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2014月11月19日更新

サッカーでおなじみ!オランダの象徴、オレンジカラーの由来とは

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サッカーの強豪国オランダ。そのユニフォームは緑に映えるオレンジ色。「オレンジ軍団」の愛称で呼ばれているオランダのサッカーチームは、どうしてオレンジ色を身に着けているのか知っていますか?


 


本記事ではオランダチームのユニフォームがオレンジ色になった由来をご紹介します。


 



オランダのシンボルカラー、オレンジ色






Wikipedia


 



オランダ独立戦争



オレンジカラーの由来は、オランダの遠い過去の歴史にさかのぼります。


オランダには15世紀末頃からカトリック国スペインを本拠とするハプスブルク家の領土となっていたという歴史があります。


 


当時、オランダは北部7州と南部10州の合計17州で構成されていました。今のオランダを中心とするネーデルランドの北部地方はカルヴァン派が多数を占めていたため、カトリックを強制する宗主国スペインへのつよい反発がありました。


 


そして、1568年、とうとうスペイン領ネーデルラントとスペインの間に「オランダ独立戦争」が勃発します。


 


この時、現在のベルギーとルクセンブルクにあたる南部10州はもともとカトリック教徒が多かったというため離脱しましたが、北部7州は独立を求めて果敢に戦い続け、ついに1648年ウェストファリア条約で独立を承認されました。


 


※この戦争は1568年から1648年にかけての長い長い戦争で(1609年~1621年の12年間は休戦)、「八十年戦争」とも呼ばれています。


※「太陽の沈まぬ国」として強大な勢力を誇り広大な領土をもっていたハプスブルク家のスペイン帝国は、このころから徐々に植民地規模を縮小し衰退していったといわれています。


 



独立戦争の英雄オラニエ公ヴィレム




Wikipedia


 


この独立戦争の時にオランダを指揮していた英雄は「オラニエ公ヴィレム(Willem van Orange、英語読みだとオレンジ公ウィリアム)」という人物で、事実上、オランダ(ネーデルラント連邦共和国)の初代君主(統領、任1581~84)となりました。


 


オラニエ家の家紋は、青地にオレンジの房紐で飾られた白い角笛。独立戦争ではこの家紋にちなんだオレンジ、白、青の三色の腕章をつけて戦ったといわれていて、この「オレンジ、白、青」がオランダの新国家建設のシンボルとして使われ、国旗の色としても定着していったとされています。


 


現在のオランダの国旗の色は、オレンジ色は褪色しやすいという理由でオレンジ色が赤に変更され、「赤、白、青」の三色になっています。


 



オランダのシンボルカラーとして



 


独立戦争で独立を勝ち取ったオランダ。それを指揮したオラニエ公ヴィレム一世、そしてその子孫もまたオランダの独立と発展に貢献したとして尊敬されています。


 


国旗の色は変わっても、オランダのシンボルカラーは今もオレンジ。サッカーのユニフォームだけでなく、今でもオランダではいろんな場面でオレンジ色が使われています。さて、今でもオランダ王室にかかわる祝祭日には、オランダ中がオレンジ一色に染まるそうです。


 


オランダのオレンジ色は、独立の象徴の色、オラニエ公ヴィレムを称える色なのですね。オランダに行ったら、きっとオレンジ色のお土産が買いたくなりますね!


 


 

2014年11月19日

written

by tabisapo


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