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2014月11月19日更新

ベトナムで新発見?未知の巨大生物の正体は・・・

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ベトナムで地中から巨大な生物が発見されたと、日本にも画像で紹介がありました。


地中から掘り起こされたのは、10m程の巨大な生物。


数百人の見物人が見守る中、トラックに乗せられ、運び出されるといったものでした。


地中に生息する生物で、こんなに巨大な物は、まだ知られていません。


この巨大生物の正体を追ってみました。


その、調査報告をさせていただきます。



◆巨大生物の正体



画像をよく見ると、クジラの姿に似ているようにも思えます。


でも、クジラは海の生物で、地中にはいません。


そこで、調査をしていくうちに、興味深い記事を見つけました。



記事1



ベトナム中部のクアンガイ省リーソン島の漁民が、漁の最中に全長12mの死んだクジラが浮かんでいるのを発見、3日間かけて島まで曳航しました。


その後、地元漁民の方法により儀式を行ない埋葬されました。


地元ではクジラを海の神様であると信じられているのです。


埋葬されたクジラは、数年後に地元民が掘り起こし、その骨格を島内のクジラ崇拝のための寺院に再度埋葬されます。


リーソン島ではいくつもクジラの墓地があり、その中で200年以上前からのクジラの骨格も埋葬されているとのことでした。



記事2



ベトナム中部のリゾート地でも有名なニャチャン省で重量7トンのクジラが埋葬されました。


ハイチュ漁村の漁民がカナ集落の沖合でクジラの死骸が浮いているのを発見、埋葬のためにクジラを引いて浜に戻りました。


長さ10メートルのクジラは伝統的な儀式にのっとって、クジラを神としてあがめる地元民により埋葬されました。


漁民の人々はクジラが海上での幸運をもたらすと信じています。


クジラは3年後に掘り出されてクジラ寺院に再び埋葬し、崇拝者らは寺院に行きクジラの骨に貢物をささげて祈るそうです。


きちんとした儀式があることや、骨格を寺院で再度埋葬することなど、場所が違っても共通していますね。



◆鯨を祀る信仰




photo by Hugh Lunnon


古くからベトナムでは、海に頼って生計を立てる地域にクジラに対する信仰がありました。


ベトナム中部の漁民たちには、クジラが海の遭難者を岸まで運んでくれると信じていて、浜に漂着するクジラを「魚の王」として祠に祀ったそうです。


クジラは神様として祀られているのです。


ベトナム全域に、総面積で約3000平方米の墓所があり、数百以上のクジラが埋葬されています。


クジラに対する信仰は中国やカンボジアには見られません。


ベトナム人の大切な海洋文化の一つなのでしょうね。




◆謎の巨大生物・・魚の王、漁民の神様



ベトナムのクジラに対する文化風習等も考えて、今回の巨大生物は、かつて正式な儀式の上に埋葬されていたクジラなのではないでしょうか?


筆者には、動画をじっくりと何度も見る度に、シロナガスクジラ(blue whale)にしか見えなくなってしまいました。



photo by Travis


大騒ぎをして掘り起こしたりしないで、そのまま静かに眠らせてあげておけば、数年後には寺院できちんと祀れたのでは。


そう思うと、とても申し訳ない気持になります。


 


日本にも、鯨塚というものがが各地にあります。


古くから日本人は、鯨を知りつくし、食用や資源として様々な形で利用してきました。


そのためにクジラには特別の感謝を持ち、追悼の意を込めて、お祀りしているのです。


ただ鯨を食べる人種ではなく、長い年月の間、感謝をこめて鯨と関わってきたんですね。

2014年11月19日

written

by tabisapo


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