現在17271個の困ったを解決できます!

2014月11月19日更新

ヨーロッパ旅行の障害になるかも?シェンゲン協定について

728 views

短期のヨーロッパ旅行なら基本的に問題にならないのですが、バックパッカーなどで長めの周遊旅行をするとき、「知らないうちに不法滞在になっていて、罰金を取られた!」なんてことにならないように知っておきたいのが「シェンゲン協定」。


 


 


本記事ではヨーロッパ旅行の際、知っておきたいシェンゲン協定についてお話しします。




シェンゲン協定(Schengen Treaty)ってなに?



簡単に言うと、シェンゲン協定に加盟している国同士の通行自の由化と手続きの簡素化を目 的とした共通の滞在協定です。加盟国全体がひとつの国のようなイメージで、外国人である日本人もいったんシェンゲン圏に入ると加盟国間の移動の際にパスポートには何のスタンプも押されません。


 


シェンゲン協定はルクセンブルクのシェンゲンで1985年に署名された協定で、ルールの大枠 は以下のとおり、シェンゲン圏外の外国人の圏内での滞在日数を制限するものです。


 


 ■シェンゲン圏にビザ免除で滞在可能な日数は、あらゆる180日の期間内で最大90日間
 ■シェンゲン圏外に出て再度シェンゲン圏に入る時は、前回のシェンゲン圏への入国から180日以上経っていなければならない


 


ヨーロッ パの大部分の国が加盟していますが、加盟していても未実施状態の国もあります。 また、日本人の渡航先として人気のあるイギリス、アイルランドなどは加盟していません。


 


その他にも北欧5カ国に合計90日滞在した場合は出国後6カ月経たないと北欧5カ国に入ること ができないなど、国や地域によって特殊なルールもあるので、ヨーロッパに長期滞在する場合は滞在国の大使館外務省などの公式サイトで必ず確認しましょう。


 


※外国人は海外では身分証としてパスポートを携帯することが義務付けられています。協定国間の移動でもパスポートは所持しなければならないので要注意です。


 


[参考:海外移住情報http://www.interq.or.jp/tokyo/ystation/euro.html]
[参考:EUサイト]http://ec.europa.eu/dgs/home-affairs/what-we-do/policies/borders-and-visas/border-crossing/
[参考:日本外務省サイト]http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/page4_000122.html 


 



旅行にどんな関係が?



日本人がヨーロッパのシェンゲン加盟国を短期で旅行、訪問するにはほとんど問題になりませんが、ビザなしでの滞在期間には制限があるということです。


 


このルールにより、過去180日を振り返って通算で90日しかシェンゲン圏には滞在できません。一回の旅行でも複数回の旅行でも、過去180日の中でシェンゲン圏に合計91日間滞在したとしたら、不法滞在になるということです。


 



どうやって数えるの?




日本人がシェンゲン圏に出入りする時は、最初の空港で入国のスタンプが、最後の空港で出国のスタンプが押されます。最初に到着する国が最終目的地でない場合は、最初にシェンゲン圏に入った国でこのスタンプが押されます。滞在日数はこの出入国のスタンプなどの出入国記録により計算されているようです。


 


 例)成田からオランダのアムステルダム経由でスペインのマドリッドを旅行する。
 →アムステルダムで入国審査を受けて、ここでスタンプが押されます。


 


  この逆のルートで帰国する場合は、アムステルダムで出国スタンプが押されます。


 


最大90日のシェンゲン圏滞在日数は、加盟国に滞在した日数を通算してカウントされます。たとえばイギリスは非加盟国なので、旅行中にイギリスに滞在してもその日数はカウントされません。


 


 フランス5日間→スペイン5日間→オランダ3日間→13日
 フランス5日間→スペイン5日間→イギリス5日間→オランダ3日間→13日


 



誰が数えるの?



出入国のパスポートコントロールで審査官が旅行者のシェンゲン圏での滞在日数をチェックをします(不法滞在が明らかになると、罰金や一定期間のシェンゲン圏入国禁止などの処罰の対象となるのは旅行者当人ですから、もちろん自分自身も注意しておかなければいけませんね!)


 


シェンゲン圏内だけを旅行する場合はパスポートに何も記載されないので、審査官は旅行者が一度シェンゲン圏に入るとシェンゲン圏から出るまでの間、どの国にどれくらい滞在したか知ることはできませんが、シェンゲン圏から出入りする時にパスポートのスタンプやコンピューターなどを参照して計算しているようです。


 


以上、シェンゲン協定についてお話ししました。何度もヨーロッパ旅行を繰り返す場合や長期滞在を計画するときは、シェンゲン協定を頭に入れておくと良いですよ!

2014年11月19日

written

by tabisapo


同じカテゴリの記事をもっとみる

ライター

WRITERライター情報

pagetop