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2015月1月30日更新

神が作った神秘の地底「グラン・セノーテ」

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トゥルムからコバー遺跡へ向かう途中にあるグラン・セノーテは、カンクンやプラヤ・デル・カルメンから日帰り可能な場所にあり、ダイビングはもちろんシュノーケリングでも楽しめる人気スポットです。暑い地上とはうって変わって、地下のセノーテは冷たく静かで神秘的。


薄暗くひんやりとしたセノーテに差し込む太陽が描く光のカーテンは、この世のものとは思えない美しさです。



photo by jay joslin


 




セノーテって何



石灰岩地帯が広がるユカタン半島に広がる巨大な地下水道をセノーテと呼びます。そのところどころにぽっかりと穴が開いているので湖や川のように見えますが、地上を流れる川の水が流れ込んでできているわけではありません。石灰岩の大地に降った雨が土壌の中を通っていく際に、少しずつ土壌が削られて鍾乳洞が形成されていきますが、同時に石灰岩というフィルターにより不純物が取り除かれるため、セノーテの水は非常に透明度が高くなっています。


 


セノーテの名前の由来はこの地に昔から住んでいたマヤ人に由来します。彼らの言葉で「水の穴」という意味のゾノットがやがてスペイン語でセノーテと呼ばれるようになったわけですが、大きな河川のないユカタン半島のマヤ人にとって、セノーテは貴重な水源であり、聖なる泉、命の源であり、冥界への入り口でもありました。


 


ユカタン半島には3000ほどのセノーテがあると言われていますが、現在知られているのはその内1000個ほどです。残念ながら都市近郊のセノーテでは、近年汚水の流入、ゴミの投棄などによる汚染が報告され、問題となっています。



photo by meg hourihan


 



何を持って行ったらいいの?



グラン・セノーテではウェットスーツやシュノーケリング・セットなどはレンタル可能ですので、最低水着があれば大丈夫。荷物を預けるためのロッカーもあります。水温はおおむね25度前後とヒンヤリしていますので、冷たいようならシュノーケリングのみでもウェットスーツを着用されても良いでしょう。


 


グラン・セノーテは比較的浅く、オープンウォーター・ダイバーのライセンスがあればダイビングは可能ですが、暗い洞窟内になりますので閉所恐怖症の方はご注意下さい。


 


水中写真を撮影したい方は、水中で使用可能なカメラをお忘れなく。



photo by Ben Norvell


 




グラン・セノーテには何があるの?



グラン・セノーテには川で見られるような魚や亀がいますが、ここでは何故か神秘的な雰囲気に見えてしまうのが不思議です。


 


でもセノーテでは動物よりも鍾乳石や石筍、水を求めて地下深く伸びている木の根などの方に目を奪われることでしょう。遠くまではっきりと見える透明な水の中に濃い影となって見える鍾乳石の風景こそはセノーテに特有なものです。


 


グラン・セノーテでは太陽が高くなると崖に遮られてセノーテ内に光が届かなくなるので、光のカーテンをご覧になりたい方は是非午前中に訪れて下さい。また、午前中の人の少ない時間の方がより透明な水を楽しむことができます。


 



photo by Asbjorn Hansen


 


珊瑚礁の海とも太陽の照りつける地上とも全く異なった、静かな青い世界。カンクンやプラヤ・デル・カルメンへ行かれる方は是非こちらにもお立ち寄り下さい。

2015年1月30日

written

by tabisapo


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