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2014月11月19日更新

【スペイン】心が洗われる?全長約800kmを歩くサンティアゴ巡礼とは

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サンティアゴ巡礼ってなに?



最近時々見かけるようになってきた「サンティアゴ巡礼」という言葉。これについて良く知っている!という人はあまりいないかもしれません。本記事ではそんなサンティアゴ巡礼についてお話しします。


 


サンティアゴ巡礼とは、スペインガリシア州ア・コルーニャ県の都市サンティアゴ・デ・コンポステーラ(Santiago de Compostela)を終点とする巡礼のことです。サンティアゴ・デ・コンポステーラはキリスト教の聖地とされていて、巡礼路はひとつではありません。


 


複数ある巡礼路のうち、スペイン国内の巡礼道は1993年「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」としてユネスコの世界遺産に登録されています。


 


※スペインでは、「El Camino de Santiago(サンティアゴの道)」「El Camino(その道)」とも呼ばれています。



Wikipedia


 



その伝説とは?



伝説によると、イエスの十二使徒の一人である聖ヤコブはエルサレムで殉教し、その遺骸はガリシアまで運ばれ埋葬されたといわれています。


 


そして、813年、ペラギウスは天使のお告げでサンティアゴ・デ・コンポステーラにヤコブの墓があることを知り、星に導かれてヤコブの墓を発見しました。その墓の上には大聖堂が建てられ、今も巡礼の終着点になっているというわけです。



Wikipedia


 



巡礼路はどこからどこまで?



巡礼路は複数あります。日本にある「日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会」のサイトに掲載されているだけでも、以下のルートがあります。


 


  フランス人の道
  アラゴンルート
  フィステーラルート
  北の道
  ポルトガルの道
  銀の道
  サナブレスの道


 


[参考:日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会]


 



どう歩くの?



毎年数万人がこの巡礼路を歩くといわれていますが、基本的にはトレッキングシューズやリュックを背負って、山道や平野、時には村に立ち寄って身体を休めながらただ歩き続ける巡礼の旅です。


 


その人のペースにもよりますが、何週間、何カ月をかけても長い巡礼路のすべてを一度に歩ききるのは大変なこと。ルートや距離を決めて、毎年できる時に少しずつ歩く人も大勢いるんですよ。


 


巡礼手帳(credencial)」というものが救護施設(albergue、refugio)や観光案内所、教区教会で購入できるのですが、歩き進めながら公式スタンプを押していき、それが巡礼の証明になります。また、終点のサンティアゴ・デ・コンポステーラまで到着すると、その証として証明書「コンポステーラ(Compostela)」がもらえます。


 



泊まるところはあるの?



スペインと南フランスには巡礼者に宿を提供する救護施設あり、巡礼手帳を持っていれば泊めてもらえます。設備はユースホステルに近い簡素なもので料金は数ユーロか、寄付のみで泊まれる施設もあります。


 


以上、サンディアゴ巡礼についてお話ししました。


1000年以上の歴史を持つ聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへの道では、信仰を胸に抱き歩き続けるカトリック信者に毎日出会います。


ヨーロッパを歩いていると、ふと歩道にホタテ貝のマークが刻まれていることがありますが、それはその道が巡礼路のルートとなっていることを意味するんですよ。同じ道を踏みしめると、信者でなくともきっと敬虔で真摯な気持ちになりますよ。

2014年11月19日

written

by tabisapo


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