多く排出されている日本はイスラム圏内でもそれなりに高く評価されているのです。


 


ところが、今年に入って集団的自衛権が閣議決定されたので、今後は自衛隊が派遣されて武力行使を行う可能性もあります。そうなればイスラム圏内に留まらず、外国を行く日本人旅行者が狙われる可能性があるかもしれません。


 



☆個人で出来ることは?



今年10月に日本国内でもイスラーム国参加を希望した日本人男性が渡航する計画を立てていたところを警視庁に摘発された事案が発生しました。2014年10月現在、仲介者を取り調べている最中であり、実態はまだ調査中です。しかし、私たちの身近な人がテロ組織への加入を希望している―そんな事態が起こってしまっているのです。


一個人でも出来ることは、あるのでしょうか・・・?


まずは、ほんの少しでもいいからイラク情勢に関心を持つことが挙げられるでしょう。


国内外への旅行全般でも言えることですが、まずは先方の風習や現状を知ることが役に立ちます。日本人が普通に行うことでも先方では無作法なことも珍しくありません。自分のことを知ってもらうことは、どの国の人でも嬉しく思いますからね。


あとは、ごくごく普通の生活を送ることでしょうか。先のイスラーム国参加を希望した男性は就職活動に行き詰った上での行動でした。テロ組織は人の心の弱みに付け込むことで参加を促していますから、普段の生活に居場所を見出すことが上げられますね。



Jayel Aheram




おわりに



実は、イスラム圏という所は石油を巡って欧米諸外国の思惑に翻弄されたという歴史があるのです。イスラーム国がこれまでのテロ組織と異なって衣食住の支援を行ったり、諸外国からも参加者が集っているのも、イスラム人としてのアイデンティティを確立させたいという思いがあるからかもしれません。もちろん、活動資源として略奪や石油の密売を行っていることなどテロ組織である一面もありますので今後も各国からの激しい制裁対象であることは変わりません。


ただ、只のテロ組織だと済まさず、複雑な事情を知ることが将来において解決の糸口になるかもしれません。

2014年11月9日

written

by tabisapo


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