現在17271個の困ったを解決できます!

2015月3月10日更新

入社式でも大活躍!覚えてもらえる自己紹介5つのポイント

2447 views



入社式でどのように挨拶をすればいいのかわかりません。教えてください。(大学4年・男性)






新入社員になって最初に訪れる試練、それは入社式やその後の挨拶などでの自己紹介ではないでしょうか。頑張って笑ってもらおうとギャグや物まねをしたものの、全くウケず、むしろ『いつまで学生気分でいるのか』と言われてしまったという方もいらっしゃいます。しかし、ただ淡々と思いついた言葉を言い続けているだけでは覚えてもらうことは難しい・・・


そんなあなたに、自己紹介の基本5つをお届けし、少しでもお役にたてればと思います。



 上手な自己紹介

自分ってどんな人?棚卸はお済ですか?



就職活動の際も、キャリアコンサルタントや相談員などから聞いた方も多いかと思いますが、自己紹介をするにはまず、自分の得意分野を含む良さや苦手な所が本当に分かっているかどうか?が大きなポイントとなります。そのために必要な作業、それが『棚卸作業』です。



 

今まで学生時代、どんな経験をしてきたか。それによりどのような物の見方や感じ方が養われたか。具体的に利益(プラス要素)がどのように訪れたか。等はもちろん、趣味や経験したかった事なども含め全て、年表を作ってみると『自分は、本当はこれが得意だったのではないか?』等に気付くきっかけになる事が多いです。



 

当然プラス要素だけではなく、自分で見たくない部分。苦手な事や克服してきたことなども細かく記載をするのですが、人によっては幼少期から年表を作り、それによって得意分野を発見した方も多くいらっしゃるので、自分という人間が何者であるか?を知る良いきっかけになるかと思います。これは自己紹介の時に役に立つだけでなく、自分を知ることにより対人面や、その後の将来像などを形成する上で大きなきっかけになります。



 

人は、自分の好きでは無い部分を自分自身で発見してしまうと、あえてそこから目を逸らし、見なかった事にしようとしてしまいます。しかし、『ここがダメだ。』『これができなかった』『こんな自分は好きでは無い』という、その『目を逸らす行動』により、無意識に自分の心に傷を作っていきます。これにより、1度失敗してしまっただけの事柄を、『自分はこれが苦手である』と、無意識に認識してしまうため、必要以上に自己評価が下がっている方がとても多いのです。



 

目標この作業は、人により面倒だと感じる方も多いのですが、そう感じる人ほど、心に蓄積されたマイナスポイントにより隠されてしまった『本当の自分』が多く潜んでいる可能性がありますので、1度取り組んでみてはいかがでしょうか。やり方は単純に、歴史の教科書などにあるような年表です。細かく思い出して書く事も大切ですが、最初から力んで全てを書こうとせず、ポイントポイントで絞って、その時の出来事や心に残っている事、その当時興味があったもの等を書いていきます。書きあがっても思い出したらまたそこに追加していくように書き足していき、その時得意だった事や苦手だった事等も書き出します。(左記の図はあくまで参考であっさりしていますが、枠を広げて用紙が真っ黒になるまで書く方もいらっしゃいます。)



 

必要以上に自分を大きく、又は小さく見せたりする必要はなく、本当の自分で気持ち良く過ごす事により、自己紹介にも深みが増すのです。



 

準備万端シナリオ作成



自己紹介と言われ何か原稿を作り、それを暗記したくない。その場のノリを重視する!等アドリブで挑もうという方もいらっしゃるのですが、それは自分の首を絞めてしまう一番の原因になりかねません。学生時代とは違い、職場の空気はそれぞれです。盛り上げてくれる人がいるとは限らず、どちらかというと面白い事を求めた自己紹介の場ではないことが多いからです。



 

その為、変に盛り上げようとモノマネやダジャレなどを連発していると、会場の温度がどんどん下がり気が付いたら氷点下・・・なんて事もありえます。



 

