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2014月11月19日更新

ホーチミンのイオンモールの現地調査レポ教えます!

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2014年1月11日、ベトナムホーチミン市にモール型大規模商業施設となるイオンモールがオープンしました。


日本で言う、典型的な郊外型ショッピングモールです。


これまでベトナムで、この形式の商業施設は、採用されたことがありません。


日本と違ってまだ車社会でもなく、欧米のようにまとめ買いをしないベトナム人に受けいられるのか、興味のあるところです。


オープンから現在までの状況報告と、今後の展望を考えます。



◆イオンモールの規模と内容



地上4階・地下1階建て、商業施設面積約50,000㎡、バイク4,000台+車500台の駐輪・駐車場を備える地域最大規模のショッピングモールです。


店舗は中心となるイオンタンフーセラドン店と約120の専門店で構成されています。


専門店のエリアは、主にアパレルファッション・物販専門店・フードの3つに分けられます。



photo by Jun Ohashi


更に、アミューズメントエリア、サービスエリアも充実させ、様々なニーズに対応した店舗構成を実現しているようです。


日本では、そう珍しくもない規模内容ですが、ホーチミンでは、これほどのショッピングセンターはなく、これだけの 品揃えの多さも他では見ることができません。



◆イオンの状況



正式開業日の来店者数が約15万人、ただ、その後これ以上の記録はでていないようです。


最初の月に200万人が来店し、以降は平均して月100万人のお客様、すごいですね。


開店後1年近くが過ぎ、さすがに当初の勢いは衰えてきているように見えますが、開店当時が異常で、今現在が普通の状態なのでしょうか。


飲食コーナーはいつも大盛況のようですし、イオン内の娯楽スペースは、格好の新しいデートコース、そして若者が集まる場になりつつあるようです。



photo by Vũ Cường Trần


家族連れで来て、子供を遊ばせている人もたくさんです。


飲物や軽食がすぐ横にあり、遊べて、なんたって涼しい、人が寄ってきますよね。




◆今後の動向



現在は、成功街道まっしぐらのようですが、いくつかの懸念事項もあるのが実情です。


イオンがある地域は、ホーチミン市の中心地から西へ約9km、市内からバイクで40分と買物には遠いですね。


主要顧客となる、店舗からバイクで15分圏内に住む人は約180万人といわれています。


しかし、スーパーを利用する感覚が、ホーチミン市内の人に比べて、近隣地域の住民はまだまだローカル的のようです。


日本人とベトナム人の買い物に対する考え方が根本的に違う上、一般的なベトナムの人々にはまとめ買いの観念はほとんどありません。


日々の買物もスーパーより、地元の市場がメインです。


そうなると、まず、珍しさが遠のくにつれ、片道40分のホーチミン市内からの顧客は減少する。


近隣住民も、予想通りの計算ができなくなるといった恐れもでてこないでしょうか。


価格も、やっぱりローカル店と比べると、やや高めの設定のようですし、消費者としては、贅沢をしに行く施設というイメージになってしまわないか心配です。


それより、何年先になるかわかりませんが、建設が進む集合住宅に居住する富裕層のベトナム人や外国人が増えていくことも期待の1つでしょうね。


後は、ベトナム人の生活意識が日本や欧米並になり、イオンのような施設が生活に浸透していくことが不可欠だと思います。


かなりの長期展望ですが・・・


こういった文化・風土に、イオンが打ち破って成功して欲しいと思っています。

2014年11月19日

written

by tabisapo


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