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2016月9月27日更新

なぜ作られたの?謎だらけのブラジルのシンボル、コルコバードのキリスト像の秘密

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ブラジルのコルバートの丘のキリスト像って、どうして作られたんですか?いろいろ教えてください。(大学3年生・男性)

はじめに




今年の6月から7月にかけて開催されたブラジルW杯の際は、全世界で数々の試合が放送されていました。その試合がTVで放送される前に必ず流れた公式映像を覚えていますか?その映像にはブラジルを象徴する物がいくつか映っていました。




今回紹介するのは、そのブラジルを象徴する物の1つとして公式映像でも取り上げられていた、コルコバードの丘のキリスト像です。このキリスト像は、リオ・デ・ジャネイロにあるコルコバードの丘の上に両手を広げた姿勢で立っています。ブラジルを代表する観光名所であり、年間を通して多くの観光客で賑わっています




また、2012年に『リオデジャネイロ:山と海との間のカリオカの景観群』としてリオの街が世界遺産に登録されたことにより、更に観光客が増えたと言われています。そんな世界遺産にも含まれるコルコバードの丘にそびえ立つキリスト像、何故こんな所に、こんな大きな物が?と思う人は多いと思います。




今回は、そんな不思議なキリスト像について、『謎だらけのブラジルのシンボル、コルコバードのキリスト像の秘密』と題して紹介していきます。最後までお付き合いして頂けたら幸いです。それでは、どうぞ!







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『何故』の多いキリスト像




コルコバードの丘のキリスト像は、ポルトガル語ではクリスト・ヘデントールと言います。このキリスト像は、高さが約40m、左右が約30m、そしてその重量は何と635トンもあります。そして、このキリスト像には『何故』が多いのです。では、順番に見て行きましょう。




このキリスト像は何故、建立されることになったのでしょうか?それは、ブラジルの独立と関係しています。建立が計画され、実際に着手されたのが1922年のことです。それから9年もの歳月が費やされ、完成したのは1931年のことでした。もうお気付きの方もいらっしゃるかもしれません。そう、1931年と言えば、ブラジルの独立100周年という記念すべき年だったのです。




コルコバードの丘のキリスト像は、独立100周年を記念して建立された物でした。ブラジルと言えば、クリスチャンの人口が国民の約80%を超えると言われており、その後このキリスト像は、そんなブラジルのキリスト教のシンボルとなっていきました。現在ではリオ・デ・ジャネイロとブラジルの象徴のような物になっています。




それでは、何故丘の上に建てられたのでしょうか?コルコバードの丘は標高710mの所にあります。何故そんな高い所に巨大なキリスト像を建てることになったのでしょうか。そこには、コルコバードの丘がリオの街を見下ろすことができる位置にあるということが関係してくるようです。




そう、まるでキリスト像がリオの街を見守っているような構図なのです。リオ・デ・ジャネイロを一望できるコルコバードの丘にキリスト像を建てることによって、街全体を見守ってもらっているという状態です。そんなキリスト像は、リオとブラジルの象徴であると共に、クリスチャンの多いブラジルの人々の信仰の深さを象徴する物となっていきました。




続いて何故?と思うポイントは、その姿でしょう。何故、両手を広げている姿なのか?一般的には、キリストが持つ包容力を表していると考えられているようです。確かに、両手を広げている姿には大きな包容力を感じます。また、ブラジルの人々の心の温かさを表現しているとも言われています。









Xavier Donat



まとめ




さて、今回は『謎だらけのブラジルのシンボル、コルコバードのキリスト像の秘密』と題して、何故?というポイントからその謎を紐解いてまいりました。決して思いつきで作られた物ではなく、きちんとした理由があって作られた物なのです。




そんなことを知っていると、また一味違った目線でコルコバードのキリスト像を見ることができるかもしれません。さあ、あなたもクリスト・ヘデントールと一緒にコルコバードの丘からリオの街を見下ろしてみませんか?両手を広げたあのポーズで見下ろすリオの街は、きっと格別です。









Mark Menzies

2016年9月27日

written

by tabisapo


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