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2015月1月7日更新

カナダの先住民の歴史について

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みなさんもご存知の通り、カナダという国はフランス、イギリス人を始めとする移民が17世紀頃に海を渡りやって来て住み着いた、いわば新しい国です。時は過ぎ、現代では積極的な移民政策もありカナダはマルチカルチャーで知られる国となりました。


いまではカナダ人=白人というイメージは既に過去のものとなり、いろんな民族、国出身の国民が共存する国家となっています。ただ、そのカナダ人=白人というイメージが作られる前に、あまり知られていないカナダ先住民の歴史があったのです。



Douglas Bruce Clement


今日は、観光だけではなくカナダを深く知るために一緒にカナダ先住民の歴史を振り返って行きたいと思います。



カナダにはいつ頃人類が住み始めたの?どのような人たちだったの?



日本にも地域によっては先住民がいましたが、大方の日本人にとっては祖国日本に元々住んでいたのが日本人であり、それは今も変わりません。


ですがカナダの場合、最初にこの地に住み着いたのは現在の人口の多くをしめるイギリス・フランス系ではありませんでした。彼らの言葉でいうと「先住民/ファースト・ネーションズ」は今から3万年〜1万年前ごろにシベリアから渡って来た人たちだと考えられています。



kris krüg



いつから彼らは「先住民」という立場になったの?



イギリスが北米を統治するようになったのが18世紀中盤、そして19世紀にかけて色々な条約、法律が制限されいつしか彼らは新しく出来た国の統治者に管理されるようになりました。その中には先住民は居留地から移動してはいけない、教育の機会も制限される、参政権がない等、不公平なものも多く見られたため、少しずつ改訂が加えられましたが、いまでも土地は政府のものである等、問題は残ります。



Toban B


 



いま彼らはどうしているの?



現在カナダには54万人の先住民が居住し、その割合は国民の1.8パーセントに上ります。失業率が他の民族に比べて高い等の問題は残りますが、1960年代にかけ、かつて保護される立場だった先住民たちは国民として他の民族と同等の権利を手に入れるようになりました。いくつかのコミュニティでは自治が認められ、先住民の起業家が積極的に国の経済に寄与するようになりました。


また、代々伝わる文化は先住民のアイデンティティとして尊重され、保護されるようになりました。現在でも先住民出身の方が公的な場にシンボルとして先住民のアクセサリーをつけて登場するという事はよくあります。


ただ、先に述べた問題は完全には解決されておらず、今後も進展が待たれるところです。



kris krüg


 




まとめ



私達に取ってあまりなじみのない先住民という言葉、そしてそれにまつわる問題。ただ、そういった問題を抱えながらも、移民大国としてより多くの人を受け入れているカナダ。違いを認め合い、共に発展しようという姿はすばらしいですね。人種間のイデオロギーは簡単には解決しないものですが、長年にわたる取り組みが次世代につながって行けばよいと思います。


 

2015年1月7日

written

by tabisapo


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