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2015月1月14日更新

氷河期以前の古代の姿が残る大西洋の真珠「マデイラ島」

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はじめに



2014年のブラジルW杯の記憶もまだ新しいですが、このW杯で注目されていた選手がいます。CR7という愛称で親しまれている超イケメンサッカー選手、サッカーに詳しくない人でも名前くらいは聞いたことがあるかもしれません。その人の名前は、クリスティアーノ・ロナウド。日本でもとても人気のある選手ですね。少し前には日本でもCMに出ていたり、プロモーションのために来日したりと知名度も抜群です。そんな彼は世界的にとっても有名な選手なのです。


 


海外旅行のサイトでどうしてサッカー選手?と思う人もいると思います。実は今回ご紹介したい場所が、このクリスティアーノ・ロナウド選手ととーっても関係のある場所だからなのです。詳しくはこの後に書いて行きたいと思います。そんな今回のタイトルは『氷河期以前の古代の姿が残る大西洋の真珠「マデイラ島」』です。それでは、どうぞ!



Cycling man


 



マデイラ島あれこれ



まずはマデイラ島の基本的な情報についてご紹介してまいりたいと思います。まずはマデイラ島の位置から押えて行きましょう。マデイラ島は大西洋に浮かぶ島であり、その大きさは東西約60km、南北約25kmです。この島はポルトガル領ですが、ポルトガルからはだいぶ離れた位置にあります。緯度で言えばモロッコのカサブランカと同じくらいで、ポルトガルの首都リスボンからは南西約980kmの位置になります。


 


日本からマデイラ島までは直行便はありませんので、まずはポルトガルまで行くことになります。日本からポルトガルまではこちらも残念ながら直行便が出ていませんので、第3国を経由して行くことになります。日本からヨーロッパの主要都市まで飛び、そこからポルトガル行きの飛行機に乗り換えるのが一般的です。所要時間は乗り継ぎ時間を入れて約17~21時間程となります。


 


ポルトガルに着いたら、そこからマデイラ島まで国内線での移動となります。フライト時間は約1時間45分程です。ちなみにマデイラ島にあるフンシャル空港はとても有名な空港です。なぜ有名なのかと言いますと、それはその場所と滑走路の長さ故です。


 


実はこのフンシャル空港、以前は高い山と海に囲まれている上に、短い滑走路しか持たない、パイロット泣かせの空港でした。そのため着陸時に曲芸的な操縦を要求されるという、とても難易度の高い危険な空港だったのです。現在ではこの滑走路は延長されていますので、より安全になったと言えるでしょう。


 


続いてご紹介したいのはマデイラ島の食事についてです。マデイラ島と言えば、マデイラワインが日本でも有名です。アペリティフもしくはデザートワインとして楽しまれます。ワインはもちろん甘口だけでなく辛口もあり、バラエティに富んだラインナップとなっています。マデイラワインはシェリー酒やポートワインと並ぶ、世界3大酒精強化ワインの1つと言われています。あのシェークスピアに「命と引きかえにしてもいい」と言われた程のワインですので、是非現地で味わって頂きたいものです。


 


古くから貿易の中継地として栄えてきたマデイラ島ですので、その食文化もなかなかコスモポリタンな面があります。ベースはポルトガル料理ですが、そこへアフリカや南米のスパイスもミックスされている、とても不思議な食文化なのです。ポルトガル料理と言えば、素材の味を最大限に引き出すために味付は軽くアクセントをつける程度のもの。それにプラスして肉と魚介が1つの料理に組み合わされ、バカリャウと呼ばれる干し鱈を多用していることも特徴と言えるでしょう。


 


マデイラ料理はそこに南米のガツンと来る肉料理の要素がプラスされています。代表的なのは、月桂樹の枝に肉を串刺しにして焼いた物である、エスペターダでしょう。ブラジルのシュラスコととてもよく似ています。また、周りを海に囲まれているため、新鮮な魚介類も美味しく頂けます。日本ではあまり馴染のないかさがいという変わった形の貝のグリルもとても美味しかったのでおススメです。



Don Amaro


 



あの有名人の出身地としても有名、常春のリゾート地マデイラ島



マデイラ島は、日本ではまだそこまで知名度が高くありません。しかし、ヨーロッパでは1年を通して観光客で賑わう常春のリゾート地として有名なのです。特に北ヨーロッパの人々からの指示は絶大のようで、温暖な気候を求めて人々の集まるリゾートアイランドとなっています。そして、この島はなんとあの超有名サッカー選手であるクリスティアーノ・ロナウド選手の出身地でもあるのです。


 


この島の見所はとても多く、サンタナ地方の伝統的な茅葺屋根のカラフルな家や島中に溢れる花や緑、熱帯植物園や世界遺産にも登録されている照葉樹林の原生林、ポルト・モニスの海水プール、ジラン岬のガラス張りの展望台など観光名所が数多く存在しています。


 


筆者は高所恐怖症なのですが、怖い物見たさでガラス張りの展望台に行き、その結果、ガラス張りの部分に足を踏み入れることができなかったという過去があります。海面から580mの位置にあるため、かなりスリリングです。ガラス張りの床から海がとても綺麗に見えるそうですので、興味がございましたら是非。


 


マデイラ島の絶景ポイントとして外せないのは、やはり植物関連の風景でしょう。特に世界遺産である照葉樹林の原生林は一見の価値ありです。何だかお話の世界に紛れ込んでしまったかのような静寂に包まれており、物思いに耽るのにも最適です。他にも島中に溢れる花や緑は、どれも建物などの建造物ととてもマッチしており、とても自然にそこに存在しています。ですので、ただの街角もとても絵になったりします。


 


年間平均気温が20℃前後ととても温暖な場所のため、カラフルなフルーツや南国の果物など南国情緒もたっぷりのマデイラ島は別名「大西洋の真珠」とも呼ばれてヨーロッパの人々に愛されています。また、島の名前であるマデイラとは、ポルトガル語で「木」の意味であり、世界遺産にも登録されている照葉樹林の原生林は氷河期以前のヨーロッパの植生分布の典型として、貴重なものとされています


 


個人的におススメなのはポルト・モニスの海水プールです。溶岩が海に流れ出して凝固し、そこに海水が閉じ込められてできた天然のプールなのですが、よく見ると魚が泳いでいることがあります。常に海水が注水されているため水はとても綺麗で澄んでいます。


 


注意したいのが水深で、底はそのまま海底を利用しているため、浅い所は50cmくらいなのですが、深い所だと3mを超える所もありますので注意して入って下さい。プールから見る広い海の姿は、絶景と言って良いでしょう。



José Antonio Cartelle


 




まとめ



筆者がマデイラ島を訪れたのには理由があります。それは絶景を見たいからではなく、クリスティアーノ・ロナウド選手がどんな所で育ったのか興味があったからです。そんな筆者はサッカー好き。ですのでマデイラ島について事前にいろいろ調べて行ったわけではありません。知識としてはせいぜい、マデイラ島はヨーロッパのリゾート地であるというくらいだったと思います。実際に行ってみて初めて、その美しい景色に魅了されました。


 


入口は違いますが、マデイラ島に上陸してからはその景色に魅了され、観光名所とされている所を巡って回りました。島全体がとても美しい風景で溢れており、筆者がこれまでに見てきたタイプの絶景とは少し異なった絶景でした。行ってみて良かった、機会があればまた行きたい場所です。この記事を読んで、少しでもマデイラ島に興味が湧いてくれれば幸いです。それでは、良い旅を!



David Stanley

2015年1月14日

written

by tabisapo


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