一言一句覚える必要はありませんが、大体の大まかな流れを箇条書きでもいいので2分くらいで作っておくことをお勧めします。人の記憶領域は、一つ一つを単体で覚えるよりも、関連付け、語呂合わせや物語として流れを作っておくことの方が、記憶の領域を上手に使うことができるのです。それを『いくつの項目があって、こんな流れで話す。』という簡単な情報を自分の言葉にできるように何度か復唱して置けば、緊張により頭が真っ白になったとしても、きっかけがあればすぐに軌道を元に戻すことができるからです。



 

必ず入れておきたい内容としては



 

1.名前


2.配属先


3.専門分野


4.出身地


5.趣味・特技


6.抱負


7.〆の挨拶(よろしくお願いします等)



 

です。難しく考えず、まずはとにかく上記の7つとプラスアルファを書き出してみましょう。



 

 


ウケ狙いより意外性



先輩や上司に覚えてもらうために面白い事を言おうとして頑張っても、社会人として生活してきて数年経っている人の感覚と、学生から上がってすぐの人の感覚では価値観の違いから『面白い新人』としてではなく『痛い新人』として記憶されてしまう事もあり、後々まで語り継がれてしまう方も居るようです。できればそのどちらをも超えた『仕事もできそうで、可愛げのある新人』として一目置かれる存在を目指したいですよね。そこで、『面白い自分』は、とりあえず、その後の仕事外でアピールしていきつつ自己紹介の場では封印し、ポイントを押さえておきましょう。



 

客観的に、第三者が当人に興味を持つ内容はどんなものでしょうか?良く『とにかく自分はできる人間であるアピール』をする方がいらっしゃいますが、もしも自分がそれを聞く側であるとしたらどうでしょうか?何人もいる新人が全て同じように出来るアピールをしていたとしたら、尚更少し退屈にすら感じてしまう方が多いのではないでしょうか?



 

当然、快く聞いて下さる方もいらっしゃいますが、同じ分野の先輩となると、そう簡単な心境ではないようです。どうしても詰めが甘く感じ取られてしまう事もあるため、言葉の難しさを痛感する方も多くいらっしゃいます。



 

そんな時に大いに役立つのが『意外性』です。



 

例えば、漢字検定1級を持っていたとします。漢字検定1級と言えば、かなりなツワモノです。ここで資格を持っている事だけをアピールしたとしても、職場によってはそれを100%活かせる環境にない事もあります。そんな時、漢字検定1級を持っているその事自体をアピールするのではなく、その資格をネタにして、自分の苦手な部分を補う表現をしてみてはどうでしょう。



 

例えば『昔から本が好きだったため、色々な漢字に触れる事が自然と多くなり、そのおかげで漢字検定1級をとることができました。本や資格のおかげで漢字を覚える事はとても得意なのですが、その反動か景色を覚える事は苦手で、よく迷子になってしまい、この会場(部署)に来るのも少し戸惑うほどでした。そのためいつもどこかで待ち合わせする場合は、通常より30分多く時間を見て行動するように心がけています。』



 

見た目も大きな武器になります。とても大柄な一見強面に見えるタイプは『集団的スポーツをやってきたので体力や、グループ行動や、チームの一員としてサポートをする事等にも自信がありますが、虫が苦手で悲鳴を上げる事もあります。虫が出た時にはどなたか助けて頂けるとありがたいです。』



 

ネタを捏造する必要はありませんが、自分に何かしらある得意な物と、不得意なものを単体で表現し伝えるよりも、両方を上手く組み合わせる事によって、どちらも記憶領域に残るようなアピールをする事ができるのです。



 

 


自己紹介に集中する



職場によっては、年下の先輩や上司がいる事があります。就職したスタートが速かった場合、当然年齢にバラツキが出ますよね。そんな時、アルバイト感覚で接する事はタブーです。



 

