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2015月1月18日更新

台湾の一級芸術作品は白菜だった!?

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台湾で1番有名な博物院といっても過言ではない国立故宮博物院は台北の士林区にあります。


この博物院で1番有名な所蔵品といえば…


 



翠玉白菜




wikipedia


なんと白菜なのです!


ふざけているわけではありません。


 


こちら18.7 cm × 9.1 cmと実物の白菜より小ぶりなこの作品は翡翠(ひすい)を削って作られています。


 


この作品、着色を行っているわけではなく原石が持つ白と緑の色合いをうまく生かし、ここまでリアルに仕上げられています。


 


葉っぱの上にはバッタとキリギリスがちょこんと乗っており、


これらは“多産”(子どもがたくさん生まれて子孫繁栄すること)を象徴しております。


白菜の方は“純潔”を意味しているのだとか。


 


博物院の中でもこの作品の周りには人がたくさん集まっているので院内をまわっているとすぐにわかると思います。


 


そして、故宮博物館の有名な所蔵品は実は白菜だけではありません。


次に有名なのがこれです↓


 



肉形石




 wikipedia


お次は豚の角煮です。


こちらは玉髄(ぎょくずい)という鉱物によって作られており、


含有物が層になって積み重なっているところを上手く活かしています。


 


この肉形石は染料によって鉱物が染められていますが、その染料をしみこませるために開けた無数の穴がまるで豚肉の毛穴のようで、とてもリアルです。


リアルさで言うと白菜以上かもしれません。


 


この2つの作品は特にインパクトが強く、ガイドブックにも多く取り上げられておりますが、


私が故宮博物院で一番感動した作品はこちらです↓


 




象牙多層球




 


これぞ工藝の中の最高峰と呼べるのではないでしょうか。


 


透かし彫りをした象牙の球体の中にまた同じく透かし彫りをした象牙の球体が21層重なるこの作品。しかもこちら、継ぎ目がないんです。


つまり、作者は球体を壊さないように1層1層削っていったことになります。


 


私にはどうやって作製されたのか想像もつきませんが、


最近NHKスペシャルで作製方法が明らかになったという特集をしていました。


気になる方は是非調べて見てください。


 


ご紹介した3つ以外にも故宮博物院には有名な所蔵品がたくさんあります。


 


美術・芸術に興味がなくても、動物モチーフの陶器だったり、不思議な形の酒器だったり、いろいろと楽しめますので、是非台北を訪れるときは立ち寄ってみてください。

2015年1月18日

written

by tabisapo


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