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2014月11月28日更新

ノルウェーの絶景「トロルの舌」に行こう!

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●はじめに



ノルウェーと言えば、オーロラ、白夜、バイキング、福祉国家、ノーベル賞、フィヨルド…いろいろ挙がってくると思います。その中に「トロルの舌」と言う人は一体どれくらいいるのでしょうか?皆さんは「トロルの舌」、知っていますか?


 


この「トロルの舌」は、世界の絶景を紹介するTV番組などで度々取り上げられているのを目にします。ですのでご存知の方も結構いらっしゃると思います。筆者は実際に訪れたことがありますが、確かに絶景だけれども、恐怖の方が勝りました。高所恐怖症の人にとってはかなり怖い場所です。ちなみに「トロルの舌」のトロルとは、ノルウェーで語り継がれている「妖精トロル」のことです。そのトロルの長い舌に似ているということでこの名前がついたそうです。


 


絶景だけれど高所恐怖症の人にとっては怖い場所。そして妖精トロルの長い舌に似た形状。さぁ、「トロルの舌」について何となくイメージできたでしょうか?今回はそんな絶景である「トロルの舌」を、『ノルウェーの絶景「トロルの舌」に行こう!』と題してご紹介してまいります。この記事を読んで行きたくなってくれたら幸いです。それでは、どうぞ!


 



●「トロルの舌」はどこにある?



ではまず、「トロルの舌」の基本的なデータについてお話ししていきましょう。トロルの舌はノルウェーの南部にあるオッダという街の山の頂にあります。その山の頂の部分が妖精トロルの舌に似ているということでそう呼ばれていると冒頭にも書きましたが、その姿は舌をべーっと付きだしたような状態です。これでもかと言う程の断崖絶壁からべーっと付きだした舌のように飛び出した場所、それがトロルの舌です。絶景だけれどちょっと(かなり?)怖い、そんな場所となっています。


 


トロルの舌に行く多くの人達は、オッダに前日入り、その日はオッダに宿泊します。そして翌日の早朝に登山口のあるシェッゲダルへ移動し、そこからトロルの舌を目指します。トロルの舌は標高約1100mの所にあり、登山には往復で8~10時間程かかると言われています。そう、トロルの舌へ行くためには登山をしなければならないのです。しかも往復で約20kmあるとも言われるその道のりは結構な険しさのため、入念に登山の準備をしていく必要があります。


 


ちなみにハイシーズンは7~9月となり、それ以外の時期、特に寒くなってくる時期は、場所柄雪が積もって危険なため、避けた方が良いと思います。7~9月であれば登山客も多いため、オッダから登山口までバスが出ています。それに乗ると片道約30分、しかも安くて便利なので利用しない手はありません。それ以外の時期はタクシーを呼んで登山口まで向かうことになります。



David Yttervik Seetiangtha


 



●かかる時間と準備する物



普段山に登り慣れている人ならば往復8時間で大丈夫だと思います。しかし、そうでない人ならば10時間以上かかると思っておいた方が良いでしょう。途中で休憩を多く取ればその分余計に時間もかかりますが、長い道のりですので無理は禁物です。自分のペースで登りましょう。ちなみに筆者はマラソンを走ることもあるのですが、それでも山登りは初心者でしたので9時間かかりました。体力には自信があったはずが、とても疲れたのを覚えています。


 


登山道はきちんと道のりが示されているので、その通りに歩いていけばちゃんとトロルの舌に着くことができます。それに、トロルの舌を目指して歩いている人も多いので、その人達について行けばまず確実でしょう。


 


注意したいのは、食料や水の準備についてです。当たり前ですが、山道の途中にはお店なんてありませんから、登る前に準備して、それを背負って登ることになります。大体1日分くらいの物は用意しておいた方が無難です。筆者が泊まったホテルでは、登山客向けにお弁当を準備してくれるというサービスがありましたので、それによって朝分と昼分は確保できました。そしてそれプラス更にパンとチョコレート、キャンディ、クッキーも準備しました。甘い物は絶対あった方が良いです。水は念のため2L。それを他にも防寒着や何やかやが入ったリュックに詰め、それを背負って登ることになります。結構な重量になりますので注意が必要です。


 


服装はもちろん、登山するのに合ったものにしましょう。気温に合わせて脱ぎ着しやすい物が良いです。また、足元はトレッキングシューズなど、登山に向いた、しかも履きなれた靴にします。履きなれていない靴だと、靴ずれができてしまったり、足が痛くなってしまったりとトラブルの元になりますので避けましょう。


 



●いざ、「トロルの舌」へ!



