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2015月3月1日更新

「魔女の宅急便」の舞台!中世ヨーロッパを感じられる町「ヴィスビュー」

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スウェーデンの南東部のバルト海に浮かぶスウェーデン最大の島、ゴットランド島。
”バルト海の真珠”と呼ばれ、スウェーデン人のみならず北欧諸国の中でも人気の観光地です。


その島の中心都市がヴィスビュー(Visby)






スウェーデンの首都ストックホルムとともに、宮崎駿監督のアニメ映画『魔女の宅急便』に登場する街「コリコ」のモデルになった街です。


スタジオジブリ作品の中でも、いまだ人気の高い『魔女の宅急便』。


海の見える高台、豊かな緑、石畳の街並み。あのゆったりした海辺の街に憧れた人も多いのではないでしょうか。


そのモデルとなった街の魅力をご紹介します。



中世の街並



12世紀頃にハンザ同盟の交易で重要な貿易港として繁栄し、ドイツなどのヨーロッパの趣を持つ家々や建物が建てられた街は、スウェーデン本土の街並とも近隣諸国の街並とも少し異なり、独特な雰囲気があります。


ビスビューの象徴にもなっているセント・マリア大聖堂はドイツ商人により1225年に建てられ、今も現役で使われている美しい教会です。


高台からは赤い屋根の並ぶ市街を一望することができます。






15世紀になるとハンザ同盟の衰退によりヴィスビューも次第に忘れられ、攻撃を受けて破壊された建物はそのままに打ち捨てられました。


その後、豊かな自然や情緒ある街並、温暖な気候に魅せられた人々が移り住み、次第に知られるようになり中世の街並はそのままに北欧の中でも随一のリゾート地に生まれ変わりました。



歴史が刻まれた世界遺産の街



まずヴィスビューを訪れたら目に入るのが、市街を囲む石の壁。


ぐるりと街を囲む3.4km続く石の壁はほぼ完全な形で残されています。






 


市街にいくつかある教会はいずれも12世紀頃に建てられたものですが、サンタ・マリア大聖堂を除いた全てが廃墟となっています。


その廃墟のなかでも、セント・ニコライ教会の廃墟には花形にくりぬかれた直径3メートルの円窓があり、その美しさは一見の価値ありとして人気があります。


繁栄時代の面影を残すこの神秘的なこの場所では、夏には宗教オペラが上演されています。






他にも廃墟ではコンサートなどのイベントが行われたり、カフェやレストランになっているものも。


街を歩くとそこかしこに廃墟があり、かわいらしい家々と共存しています。


石壁や廃墟など中世の街並が残るヴィスビュー市街は、ハンザ都市の栄華と歴史を伝える街として世界遺産に登録されています。






バラと廃墟の街



気候が温暖なヴィスビューは”バラと廃墟の街”とも呼ばれていて、夏の間は街のあちこちで美しいバラが咲きほこり、訪れる人の目を楽しませています。






 ビスビューの住民がていねいに手入れをしているバラの花が至る所に咲き、色とりどりの花の色彩と荘厳さをたたえた廃墟とが混在する街は、どこかの別世界か、おとぎ話の風景のようなかわいらしさ。




中世に浸る一週間



8月には”Medeltidsveckan”という中世をテーマにしたイベントが行われます。


このイベントは、地元の人たちが中世の衣服を着て過ごす一週間。


コンサートや中世の戦いを再現したショーが行われたり、まるで映画のなかに迷い込んだよう。











Lars Lundqvist






















2015年3月1日

written

by tabisapo


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