現在17271個の困ったを解決できます!

2014月11月28日更新

北欧旅行のお土産に!北欧の冬酒ホットワイン「グロッグ」について

374 views

極寒の地でありながら、オーロラや自然の美しさ、クリスマスのイベントなどを楽しみに冬の観光客も増えている北欧。 そんな寒い地で、クリスマスの時期に欠かさず飲まれるのが「ホットワイン」とも言われる「グロッグ」です。


「ホットワイン」と言っても、飲めない人も大丈夫!本場のクリスマスの味を覚えて帰って来てください!


 chav gecko


 



 ホットワイン「グロッグ」とはどんな飲み物?名前の由来は?



「グロッグ」とは赤ワインやラム酒にレモンなどの果実や果汁、いろいろなスパイスを加えて煮詰めた温かい飲み物、ホットワインの事です。「グリューワイン」「グロッギ」などとも呼ばれ、これを飲みながらクリスマスマーケットを巡る、と言うのが現在でもよく見られる光景です。


 


1600年代、長い期間航海をする船乗りたちのために、水ではすぐに腐ってしまうため、代わりにお酒が配給されていました。しかし酒飲みの船員たちが配給分をすぐに飲んでしまうので、当時のイギリス海軍提督エドワード・バーノンが節約のためラム酒を水で割ってカサ増しし、それを不満に思った船員たちがバーノン提督の着ていた「グログラム織り」のコートから提督の事を「オールド・グロッグ(グロッグ親父)」、カサ増しされたラム酒を「グロッグ」と呼ぶようになった、と言うのが有名な話です。



Heather Cowper


 



レストランなどで「グロッグを」と注文すれば、いつでも手軽に飲めるの?



グロッグは一年中作られてはいますが、飲む時期は残念ながら11、12月に限られていて、まさに「クリスマスの飲み物」。ホットワインと言われるだけあって、寒い時期に身体を温めるのに格好のものなのですね。そして北欧ではグロッグは飲食店で注文して飲む、と言うより「家庭で作るもの」と認識されているようです。


 


クリスマスマーケットではグロッグの屋台(「HOT WINE」と表示されている事もあります)が出て、その年のオリジナルマグカップに入れられたグロッグが売られます。飲み終わったらカップをお店に返せばその分返金されますが、大抵の人は記念に持って帰ります。 日本のクリスマスマーケットでも、屋台を見る事が多くなりました。



Ben Geach


 


作り方、入れるスパイスなどは国やそれぞれの家庭で少しずつ違いますが、基本的なレシピをご紹介しましょう。


 


1. 赤ワイン、もしくは市販のノンアルコールのグロッグエキスを鍋に入れる


2. レーズン、砕いたアーモンド、オレンジやレモンの果実(果汁)を加える


3. シナモン、クローブ、カルダモンなどのスパイスと砂糖(蜂蜜)を加えて一緒に煮詰める (グロッグエキスの場合は既に甘いので、砂糖などは入れない)。


口に入れると刺激を感じるスパイスもあるので、スパイスは茶こしネットなどに入れて一緒に煮るのが良い。


 


これはノルウェーのレシピの一部ですが、赤ワインをラム酒や白ワインにしたり、レモンの果実ではなく柑橘系のジュースを入れたり、スパイスもローリエ、ナツメグ、バニラ、ローズマリーその他いろいろ・・・これが正しい!と言うレシピは存在しないのかもしれません。


 


どうでしょう?「ホットワイン」の名にふさわしい、温まりそうな飲み物に思えませんか?


暖炉のそばで熱いグロッグをふうふうと冷ましながら、中のレーズンやアーモンドをすくって食べ、一緒にジンジャークッキーやルッセカット(スウェーデンのサフラン入りロールパン)をかじる・・・これが、北欧のクリスマスシーズンの家庭の光景の一部なのです。



Andurinha


 




ホットワイン「グロッグ」をお土産として持って帰りたい時は



ノンアルコールの「グロッグエキス」は11月中旬頃からスーパーなどで販売されます。 これを買ってお土産にしても良いですし、ノルウェーのアルコール専売所でアルコール入りグロッグを買う事も出来ます。


エキスならお好みの味を作って飲む事が出来ますし、アルコールが苦手な方でもOK。お値段もお手ごろなので、11~12月に北欧に行かれる方はスーパーで探してみてはいかがでしょうか。


 


旅行中に飲みたいと思った時も、カップ三分の一くらいのグロッグエキスをお湯や温めた赤ワインで割れば、即席グロッグの出来上がり。レーズンと砕いたアーモンドを一緒に袋詰めしたものを売っているスーパーもありますので、それを入れればなお本格的なグロッグがホテルの部屋で飲めます。



Britt-Marie Sohlström


 


北欧でクリスマスシーズンを過ごす予定の方、クリスマスマーケットでホットワインやグロッグの屋台を探して、その屋台ならではの味を是非味わってみてください。


カップを持ち帰るも良し、部屋で即席グロッグを試してみるも良し。寒い国だからこそ生まれた、身体を温める知恵の詰まったホットワイン「グロッグ」で、寒さを吹き飛ばして観光を楽しんでくださいね!

2014年11月28日

written

by tabisapo


同じカテゴリの記事をもっとみる

ライター

WRITERライター情報

pagetop