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2014月12月30日更新

やっぱり寒い?スウェーデンの気候について

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北欧スウェーデンと言えば、雪に埋もれた街や自然、たくさんのぶ厚い服を着込んだ人々などの「寒い」イメージが強いですね。確かに国の北部は「ラップランド」と呼ばれて北極圏に属し、冬にはマイナス十数度になる事も珍しくありませんが、メキシコ湾の暖流のおかげで気候は穏やか、四季もはっきりと感じられるのがスウェーデンです。 その点は日本人も馴染みやすいのでは、と思われるスウェーデンの四季の様子や気候、その時期の服装などを見て行きましょう。



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スウェーデンの春夏秋冬



*春(4〜5月)


春を感じられるのが南部では2月下旬頃だとしても、北部では5月初旬頃と地域に寄ってだいぶ差があります。こちらでは平均を見て四季を分けていますが、実際は訪れる地域の気温や天候をよく確かめて服の準備などをした方が良いでしょう。


 


4月になると日中平均気温が1〜10度になり、カフェやレストランのテラスがオープンして人々は暖かくなった外の空気や陽射しを楽しむようになります。 まだ夜が長いと言っても日中の陽射しはかなり強く、「日なたぼっこ」をする場合は日焼け止めを用意した方が良さそうです。朝晩はまだ冷えるな、と感じるかもしれません。


 


*夏(6〜8月)


日中の平均気温が10度以上の日が5日以上続くと「夏が来た」と言われます。この時期がスウェーデン観光のベストシーズンと言え、また国内の人々も一ヶ月ほどの休暇を取ります。


日本の夏休みは暑さを避けるため、と言うイメージがありますが、スウェーデンは湿度が低いのでたとえ20度を超えても「気持ち良い」と言える気候でしょう。外でのイベントやクルーズを楽しむのに、絶好の時期と言えます。


 


北極圏のラップランド地方では、5月下旬から7月初旬にかけて太陽が沈まず、夜中でもほの明るい「白夜(びゃくや)」のシーズンの到来。その年に寄って細かい日にちは変わりますが、スウェーデンでは3月終わりから10月終わりにかけて明るい時間を楽しもうと、時計を1時間進めて活動する「サマータイム制」が導入されてもいます。



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*秋(9〜10月)


日中平均気温が9.9度以下の日が5日間以上続くと、秋の訪れが告げられます。8月下旬にはバカンスが終わり、学校も始まります。少しずつ日が短くなり、紅葉が見られ、首都ストックホルムでは雨の降る日が多くなります。


観光シーズンも終わりとされますので、夏と同じイベントをやっているかはわかりません。美術館などの開館時間が変わったりする事もありますので、オフシーズンに行かれる方は下調べを入念にして行きましょう。 10月下旬にストックホルムで降雪が見られたりもしますので、秋と言うより初冬の気候をイメージして頂くと良いかもしれません。


 


*冬(11〜3月)


薄暗く寒い日が続くようになり、本格的に雪が降り、厚く積もります。11月中頃からクリスマスの準備が始められ、太陽の光の代わりにイルミネーションが街を彩るようになります。気温はマイナスの日が多くなり、人々は防寒具を身にまとって出かけます。


 


12月中頃からラップランドでは夏の白夜とは逆に太陽が顔を出さない時期がやって来ますが、9月から3月の夜の長い期間が夜空に踊る光のカーテン、オーロラの見られる時期でもありますので「冬のベストシーズンが来た」と言えるのかもしれません。


屋外は氷点下でも屋内はセントラルヒーティングが完備され、暖かく過ごせます。人々は暗く長い冬を少しでも快適に楽しく乗り切ろうと考え工夫をし、また必ずやって来る明るい春を待ちわびるのです。



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首都ストックホルムのある年の平均気温



スウェーデンの平均的な春夏秋冬や気候について見て来ましたが、ある年のストックホルムと北部キールナの最低、最高平均気温を数字で見ると下のようになります。 南北に長い日本の気候と似て、地域に寄って同じ国内でもずいぶん差があるのがおわかりになるのではないでしょうか。


 


*ストックホルムの平均最低気温、平均最高気温(カッコ内は北部キールナのもの) 


4月・・・1度、9度(−14度、1度)


7月・・・13度、22度(5度、17度)


10月・・・1度、10度(−5度、2度)


1月・・・−5度、−1度(−19度、−10度)



MAP OF SWEDEN 




観光でスウェーデンへ。どんな服装をしたらいい?



ここで定義した春夏秋冬の気候にふさわしい服装を上げますので、旅行に行かれる方は参考にされてください。ただ、しつこいようですがご自分が行かれる地域がスウェーデンのどのあたりに位置するのか、気温は、天候はどのようなのか、をしっかりチェックして服装も考えてみてくださいね。


 


*春


天気の良い日は陽射しが快適に感じますが、太陽の出ない日はまだ肌寒さを感じます。ダウンとまでは行かなくとも、コートの下にカーディガン、セーターを用意した方が安心です。


 


*夏


日中は半袖、または長袖の薄手のシャツでも過ごせますが、日陰が肌寒く感じたり、朝晩と昼間の気温差が激しい事があります。寒がり、冷えが気になる方は羽織るものを用意しておくと良いでしょう。


 


*秋


上にも書きましたように、晩秋に訪れる方は初冬の気候をイメージして頂いた方が良いですね。セーターや厚めの上着を用意しましょう。


 


*冬


外は氷点下ですので、真冬の雪国そのもののイメージで、しっかりと防寒出来る服装でなくてはなりません。服もですが、マフラー、手袋、耳あて、そして毛糸などで出来た暖かい帽子も大切です。頭が出ているとよけいに寒く感じますので、普段帽子をかぶらない方も用意して行く事をお勧めします。


逆に中は暖房が効いて暖かいですから、脱ぎ着のしやすい服装でいるのが良いですね。


 


そして忘れやすいのが靴です。いつも雪や氷の上を歩くつもりで、滑らない雪国仕様の靴を用意しましょう。今は普通のブーツなどに付けられる着脱可能なスパイク部分だけが売られてもいますので、持っていると日本で予想外の大雪・・・なんて時も便利ですよ。



Mercury dog


 


日本の寒い地域に住まわれている方はイメージ出来るかもしれませんが、そうでない方が冬の北欧に行かれるのでしたら、寒さ対策、滑らない対策をしっかりして行きましょう。 春や夏の観光シーズンに行かれる方も、北欧の貴重な陽射しをたくさん浴びて、楽しい思い出をたくさん作って来てくださいね。

2014年12月30日

written

by tabisapo


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