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2015月1月30日更新

闇夜に浮かぶ幻想的な炎が美しい「イジェン火山」

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はじめに



日本は火山の多い国であり、実際に現在も活発に活動している火山が多く存在している国でもあります。世界にも多くの火山が各地に点在しており、中には観光名所として多くの人々が訪れる、そんな火山もあります。日本は昔から、時には噴火によって大きな被害をもたらされたり、火山があることによって温泉などの恩恵を受けたりして共存してきました。ですので日本に住んでいると火山がとても身近なものとして感じられるのではないでしょうか。


 


今回ご紹介したいのは、そんな日本国内のみならず、世界各地に点在している火山についてです。その火山はインドネシアのジャワ島にある、アジア最大の噴火口を持ったイジェン火山です。世界的にも有名な火山であり、国内外問わず、多くの人々が観光にやってくる場所となっています。題して『闇夜に浮かぶ幻想的な炎が美しい「イジェン火山」』です。それでは、どうぞ!



alexander tikonoff


 



火山の島、ジャワ島



インドネシアと言えば、日本からも程近い、世界屈指のリゾート地として有名です。日本からも人気の渡航先であり、1人旅、ツアー、ハネムーン、仕事など渡航目的は多岐に渡っている場所でもあります。今回ご紹介するイジェン火山があるのは、多くの島から成っているインドネシアの中でも、首都ジャカルタのあるジャワ島となります。


 


日本からインドネシアの首都ジャカルタのあるジャワ島までは直行便が出ており、フライト時間は約7時間となっています。もちろん経由便もありますので、日程の都合や金額によって選ぶと良いでしょう。インドネシアは国民の大半がイスラム教徒である、イスラム国家です。その数は1億7000万人を超えるとも言われており、世界最大のイスラム人口を抱える国となっています。


 


ジャカルタは東南アジア屈指の世界都市であり、都市化が進められています。バリ島などのイメージとはかなり違いますので、その都会っぷりに驚く人もいるでしょう。ただ、ジャワ島は自然も多く残っている島ですので、街を少し離れれば、雄大な自然の広がる地域となっています。また、ジャワ島には世界3大仏教遺跡の1つであるボロブドゥール遺跡などの世界遺産もあり、観光客が後を絶たない島となっています。


 


気になるお食事ですが、インドネシア料理は美味しいことで有名です。日本人の口に合う物も多いので、安心して食事を摂ることができるでしょう。一口にインドネシア料理と言っても、島や地方ごとに特色があり、それぞれ別の料理だそうです。それらをまとめてインドネシア料理と呼んでいるとのことでした。いろいろ食べ比べてみるのも楽しいです。


 


インドネシアは古くから香辛料の国として世界的にもよく知られています。そのため料理には香辛料が多用されており、とてもスパイシーです。それらの香辛料と様々な国の食文化が融合してできたインドネシア料理は本場に行ったら是非食べてみることをおススメします。ナシゴレンやミーゴレン、サテなどは日本でもお馴染みの料理であり、これらの料理が日本の価格よりもだいぶ安く食べることができます。



julia Chapple


 



その幻想的な美しさで有名、イジェン火山



ジャワ島の島内にはイジェン火山を含め、7つもの火山が点在しています。まさに火山の島と言えるでしょう。今回ご紹介するイジェン火山はジャワ島の東部に位置しており、なんと22もの噴火口を持つ巨大な火山となっています。冒頭でも少し触れましたが、このイジェン火山の噴火口はアジア最大だと言われています。


 


イジェン火山には神秘的な硫酸湖があり、そこへ訪れる観光客が後を絶ちません。その硫酸湖はエメラルドグリーンをしており、とても美しいので必見です。一見とても美しい湖に見えるのですが、そこは硫酸湖というだけのことはあり、水は強酸性です。大量の火山ガスが溶け込んでいるからなのだとか。日本でも別府の地獄谷で似たような色の水を見ることができますが、ここまで美しいエメラルドグリーンには驚きを隠せませんでした。


 


このイジェン火山はとても活発に活動している火山なのですが、有名なのにはそれ以外にも理由があるのです。それはある光景から有名になりました。その光景は、夜暗い時にしか見ることができません。なんと、火口から噴き出る溶岩が夜になると、青く光って見えるのです。正確に言えば、溶岩が青いわけではないのですが、真っ暗闇に青く光って見える溶岩は何とも神秘的です。


 


どうして溶岩が青く光って見えるのか?その答えは火山から噴出している硫黄の性質にあります。この硫黄が燃えることによって青い炎となるのです。ちなみに日中は太陽の光のため見ることができないのですが、夜になると周辺が暗くなるためこの炎を見ることができるのです。青と言っても、どちらかというと紫色に近いため、青と紫の素晴らしいグラデーションの炎です。


 


遠くから見ればとても幻想的で美しい光景なのですが、実際はとても有毒な環境であり、どれくらい有毒かと言いますと、撮影するにもガスマスクが必要となる程です。そんな過酷な環境の中でも、硫黄を採るために働いている人がおり、硫黄採取で生計を立てている人もいます。現地では黄色い黄金と呼ばれ、その硫黄を採って得る月収はインドネシアの平均月収の倍近いと言われています。ただ、硫黄採取に従事している人で40歳を超えて生きる人は少ないとのことでした。



Stéphane DAMOUR


 




まとめ



青く光る炎が印象的なイジェン火山を『闇夜に浮かぶ幻想的な炎が美しい「イジェン火山」』と題してご紹介してまいりましたが、いかがでしたでしょうか?その美しさの影には過酷な環境で働き、生計を立てている人がいました。硫黄は私たち人間に美しい景色と豊かさをもたらしてくれますが、その反面とてつもなく有毒です。そんなことを考えながらイジェン火山の幻想的な光景を見ると、とても複雑な気分になります。


 


夜限定でしか見ることのできない絶景ではありますが、是非自分の目でその幻想的な青い炎を見て、その美しさを体感してみて下さい。興味のある方は是非!それでは、良い旅を!



Yann Pinczon du Sel

2015年1月30日

written

by tabisapo


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