オッダのホテルから登山口のあるシェッゲダルへはハイシーズンなら専用の観光バス、それ以外のシーズンはタクシーを呼んで向かいます。タクシーの場合は料金がかかりますので、誰かと相乗りし、割り勘にすると費用を抑えることができます。行きだけではなく帰りもタクシーが必要ですので、タクシー会社の電話番号はきちんとメモしておくことをおススメします。


 


シェッゲダルの登山口にはインフォメーションセンターがあります。筆者はそこで情報収集をしたのですが、スタッフの方の話はとても参考になりました。皆さん登り慣れた人なので、聞けばいろいろとアドバイスしてくれます。山の天気は変わりやすいのですが、それについても経験からアドバイスしてくれたのでとても参考になりました。そして、インフォメーションセンター内には小さなショップがあり、そこには食料や飲物、ちょっとした登山の装備なども置いてあるので忘れ物があっても安心です。


 


さぁ、いよいよトロルの舌へ向けて登り始めます。道中、きつい山道が続きますが、所々絶景ポイントがありますのでそこで記念撮影がてら休憩しましょう。頑張ろう!という気にさせてくれます。筆者のおススメはフィヨルドを見渡せるスポットです。随分と高い所まで登ってきたなぁという感想とともに、雄大な景色を見ていると、悩みなんてどうでもよくなります。一度の休憩で長く休むよりも、こまめに短時間の休憩を取った方がモチベーションの維持には良いと思います。あまり長く休むと「もう行きたくないな…」と思ってしまうことがあるので注意です。



David Yttervik Seetiangtha


 



●きつい道中を歩きぬけると、そこには絶景が待っている!



道中のほとんどは山道ですが、頂上に近づいてくると岩道に変わってきます。山道から岩道に変わったら、あと少しのサインです。頑張りましょう。岩道に変わると程なくしてトロルの舌のある頂上へ着きます。トロルの舌に着いたら、お待ちかねの記念撮影です。断崖絶壁に突き出した岩の先端に立って絶景を独り占め!…なのですが、高所恐怖症の人にとっては絶叫もののスポットであることは間違いないです。筆者は足がすくみましたし、他の人のように先端まで行けませんでした。


 


ちなみに、最近このトロルの舌は人気が急上昇しているらしいです。SNSサイトにインパクトのある写真を載せるために、岩の先端で逆立ちをしたり、思わず危ない!と言ってしまうような危険なパフォーマンスやポーズを取って記念撮影する人が多いのだとか。筆者なんて先端に普通に立つことさえできなかったのに…。


 


記念撮影を済ませ、景色を十分に楽しんだら、早々に下山するようにしましょう。行きでかかった時間と同じくらいかそれ以上の時間をかけて下山することになりますので、下手すると日が落ちてしまう場合もあります。そうなると危険ですので、明るいうちに登山口までたどり着けるように時間配分を計算して行動することが必要となってきます。


 


また、道中通して携帯電話の電波は通じませんし、山小屋があって誰かがいるということもありません。もちろんトイレもありませんので適当な場所を見つけ、そこで用を足すことになります。トロルの舌までの道のりは結構険しいため、途中でギブアップして引き返す人も多いと聞きます。せっかく来たのだから!と思って無理をするのはやめましょう。引き返す勇気も必要です。



Dag Endre Opedal


 




●まとめ



『ノルウェーの絶景「トロルの舌」に行こう!』と題して筆者の経験も交えてご紹介してまいりましたが、いかがでしたでしょうか?これからトロルの舌に行こうとしている方の参考になれば幸いです。


 


トロルの舌には柵などは存在していません。ですので、岩の先端であまりに危険なことをしてしまうと事故に繋がってしまうかもしれません。そういったことには十分に気を付けましょう。全て自己責任ですのであしからず。また、山登りを甘く見るとかなり痛い目に遭いますのでそちらも十分注意して下さい。気を引き締めてかからないと大変な思いをします。そういったことに十分注意し、安全に楽しんできてほしいと思います。


 


岩の先端に立つと、自分がまるでフィヨルドの上に浮いているような感覚に陥る絶景です。道中がきつい分、その美しさは倍増します。体調が良い、準備が整った等の条件が揃えば、是非登って見て頂きたい景色ですので、自信のある方は是非。筆者は、簡単に行ける所よりも行くのが難しい所に程絶景と呼ばれるものは多くあると思っています。トロルの舌はもちろん後者ですが、その分感動も大きいと思います。是非、挑戦してみて下さいね。



Dag Endre Opedal

2014年11月28日

written

by tabisapo


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