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2016月3月30日更新

要注意な危険地域?シリアの治安について

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 今、世界中で一番危険な地域といえばこのシリアという国でしょう。
 2014年8月にも日本人ジャーナリストが命を落とし、現在では渡航は不可能な危険地域です。
 なぜ危険なのか、また周辺諸国へ旅行の際にも知っておいた方がいい情報をまとめてみました。






現在内戦中。日本の大使館も閉鎖


 2011年より続く内戦の影響で、国内は荒れ放題。国民は戦禍に苦しむ日々を送っています。
 国外からは内戦だと指摘されていますが、シリア政府は「内戦ではなく対テロ戦争」と発表しています。
 対テロというのは、何らかの政治的目的のために暴力で制圧する行為を抑えるため、ということでしょう。





photo by Gwenael Piaser




「現在、シリアで起きているのは内戦ではなく戦争であり、新しい種類の戦争だ」と発言している政府。
 国民にとって戦争に新しさも古さも果たして意味があることなのか。疑問ばかり浮かびます。






シリアという国について


 シリアの正式名称は「シリア=アラブ共和国」といい、国土は日本の約半分という小さな国です。


 首都はダマスカス。人口の9割はアラブ人で公用語はアラビア語です。
 アラブ世界の中ではエジプトに次ぐ軍事国家であり、男子には徴兵義務があります。




 宗教はイスラム教徒が多く、スンナ派が国民の7割を占めています。
 内戦の理由としては、この宗教による宗派対立(スンナ派VSシーア派)もひとつの原因だといわれています。





photo by Charles Roffey




 内戦が勃発するまでは、ダマスカスも人気の観光都市であり、女性が夜出歩いても大丈夫な街ともいわれていました。本来は宗教への信心が強い国民性であることから、「悪いことをしてはいけない」という自戒の念の強い精神で、日本からも多くの観光ツアーが組まれていました。


 世界遺産となる遺跡も数多く存在し、小さな国ながら豊かな自然と資源に囲まれた国だったのです。





photo by Alessandra Kocman






混乱を極めるアラブ界


 シリアは、北にトルコ、東にイラク、南にヨルダン、西にレバノン、南西にイスラエルと多くの国に挟まれています。これまで支配し支配され、侵略し侵略されを繰り返してきた歴史の上に成り立つ国家シリアの政治は、やはり一筋縄ではいかないことが多く、だからこその内戦だといえます。




 石油の取れる国として、近隣諸国だけではなく、ヨーロッパやアメリカなどの遠い地域から国を守りながら、宗教問題でも複雑な事情を持つシリアに、果たして穏やかな平和が訪れるのか、願ってやみません。





photo by Freedom House







まとめ


 現在外務省のHPでは退避勧告が出ているシリア=アラブ共和国です。


 シリアだけでなく周辺諸国へ行く際にも、影響がでないとは限りません。
 戦争やテロの被害に遭わないためにも、正しい情報の周知をお願いします。





2016年3月30日

written

by tabisapo


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