相談にいらした方に『年下や、同い年の方が先輩にいて、とても安心しました。』と言ってしまった方が過去にいらっしゃいました。本人は『年が近く不安な事があれば相談しやすい』というもちろんポジティブな思考からの発言だったわけですが、その真意は先ほどの言葉からでは、周りの方には100%上手くは伝わらないようです。『アルバイト感覚?』『この業界で数年前から働いているのに年下だからと馬鹿にされたくない』と、感じ取ってしまう方もいらっしゃるのです。



 

学生から社会人になるという事は、学生時代にお金を払って学んで獲得した知識や内容を、今度は逆に、その知識を使ってお金をもらう、いわばアマチュアからプロにステージアップするという事です。学生という本業がある以上、どんなに先輩方より知識があったとしても、その内容の業務を中心とした生活をしている人には勝てません。例えその先輩が少し頼りなさげな部分が多くとも、やはりそれで生計を立てる事の出来るプロになります。言い方は良くないかもしれませんが一流のアマチュアでも、三流のプロには敵わないのです。



 

ゴマをする必要はありませんが、先輩方を自己紹介の場で必要以上に立てる必要はありません。下手に地雷を踏まないためにも、自己紹介の場はあくまで自己紹介に徹し、周りの方の事はひとまず置いておいて、自分という人間を存分にアピールしましょう。



 

 


客観視を常に念頭に



上記で提案した内容が出来上がったら、一度周りの親しい仲間内や家族に聞いてもらいましょう。自分の作ったシナリオが、自分の意図したように周りに伝わっているかを確認するのです。



 

人は常に脳内で会話をしています。人との会話をする際、その脳内でまとめた会話の全てを相手に話すのではなく、かいつまんで口から発し、相手もその口から発した言葉をつなぎ合わせ、全体像を相手なりに理解し、受け止めます。



 

自分の言葉は100%相手に伝わっていると想像しがちですが、実際には半分も伝わっていない事さえあります。年代や、生活環境などが違えば尚更伝わらないことも多いです。例えば、伝言お絵かきという物があります。実際に経験して頂きましょう。今からとある絵の5つの情報を提示しますので、その情報から想像して絵を描いてみて下さい。



 

1.紙は横向きに使ってください。

2.山があります。

3.山のそばに大きな湖があります。

4.湖のそばには赤い屋根の家があります。

5.空は晴れています。

 

以上の情報から、絵を描いてみて下さい。スクロールした先に元の絵があります。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伝言お絵かき

 

 

 

 

 

いかがでしょうか?全く同じ絵を描いた方はほぼいらっしゃらないと思います。あえて最小限の情報を伝えましたが、それでも大事な所を伝えたにもかかわらず、15人に1人は『紙を横にして~・・・』という部分さえも縦置きにするのです。



 

また、『赤い屋根』と言われて、多くの方が『三角の赤い屋根の家』を想像します。更に、『晴れている』という情報から『太陽』をイメージして昼間だと感じた方も多かったのではないでしょうか?自分ではしっかり伝えた気でいても、全く違う物をイメージする方がゼロではないのです。自分の言葉が100%周りにいる人に伝わると感じるのは少々危険な気がしますね。



 

 


 


情報を受け取る方も、発する方も十人十色。少しでも自分の真意に近いイメージを伝えるためにも、何人かの方に聞いてもらい、客観的な意見をもらい、そこからさらにイメージが伝わるように作りこむ事の大切さ、ご理解いただけましたでしょうか?



 

たかが自己紹介。されど自己紹介。自己紹介をするために集めた下準備のために、等身大の自分を自分自身が受け入れ、その後の人生が大きく変わることもあるかもしれません。新入社員の自己紹介ごときで・・・と捉えるか、それとも初めの一歩だからこそ!と捉えるか?それは人それぞれの考え方ではありますが、せっかくなので、一歩踏み出してみませんか?



 

 

2015年3月10日

written

by


同じカテゴリの記事をもっとみる

ライター

WRITERライター情報

RANKING

就活・キャリア記事ランキング

pagetop